アイントラート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 21:05 UTC 版)
「ラグナロク (小説)」の記事における「アイントラート」の解説
レディ・メーヴェ アイントラートの社長。 ウェーブした銀髪に憂いを帯びた紫紺の瞳が特徴の人形のように整った容姿の少女。およそ10歳程度にしか見えないが、齢5000を数える吸血鬼。 5000年前の大戦期にはレディ・ヘルという名で、人類を抹殺、殲滅すべき敵だとして最も苛烈に攻撃した事から「殺戮の淑女」と呼ばれ、人間に対する憎悪の凄まじさは同胞である闇の種族からも恐れられていた。これはラグナロクが「お前がどれほどの人間を無慈悲に殺戮したか忘れたとでも言うのか」と発言している点からも伺える。人口数百万人規模の防衛設備の揃った都市を単身かつ一晩で壊滅させたほどの力を有しており、都市への余波を考慮できないほどの恐慌に突き動かされた住人による、通常の上級眷属であれば考えるまでもなく命を落とす(パレル談)ほどの銃弾・砲弾・光子兵器の集中砲火を受けるも生存。ヴァルハラ側の見解では最古にして最強の吸血鬼。大戦期に一度だけ交戦したラグナロクは彼女が上級眷属の中でも桁違いの能力を有しており彼女の一撃ともなれば自分が無に帰する可能性すらあると述懐している。 穏やかな性格の持ち主ではあるが、ヴァルハラとの会談の際にオルカンの命を弄ぶかのようなランディの言動がきっかけで激怒し、ただ怒りを覚えたというだけで周囲に絶大な影響を及ぼした。また、強い意志の込められた言葉は催眠効果にも似た現象を発生させ、これに反抗しようとしただけでランディの脳が破壊される寸前にまで追い込まれるなど、その能力は他の上級眷属と比較しても別格。 パレルが言うにはアングルボザと並んでロキに最も近い存在らしい。ただし、パレル自身はアングルボザに対しては攻勢に出た反面、ヘルに対してはそんな事は思いもよらないとの事。イレーヌがレディ・メーヴェと万が一戦闘になった場合、できうる限り逃走せよと念を押し、アングルボザが「ヘルのお気に入りに手を出すと後が怖い」と発言し、シュタールが「いかにお前といえど」と自身よりレディ・メーヴェが上であると認識しているかのような発言をする等、要所要所で間接的にその強さが提示されている。 ある理由からかつての自身の行動に深い悔恨の念を抱いて人間との共存を望み、「アイントラート」を設立した。スニーカー・アルティメットガイドRAGNAROKの用語集では「作中における様々な謎に関する答えを知っていると思われ、五本の指に入る重要人物」と記述されている。 人類との共存という目標は、他の同胞からは憎悪の対象ではあるものの、レディ・メーヴェがいる限りは迂闊に手出しできない状況らしい。一方で、襲撃を行ったゲレーデは「指一本動かせない老いぼれ」だと聞いていたと語っており、情報には齟齬が生じている模様。 ベストラとは友人であり、彼女からはメーヴェと呼ばれているが、アングルボザやシュタール、トゥーゲントからはヘルと言う昔の名で呼ばれている。 テーゼ アイントラートの社長代理で、リロイの旧友。 「強靭なる弱者(シュヴァッハ・ヘルシャー)」と呼ばれる種族で脆弱な体ではあるが、額の第三、第四の目を開くことで多種多様な力が使える。 とにかくよく悩む。その為にまともな判断ができずに自己嫌悪に陥ることも。ついでに媚薬を飲まされると暴走する。この時はアズサとリロイ、そして薬屋の護衛の3人がかりでやっと気絶させることができた。 ネロス アイントラートの社員で吸血鬼。テーゼを見守り、自ら進んで汚れ役を買って出る事が多い。 飄々とした雰囲気を漂わせているが、強大な力の持ち主。ザントの見立てではロゼリアと同等かそれ以上の力を有している。 ロゼリア アイントラートの社員で吸血鬼。 お淑やかな性格。 少なく見積もってもSS級に匹敵する実力を有しており、アズサ、ザックの2人を相手に素手で渡り合える。 そのたおやかな外見とは裏腹にレディ・メーヴェを除けば吸血鬼の中では最強ランクの実力を持っている。(スニーカー・アルティメットガイドRAGNAROKを参照) 意外とお茶目な性格で、ビル内に侵入したザントのすぐ側に転移して驚かせるという悪戯もしてみせているが、人間に対しては優しい。 吸血鬼といっても必ずしも血を吸わなければ生きていけないということではないらしい。ジェイスの揶揄にロゼリアは「私達は血を吸って生きているわけではないのよ」と返答している(外伝 アウトサイダー参照) 血を吸わなくても生きていける代わりに大量の食事が必要らしい。ロゼリアは紙袋に入った三人分の量の食事をリロイに見せていた。これでもダイエットしていて少なめにしているらしい。「だとしたら普段はどれだけ食べるのだろうか」とラグナロクも疑問を胸中で発していた。 オルカン アイントラートの社員。 レディ・メーヴェに心酔し、付き従っているだけで、人間との融和を望んでいるわけではなく、未だに人間を蔑視の対象としているかのような節が多々見受けられる。 特異な能力は有していないが、己の肉体を武器として戦う武闘派タイプ。 ヴァルハラとアイントラートの会談の際はテーゼ、ネロスと共にレディ・メーヴェに同行。イレーヌのある一言に激昂して襲い掛かるがランディによって妨害、殺害される。 ベアトリス アインラートの社員で水を操ることの出来る種族。 ヴァルハラに捕まった母を助けるためにアインラートを裏切り、ヴァルハラの内通者となっている。 ヴァルハラによるアイントラート襲撃の案内役を行い、ヴァラハラの手助けを行うも、母親が既にヴァルハラの実験によって死亡していることを知らされた上でザントによって命を奪われる。 エイル アイントラートに属する人間の女医。神話の医療の女神が元になっているが、こちらは神話と違ってとにかく口が悪く気性も激しくて外伝・アウトサイダーではカルテイルの腹部にパンチをお見舞いするほど(もっとも鍛え抜かれたカルテイルの腹筋はびくともせず、殴ったエイルの方が痛かったようだ)。 医者のくせに勤務中でも酒を飲んだりしている不良女医。実際にフリージアが産気づいた時にテーゼ達が医務室に向かった時は彼女は酒を呑んでいた。 口も態度も悪いが腕は確かで医者としての確かな倫理観、使命感も持っている。日頃から彼女の世話になっている病弱なテーゼはエイルに頭が上がらない。 アウトサイダーではザントの念力攻撃によって機材の下敷きになったりした。そのせいか第10巻「廃都の幻影」では顔にアザが残っているが、それでも相変わらず口は悪くて有能な女医として活躍しているエイルが登場している。
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レディ・メーヴェが運営する企業。イグリスに本社を置く。レディ・メーヴェを含め幹部クラスは概ね人類との共存を望む《闇の種族》で構成され、彼らの正体を知った上で社員として務める人間も多くいる。
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