アインツベルン家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:23 UTC 版)
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の記事における「アインツベルン家」の解説
衛宮 士郎(えみや しろう) 声 - 杉山紀彰 イリヤの義兄。穂群原学園高等部に通っており、弓道部に所属している。引き取られて同居を始めた頃のセラの料理はドイツ・フランスなどのヨーロッパ料理に比重が置かれていたため和食や中華を食べたいがために始めた料理が得意で、非常にこだわりを持っており、真剣かつ劇画な顔で「料理に関して嘘は許さない」と言うほど。ドラマCDで旅先へ料理できるように調味料および調理器具一式を持っていかないと落ち着かないと語っており、工具一式も同様である。 原作では主人公でイリヤの義理の弟であったが、今作ではイリヤの義理の兄で脇役。家も原作の平屋ではなく、普通の近代的一軒家にイリヤ達と4人で暮らしている。 凛とルヴィアはクラスメートになっており、この二人とのラブコメイベントが多発しているらしい。ほぼ毎日この二人の喧嘩に巻き込まれる形で半死半生の目に遭わされている。二人以外にもフラグが発生している。ラッキースケベを乱発している模様。 基本的に女難の相が出ており、家に居ようが学校に居ようが気の休まる暇が無く更に激化しつつある。最近家の女性比率の問題で養父に帰ってきてほしいと願っている。 アイリスフィール・フォン・アインツベルン(Irisviel von Einzbern) 声 - 大原さやか イリヤの母。普段は夫である切嗣とともに海外で行動している。愛称はアイリで漢字を当てて愛理と表記し名乗る 事もある。 イリヤを出産し育てるうちに母性愛に目覚め、自らを取り巻く殺伐とした状況に疑問を抱き、娘をその運命から解放するために、魔術師の家系であるアインツベルンから出て平穏に暮らすことを望んで、アインツベルン家千年の悲願を自ら放棄した。それに伴い魔導器として調整されてきたイリヤの知識と使命に対する忠誠心(後にクロとして結実する記憶)を封印。夫と共に10年前に起こるはずだった聖杯戦争を未然に防いだ。 自らの力に気付いて戦線を離脱したイリヤの前に現れ彼女を叱咤した。『ツヴァイ』にも登場し、イリヤとクロの戦いを強引に終わらせている。イリヤの危難に関しては「母親の勘」を最大限に活用して察知し夫に呆れられている。またイリヤの教育に対しては自身が夫とともに海外を飛び回っていることからセラ任せとなっており、ある意味で奔放主義な部分が見られるが、同時に娘を心配して遠巻きに見守るような行動をする事もあるが多分に好奇心から覗き見ている。 「娘を運命から守る母親」としての精神の強さを持ち、大雑把で破天荒かつ能天気でお調子者の面が強調されている。ただし、この性格は素ではなく周囲に対して事態を深刻に考えさせないためのポーズの可能性も示唆されている。 セラ(Sella) 声 - 七緒はるひ 通称・セラお母さん。やっていることは原作と変わらず、イリヤの教育係のようである。 服は原作におけるメイド服でなく普通の服。ただしメイド服も常備している。 留守のアイリから家事を任されている。イリヤに対しては「魔術とは無縁の普通の女の子でいてほしい」と甘いが、士郎に対しては「長男(家長代理)の自覚を持て!」と手厳しい。また、イリヤに対していつか手を出すんじゃないかと疑っている。 士郎が家庭的スキルを発揮して家事担当を当番制にしてしまったことで、自分のポジションが奪われるのではないかと密かに警戒心を抱いている。日本にやってきて士郎と同居を始めた当初は洋食メニューばかり作っていたが、現在では和食・中華も完璧にこなせる。 ここ10年程維持してきた体重が増えてしまった際はダイエットを行った。 リーゼリット(Leysritt) 声 - 宮川美保 通称・リズお姉ちゃん。趣味はアニメ鑑賞。セラと同じく普通の服。 セラのメイド服姿を「ヘンな服」と言うなど職業意識は低く、基本的には家でだらだら過ごしている。同じくアニメ好きのイリヤからは「リズお姉ちゃん」と呼ばれている。セラとは姉妹関係であるらしい。 セラ、リズともに10年前には存在しており、切嗣とアイリの出奔に自らの意思で同行した。 衛宮 切嗣(えみや きりつぐ) 声 - 小山力也 イリヤの父で士郎の養父。後に聖杯戦争に繋がりうる様々な因果の萌芽を摘み取るため、アイリとともに海外で「戦い」をしているらしい。基本的な家族構成の成り立ちは原作と同様であるが、アイリとは「いろいろあって」正式に結婚していない。本作では主にイリヤの回想の中での登場となるが、頭から水をかぶり、本来、顔が描写されるべきはずの部分が跳ねた水によって遮られているなどアイリの破天荒さの犠牲となってしまっているため顔面や詳細な姿が描写されていない。 10年前のアイリの判断に「8か月の生命が千年の悲願に勝るとは」と、その愛情に驚くも「きっと間違いじゃない」と支持して現在に至っている。
※この「アインツベルン家」の解説は、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の解説の一部です。
「アインツベルン家」を含む「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の記事については、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の概要を参照ください。
- アインツベルン家のページへのリンク