アキバ自警団(モグラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/03 15:22 UTC 版)
「AKIBA'S TRIP2」の記事における「アキバ自警団(モグラ)」の解説
秋葉原の治安維持を目的に、自主的に行動する集団。SNS「ポツリ」の情報から、それなりに知名度がある模様。 魔骸者との戦闘は傍から見ると喧嘩にしか見えないため、怪訝な目を向けられるときもある。 ナナシ(漫画版:春日野 祐樹) 声 - 逢坂良太 本作の主人公。普通の男子高校生でありオタク。秋葉原を気に入っており、観光名所などの地理に詳しい。 稀少グッズがもらえるというバイトに何となく応募したらしいがあくまで表向きであり、人体実験の被験者として人造吸血鬼・魔骸者(マガイモノ)にされてしまう。 実験後に処分される予定であったが、闖入してきた謎の少女・刻風雫の協力によって研究所からの脱出に成功する。しかし、その際に雫をかばい背中を殴打される。 怪我を負うことはなかったが、これが原因で半ば強引に雫に血を直接飲まされて「眷属」となってしまい、命の危険に晒される切っ掛けを作り出してしまう事になる。最終的に人間に戻れるかはルートによる。 地味な雰囲気と容姿のせいで周りから過小評価されることが多く、先入観や決め付けを嫌う。 突出した特徴は無いが、大抵の事をソツなくこなすぐらいには要領が良い。 鷺坂 登子(さぎさか とおこ)[トーコ] 声 - 斎藤千和 秋葉原近隣の女子大に通う学生であり、主人公の幼馴染で趣味はサイクリング。 本編の2年ぐらい前から秋葉原自警団に参加している為か、自警団の一員として活動している期間が長い。 スマートフォンなどの電子機器に弱くガラケーを愛用するが、使い古しているためにルートによっては機種変更をすることになる。 アイドルであるRINのファンではあるが、自警団の中ではオタク的要素が薄くアキバ事情に関しても詳しくないなど、地味に浮いている。正義感が強く身体能力と戦闘能力に自信を持っているが、慎重さに欠けた行動を取るために面倒を増やす事も少なくない。 口下手なのかあまり気の利いた事が言えず、フォローをしようにも陳腐な言葉が出るだけで全く意味を為さなかったりする。 本人は幼馴染である事を主張しているが、主人公とは殆ど顔見知りに近い関係でしかない。 カティ・ライコネン 声 - 山崎はるか 日本のアニメーションやJRPGが大好きで、勢いあまって留学してきたフィンランドの少女。自警団アジトとなっているゲームバー「モグラ」でメイドとしてバイトをしている。 秋葉原にいる皆の力になりたいという信念のもと、自警団の一員として主人公を微力ながら支援する。女性キャラではあるがヒロインではないため攻略不可能であり、好感度を上げるような選択肢自体が存在しない。 時折話すことわざなどがあやふやで「勝って兜の乙女ロード(意・勝って兜の緒を締めよ)」などの間違いを犯す。 とある人物から魔骸者と化した主人公同様に「変わっている」との指摘を受ける。ストーリーによっては悪用されるシーンもあるが詳細は不明。 TVアニメ版『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』では「TRIP 2」に登場していたがメイド喫茶にいる。 妹(ナナ/漫画版:春日野ナナ) 声 - 洲崎綾 主人公の妹。現在モグラの中に勝手に自室を作って引きこもり中。洋服と裁縫が好きなインドア派で主人公が集めた武器や服の合成を行える。 人付き合いが苦手で知り合いであろうと積極的に関わる事はない。ぶっきらぼうな物言いだが主人公だけは「にぃに」と呼んで慕っており、わがままを言いつつおつかい(妹ミッション)を頼んだりゲームで遊んだり会話でブラコンである事を暴露する程度に仲が良い。なお、バスタオル姿で一緒に風呂に入るのにも抵抗がない。 最後の妹ミッションで引きこもりとなった原因(実際は同級生の友人とのすれ違いと勘違いから始まった些細な問題)が明らかになり、選択肢を間違えなければ話し合いだけで無事に解決し、ミッション完了となる。 妹ミッションを全て達成する事でスタッフロール後に兄妹同士の(選択肢込みの)会話が追加される。 杉山 喜八(すぎやま きはち) 声 - 髙階俊嗣 ゲームバー「モグラ」のマスター。秋葉自警団のとりまとめ的な立場を取っている。 年長者だけあって秋葉原の事情に精通しており、主人公が引き受けるサブミッションの殆どは彼の元に寄せられた物であるため、主人公に斡旋する形で引き受けている。 ゲームバーの店長であるために見回りをする事は出来ず、忙しい事を嫌っている事もあって大抵の事は他のメンバーに任せているが、ルートによっては行方不明となったカティを探すために店を空けて外出する事がある。 何かと苦労人で、従業員であるカティに食事は美味しくないと言われたり、戒斗に罵られるなどいじられキャラの側面もある。 主人公に対しては多少頼りなく思う反面、誰よりも信頼している。 立花 悠斗(たちばな ゆうと) 声 - 柳田淳一 立花兄弟・双子の弟。秋葉原自警団の団員である。大学2年生。 主人公と同じ目線で物事を見る兄・カイトとは違い、客観的に見ることで的確な意見を出し、サポートにまわる。 基本的に社交的で面倒見のいい性格なので人付き合いが良く、人脈の広さがサブミッションの手助けになる事がある。頭脳労働が得意ではあるが、ヘタレで気弱な部分が目立つためにあまり期待されていない。 実はロリコンである。 立花 戒斗(たちばな かいと) 声 - 山下大輝 立花兄弟・双子の兄。秋葉原自警団の団員である。弟とは違い浪人生である。キャラクターTシャツにポスターと、一見してオタクと丸分かりな格好をしている。 主人公とは昔からの付き合いであり魔骸者となった後も変わらず仲間として接し、選択肢によってはツッコミを入れてくれたりノリに合わせてくれる。 オタクライフに支障をきたすという理由から、魔骸者を追い出して元の平和な秋葉原でオタクライフを送りたいと思っている。 弟に比べ劣っている点が多く、若干根に持っているのか「兄より優れた弟などいない」、「弟が兄より目立つのが気にくわない」などの発言が見受けられる。 大した取り柄は無いが、出来る限りの事をやろうとする意志と行動力を持っている。
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