アニマシティの住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:06 UTC 版)
「BNA ビー・エヌ・エー」の記事における「アニマシティの住民」の解説
バルバレイ・ロゼ 声 - 高島雅羅 アニマシティ市長。ハダカデバネズミ獣人。落ち着いた物腰で、獣人の権利を守るためにアニマシティ設立に尽力してきた為、住民からの信頼は厚い。市長となる前は科学者であり、獣人で最初の博士号取得者でもある。また、みちるのことも対面前から認知しており、彼女の獣因子を調査し、元の姿に戻すべく助力することも約束している。 士郎とは第二次大戦末期のヨーロッパで獣人の人体実験を行っていた収容所に捕らえられていた時に出会って以降の仲で、彼の過去を知る唯一の人物であり、現在もよく仕事を依頼している。 石崎 浩一 声 - 乃村健次 ロゼ市長直属の部下。秘書やボディガードをこなす。 クロ 声 - 本橋大輔 士郎が飼っているカラスで彼が唯一心を許すペット。元々はロゼと同じ収容所にいた実験動物であり、その実験の過程で長い寿命と人語を解する高度な知能を持つ。 ジェム・ホーナー 声 - 家中宏 獣人生活協同組合(獣協)の組合長。ニワトリ獣人。アニマシティにやってきた新獣人達の面倒を見るのが主な仕事で、獣協のビルにみちるや士郎を住まわせている。鶏らしく、朝には鳴き声を上げており、みちるの目覚まし代わりになっている。 メリッサ・ホーナー 声 - 斉藤貴美子 獣人生活協同組合(獣協)の副組合長で、ジェムの妻。ウォンバット獣人。「銀狼」の敬虔な信者でもあり、毎日のお祈りを欠かさず、みちるが出かける際には必ずお手製のお守りを持たせている。 マリー伊丹(マリーいたみ) 声 - 村瀬迪与 自称ミンク獣人。アニマシティに向かう途中で獣人狩りに遭ったみちるを助けて以降、度々みちるに遭遇する。イタチやマングースと間違えられると怒ってミンクと訂正するが彼女が本当にミンク獣人かは不明。 詐欺などの犯罪行為に平然と手を染めていたり、裏社会の獣人ともコネクションがあるなど、儲けの為なら手段を選ばないが人脈は広く、扱う情報は有益な物が多い。度々みちるの前に現れては彼女を気ままに振り回すトリックスター的存在となっている。 立木 勇次 声 - 中博史 アニマシティ市警の警部。イヌ獣人(グレート・デーン)。 ルドルフ・フリップ 声 - 多田野曜平 マフィア「ザ・ファミリー」のボス。イルカ獣人。失態を犯した部下には制裁を下し、命を奪うことすら辞さない冷酷で残忍な性格だが、娘に対しては親バカと化す。父親が人間に捕まって食べられたことから士郎に負けず劣らずの人間嫌いでもあり、娘が人間界に行ってしまった際には取り返すべく人間に戦争を仕掛けようとした。 グラングランマ 声 - 一城みゆ希 女ギャングのボス。アメリカンファジーロップ獣人。みちるから盗まれた財布を返すよう迫られた際には孤児たちに読み書きを教えるよう依頼するが、実際は獣人売買に手を染めており、フリップの部下から借金返済を督促されたことで予定より早くみちるや孤児達を売り飛ばそうとしたが、現場を士郎に抑えられて逮捕された。 エルザ 声 - 小松由佳 グラングランマの部下。ライオン獣人。 日下部 勝 声 - 本橋大輔 フリップの部下。ブチハイエナ獣人。 矢場と裏取引していたところをみちるに目撃される。事件が明るみに出た責任からフリップに水死させられた。 矢場 広務 声 - 松島昭浩 メディカルセンター所長。インドサイ獣人。三村と組んで薬の横流しをしており、その際に廃棄するはずの獣因子試薬を誤って横流しする薬剤の中に入れてしまい、結果的にみちるとなずなが獣人化してしまったため、その発覚を恐れてメディカルセンターを爆破していたが、捜査を進めていた士郎によって捕らえられる。失脚後は留置所に収監されていたがボリスの面会後に突如ニルヴァジールシンドロームを発症して狂暴化して暴れ回るも、士郎と戦闘の末体を切り刻まれて死亡。その後の検視では獣因子に異常な変化が確認されている。 三村 文雄 声 - 保村真 メディカルセンター所員。カメレオン獣人。矢場の共犯者で、追ってきたみちるをビルから突き落とそうとする。立木に逮捕された。 ニナ・フリップ 声 - 前島亜美 イルカ獣人の中学生。フリップの娘。表向きは人間のふりをして動画投稿を行っている 無邪気で明るく好奇心旺盛な性格。父親とは対照的に人間界に強い憧れを抱いており、ひょんなことからみちると出会い、彼女の友達になる。その後SNSを通して知り合った人間の友人・リサ(声 – 志田有彩)が主催するパーティーにみちるとともに訪れる。そこで獣人であることが発覚するが、迫害されることはなかったものの人間側の獣人に対する知識不足が原因で命を落としかけたが、みちるに助けられる。みちるは彼女のことを心配していたが、本人は人間の街が自分が思い描いていた通りの世界だったことに満足していた。 ジャッキー 声 - 潘めぐみ 二頭身の熊獣人。スラム街の住民で構成された弱小野球チーム「ベアーズ」のキャッチャー。試合で選手の負傷によりメンバーが足りなくなったため、たまたま卓越した運動能力を見せたみちるを半ば無理矢理スカウトした。悪徳商法に引っかかるなど少々抜けているところがあり、貧しさゆえに豊かさを望むために八百長に走りかけたこともある。 第11話でニルヴァジールシンドロームを発症しなかった数少ない獣人の一人であり、第12話では事態収拾のためにみちるに協力する。 公式サイトのスタッフコメントによるとジャッキーは女性であるとのこと。 ダンテ 声 - 飛田展男 アイアイ獣人でベアーズの監督。いい加減な性格で試合中のベンチでも飲酒をしており、裏では野球賭博にも手を染めている。かつては獣人初のプロ野球選手として人間の球団に所属して注目されていたが、度重なる獣人差別に耐え切れなくなり試合中に暴力沙汰を起こしてしまい、現在に至っている。 賭博のためにベアーズを負けさせるようギャングから圧力をかけられていたが、純粋に野球を楽しむみちるやベアーズを見てかつての気持ちを取り戻し、賭博から足を洗う。 早乙女 声 - 最上嗣生 野球賭博の胴元。クワッカワラビー獣人。 ピンガ 声 - 浪川大輔 ワタリアホウドリ獣人で飛行能力を持つ。ワタリドリの特性で先祖代々海や陸を越えて移動しており、飛行用ゴーグルと通信用ヘッドセットを身につけている。獣人に人権が認められた現在では渡りで国境を超える際にはパスポートが必要となっていることを嘆いているが、基本的に飄々とした性格で、ワタリドリであることに誇りを持っている。かつては軍隊の獣人部隊に所属し、反獣人の過激派と戦ってきた経歴を持つ。 メテオール 声 - 宮城一貴 ハヤブサ獣人でピンガ同様飛行能力を持つ。闇の世界でメテオールと呼ばれており、本名は不明。金さえもらえば何でもする殺し屋。アランを襲撃するがピンガに阻止され逮捕される。矢場と同じ牢獄に収監されるが、怪物化した矢場の暴走に巻き込まれてしまう。その後の安否は不明。 ウマ獣人 声 - 陣谷遥 フリップの部下。サメ獣人と共に日下部のリンチに加わる。マリー伊丹の詐欺被害に遭い逆上するが、矢場と同様ニルヴァジールシンドロームで怪物化してしまう。シルバスタ製薬のロボットに鎮圧され、実験台として人間の姿にさせられる。
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