カードマジックに関する文献
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「カードマジック」の記事における「カードマジックに関する文献」の解説
カードマジックの解説が登場した初めての文献は1584年にイギリスのレジナルド・スコットによって出版された『Discovery of Witchcraft』(『妖術の開示』)である。この本には5つのカードマジックが解説されている。そして1902年にアメリカのS・W・アードネスが出版した『The Expert at the Card Table』(邦訳『プロが明かすカードマジック・テクニック』)がはじめてのカード・テクニックの専門書となる。この本は本来はカードマジックの紹介ではなくイカサマ師の手口の紹介を目的として書かれた本であるが、ダイ・バーノンやロベルト・ジョビーなど多くのマジシャンが高く評価している。 その後、多くのマジシャンや研究家によってさまざまなカードマジックの専門書が書かれるようになった。有名なものを以下に挙げておく。 アーサー・バークリー 『Card Control』1946年。 ヒューガード、フレデリック・ブラウエ 『Expert Card Technique』1944年。 ヒューガード、フレデリック・ブラウエ 『The Royal Road to Card Magic』1949年。 ポール・ルポール 『Card Magic of LePaul』1949年(邦訳『ルポールのカードマジック』はすでに絶版)。 日本では、1725年に早水兼山によって書かれた『万世秘事枕』や1727年の『和国知恵較』にカルタを用いた奇術(和妻)が紹介されている。
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