絵巻物
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絵巻物(えまきもの)は、日本の絵画形式の1つで、紙もしくは絹を水平方向につないで、長大な画面を作り、情景や物語などを連続して表現したもの。「絵巻」とも言う。絵画とそれを説明する詞書が交互に現われるものが多いが、絵画のみのものもある。
注釈
- ^ 『鳥獣戯画』4巻のうち、丙丁2巻は鎌倉時代制作と思われる。
- ^ 徳川本は、再修復時に軸装に戻された。“徳川美術館 源氏物語絵巻を修復公開 83年ぶり巻物に” (2018年11月3日). 2020年2月25日閲覧。
出典
- ^ 永青文庫 2015.
- ^ 佐伯英里子「用語解説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、528頁。
- ^ 佐伯、前掲、525頁。
- ^ 宮本 1981.
- ^ 黒田 1996.
- ^ 黒田 2004.
- ^ 佐伯英里子「物語絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、124-125頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、10頁。
- ^ 佐伯英里子「説話絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、126-127頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、11頁。
- ^ 佐伯英里子「合戦絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、130-131頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、11頁。
- ^ 佐伯英里子「お伽草子」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、128-129頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、11-12頁。
- ^ 内田啓一「経典絵巻と縁起絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、132頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、7頁。
- ^ 中野玄三・加須屋誠「社寺縁起絵の世界」、『仏教美術を学ぶ』、思文閣出版、2013年、122頁。
- ^ 加須屋によると、寺社縁起絵と呼ぶべきという異論もあるものの、1971年に奈良国立博物館で開催された社寺縁起絵展をきっかけに、社寺縁起絵という学術用語が美術史学・国文学・民俗学など人文学諸分野で広く用いられるようになった、という。加須屋誠「中野玄三論」、中野玄三・加須屋誠『仏教美術を学ぶ』、思文閣出版、2013年、255頁。
- ^ 内田啓一「経典絵巻と縁起絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、133頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、8頁。
- ^ 内田啓一「伝記絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、134-135頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、9頁。
- ^ 佐伯英里子「物語絵巻」、榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』改訂版、東京美術、2012年、125頁。真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、12-13頁。
- ^ 真保亨「概説」、梅津次郎監修『絵巻物総覧』角川書店、1995年、14-15頁。
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