アル・シエルの神(惑星の意志 他)
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「アルトネリコ」の記事における「アル・シエルの神(惑星の意志 他)」の解説
アル・シエルの神には主に2種存在し、一つが惑星アル・シエルの核でありその全てを生み出した存在である『惑星の意志』であり、もう一つが、後述の『レーヴァテイルオリジン』である。『惑星の意志』とは惑星アルシエルを構成する魂及びその魂の集合体の事である。最初は「原初の意志」と言われる、アルシエルを構築した「ユークリッダ」「クリューエ」「ホルス」の3柱が存在し、惑星構築の後この三神から様々な意志が派生し生まれてきた。アルシエルには数多な惑星意志がいて、第三期現在は随分と数が減っているが、それでも人間の数ほどは存在している。惑星の意志は『星の子』とも呼ばれ、通常は実体を持たないが、ごくまれに『具現化』『憑依』『転生』等の様々な方法で実体化しその強大な力を振るっており、そうした交流の中でやがて人間とテル族に『神』として認識されるようになってきた。人間の惑星の意志に対した意識は地域ごとの違いはあるが、『偉大で畏れ敬うべき者』として見ているのが一般的であった。このような神への畏敬が特に強かった地域はソル・クラスタであったという。一方、人間よりも高度な感覚を有し惑星意志達との接触の多いテル族達の間には『近しき世界の友人』という意識が強く、特に後にアルトネリコ第三塔が建てられたテル族の聖地「シェスティネ」の地は、唄石の宝庫であり、惑星意志達との交流がもっとも行いやすい土地との理由から、『世界の真理が集まる場所』とも呼ばれていたという。なお、惑星意志の中でもメジャーな意志達は『星巡り十二神』と言った形で神話に語られている。惑星アルシエルが属する星団の恒星は惑星意志よりも遥か上位に位置する存在で、惑星の意志たちからは主なる神「ソル」と認識されている。 惑星の意志一覧系統神の名神話の役割実際の意志役割直属の上司(親?)【地】ホルス 2930年まで存在を知られていなかった為神話には登場していない「地」系最高神に該当 惑星アルシエルの物理形成(D波的な部分)に関する全般を司る 無し 【天】那由他羅(なゆだら=ユークリッダ) 太陽神 「天」系の最高神 光と輻射、放射線、成層圏の維持管理 無し 【魂】六冠(ろっかん=クリューエ) 王の中の王、神を束ねる神 「魂」系の最高神 意志の中核的存在の一人で惑星意志達のHUB的存在。U波を司る 無し 【天】蒼天帝(そうてんてい=ソレイル) 空の神、風神 天候管理、大気圏の維持管理 ユークリッダ 【天】泥路(でいじ=ディジア) 山の神、火山の神 マントル対流、鉱石、土等の大地管理 ソレイル 【天】蒼痲ノ宮(そうまのみや=ソーマ) 災いの神、荒くれ神 淘汰による均衡、世界維持 ソレイル 【天】黒螺(こくら=フィラメント) 死神、貧乏神 世界永続の為の均衡管理 ソーマ 【魂】珠洲ノ宮(すずのみや=ヒュムノスフィア) 詩の神、創造神 3次元世界全般の創造母体。D波を司る クリューエ 【魂】紅禰命(こうでいのみこと=リステア) 武闘神、戦神 H波の衝突管理、調停、淘汰方面 ヒュムノスフィア 【魂】紗々ノ宮(さしゃのみや=サーシャ) 文明の神、知識神 D波管理、物質秩序管理 ヒュムノスフィア 【魂】堕天后(だてんこう=サラパトゥール) 愛の女神、堕落の神 H波の衝突管理、融和、共鳴方面 ヒュムノスフィア 【地】零獅姫(れいしき=レーレ) 魂の神、現世神。(大地系最高神と誤認されていた) 生命の創造神の中核的存在。H波を司る ホルス 【地】沙羅世命(さらのよめい=シャラノワール) 植物の神、森神、生命神 植物を中心とした生命の創造 レーレ 【地】咲夜琉命(さきやるめい=サキ) 救いの神、生命神 動物を中心とした生命の創造 レーレ 【地】紅蓮帝(ぐれんてい=ユリシカ) 火の神、文明の神 人類進化の促進と啓示 サキ 【地】アル・ルゥ(アルル) 第一期終了後に誕生したので無し 抗体の創造と統率 抗体頭脳 ホルス なお、通常の惑星意志の他に『半神』と呼ばれる惑星意志と人間を仲介する生命も存在し、原初の人間は必ず半神を片親もしくは両親としており、原初の時代に生まれた半神はそのまま人類の祖でもある。半神は人々を有る一定の方向へと導くという使命と共に地上に降り立ち、その使命を遂行するのではあるが、人として生まれたときから使命を自覚していることもあれば、ある日突然半神としての使命を思い出す場合も有り、後者の場合は『烈獅皇記~雷哭の天子』における雷哭美子のように悲劇の原因となることもある。また、「クルトヒュムネス ~神と対話した詩~」伝承本外典にて、それまで「神ではない」とされてきたメタファルス伝承の聖女ラプランカが試練の末、神として迎えられたとの記述がある。ただし完全なる星の意志(神)になったのか半神になったのかなど詳細は不明。 半神一覧系統半神の名雑記直属の神(親?)【天】知楽(しらく=シラク) 不明 ソレイル 【天】律詩童(りっしどう=ミュウ) 『謳う丘ハーヴェスターシャ』に登場。サラパトゥールに思いを寄せられたりしている。 ディジア 【魂】雷哭美子(らいこくびし=シェリーク) 『烈獅皇記~雷哭の天子』の主人公神の子としての使命と、恋との狭間で苦しむ。 リステア 【魂】灯冥后(とうみょうのきさき=テクノティカリーシャ) 不明 サーシャ 【魂】武天(ぶてん=マオ) メタファルス民話の主要登場人物。理想の体現者として描かれるラプランカに対して、悩み苦しむ不完全な存在として描かれている。 クリューエ 【地】豊穣獅姫(ほうじょうしき=ハーヴェスターシャ) 『謳う丘ハーヴェスターシャ』の主人公。サラパトゥールとミュウの奪い合いをしている。 レーレ 【不明】飛翔天(ひしょうてん=エオリア) 神話上で天地創造を行った『三謳神』の長女で風を司る。後述のオリジンとは別人 不明 【不明】碧珠天(へきじゅてん=フレリア) 神話上で天地創造を行った『三謳神』の次女で、大地を司る。後述のオリジンとは別人 不明 【不明】海淼天(かいびょうてん=ティリア) 神話上で天地創造を行った『三謳神』の三女で水を司る。後述のオリジンとは別人 不明
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