桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 16:27 UTC 版)
評価
売上
2023年12月21日、ダウンロード版を含む累計出荷本数が100万本に達した[4][5][6]。
登場駅
本作のマップは、ヨーロッパ・中東・アジア・アフリカ・オセアニア・北米・中南米の7エリアに大別されており、エリア飛びカード等でもその区分けが採用される。
- 凡例
- (初) - 今作で初登場の駅
- (再) - 『USA』に登場したが『WORLD』で廃止され、今作で復活した駅
- (変) - 『USA』『WORLD』[注 3]では別の種類の駅だった駅
- (途) - 途中から出現する駅
- (特) - 特別マップのみの駅
- 空港駅は、特別マップの(特)のみ載せる。
- 港駅は、表記しない。
物件駅
全部で366駅。出典:[7]
ヨーロッパエリア
- 北欧
- 西欧
- 南欧
- 東欧
- ロシア
中東エリア
アジアエリア
- 東アジア
- 東南アジア
- 中央アジア
- 南アジア
アフリカエリア
- 北アフリカ
- 西アフリカ
- 中部アフリカ
- 東アフリカ
- 南部アフリカ
オセアニアエリア
北米エリア
- アメリカ合衆国
- カナダ
中南米エリア
- 中米・カリブ海
- 南米
- マラカイボ(初)
- カラカス(初)
- シウダーグアヤナ(初)
- ボゴタ(初)
- カルタヘナ(初)
- メデジン(初)
- ククタ(初)
- キト(初)
- マチャラ(初)
- ガラパゴス
- パラマリボ(初)
- ジョージタウン(初)
- ピウラ(初)
- イキトス(初)
- チンボーテ(初)
- アレキパ(初)
- リマ
- クスコ(初)
- ラパス(初)
- スクレ(初)
- ウユニ
- ブラジリア
- マナウス(変)
- マカパ(初)
- ポルト・ヴェーリョ(初)
- リオデジャネイロ
- サンパウロ
- フランカ(初)
- クリティバ(初)
- ポルト・アレグレ(初)
- フォルタレザ(初)
- ベレン(初)
- カラジャス(初)
- アラカジュ(初)
- ゴイアニア(初)
- サルヴァドール(初)
- クイアバ(初)
- シウダデルエステ(初)
- アスンシオン(初)
- モンテビデオ(初)
- アリカ(初)
- サンティアゴ
- プエルトモント(初)
- テムコ(初)
- イースター島
- サルタ(初)
- トゥクマン(初)
- サンフアン(初)
- コルドバ(初)
- ブエノスアイレス
南極エリア
カード売り場駅
アジアエリア(カード駅)
中東エリア(カード駅)
北アメリカエリア(カード駅)
中央・南アメリカエリア(カード駅)
アフリカエリア(カード駅)
ヨーロッパエリア(カード駅)
オセアニアエリア(カード駅)
- F・フィッシュ・コーブ(初)(特)
- アリススプリングス(初)(特)
- クイーンズタウン(初)
ナイスカード駅
カードバンク駅
ヘリポート駅
給油駅
カジノ駅
スーパーカジノ駅
精霊教会駅
宝くじ駅
空港駅
港駅
- アジアエリア(港駅)
- オセアニアエリア(港駅)
- 中南米エリア(港駅)
- 北米エリア(港駅)
- ヨーロッパエリア(港駅)
- アフリカエリア(港駅)
- 南極エリア(港駅)
- 南極大陸[注 11]
カード
全107種類。
新カード・復刻カード
出典:[8]
本作では確率で消失するまで何度でも使用できた「周遊カード」が廃止になった代わりに、カードごとに3回分の利用容量とごく少数に点在する「給油駅」に到着することで利用容量(回数)を補給できる「タンク系カード」が登場。残りの利用容量はカード名の横に目盛りで表示される。
マップが広大になった関係上、振るサイコロが増加するカードを多用することが前提となるため、プロペラカードが安価で入手しやすく、以降の上位カードはカード枠数を圧迫しない代わりに購入価格が大幅に上昇するゲームバランスになっている。
タンク系カードには★マークを記す。
- プロペラカード★
- サイコロを2個振れる。
- 双発プロペラカード★
- サイコロを3個振れる。
- ジェットカード★
- サイコロを4個振れる。
- 音速カード★
- サイコロを5個振れる。
- 超音速カード★
- サイコロを6個振れる。
- ライトニングカード
- サイコロを8個振れる。上記までのカードと異なり、使用回数は1回限り。
- 東へ!カード
- 自分の場所を基準とした東側のいずれかにぶっとぶ。
- 西へ!カード
- 自分の場所を基準とした西側のいずれかにぶっとぶ。
- エリア飛びカード★
- 従来までの地方へ!カードの世界版。任意の大陸に移動できる。
- 空港飛びカード★
- 4個所表示される候補の中から行きたい空港に飛べる。旧作のエアポートカードと同じ効果。
- 熱気球カード
- 熱気球で上昇し、その中でおおむね画面中に表示されている駅を指定して飛ぶことができる。線路が繋がってない場所やうんちを飛び越えられるだけでなく、うんちが置かれている駅にも止まれる。
- 落下傘カード
- 空路から地上に移動する。最短の地上から少し離れた位置になる可能性があるが、よほど運が悪くない限りは明後日の方向には飛ばない。
- 空港うんちカード
- 成田空港 / アムステルダム空港 / アトランタ空港 / ケアンズ空港の合計4か所にうんちを落とすカード。
- 途中下車カード
- 移動時、サイコロの出目では止まれない途中駅に止まることが可能になる。発動時に、サイコロを使用する移動系カードと併用可能。
- 満タンカード
- 従来の期間延長カードの名称変更。タンク系カード1つを選択して容量を回復し、さらに回復したカードを続けて使用するか選択可能。
- 虎に翼×2カード
- 従来の虎につばさカードの効果がさらに2倍、すなわち目的地到着時に通常の4倍の到着金を受け取れる。従来の虎に翼カードも存在する。
- めざましカード
- もっているだけで、冬眠などの行動不能になっている時に行動可能になるが、行動可能にできない効果もある。
- 100億円カード
- 100億円手に入る。
- 1000億円カード
- 1000億円手に入る。
- 順番変更カード
- 順番がシャッフルされる。
- シャッフルカード
- 全員のカードがランダムに入れ替わる。『タッグマッチ』以来の再登場。
- 場所混ぜカード
- プレイヤー全員の位置がランダムに入れ替わる。
- ガス欠カード
- 従来の周遊禁止カードと同様に、タンク表示のあるカードをメモリ残り1にしてしまうカード。
- 海老で鯛をカード
- このカードと相手のカードを交換できる。旧作のカード交換カードと異なり、相手の手元には海老で鯛をカードが残る。
- 緊急着陸カード
- 空路上にいる相手を最寄りの空港まで移動させ、さらに1回休みとさせる。
- 地球の裏側カード
- 現在位置から地球の裏側にある陸地のマスへ移動するカード。対象を指定でき、他人だけでなく自分も移動することが可能。地球の裏側に位置する場所に陸地が無い場合は使えない。
- 偏西風カード
- 相手全員を偏西風で西から東へ吹き飛ばす。地上よりも空路にいる方がより遠くへ飛ばされる。
- 秘境探検カード
- 従来の屯田兵カードのリニューアル。誰かを世界の秘境(ルーレットで決定)に飛ばし、さらに1回休みとさせる。
- ナマハーゲンカード
- プレイヤーの位置、時期にかかわらずいつでもナマハーゲンを呼び寄せることができる。
- ボンバーマンカード
- 自分のいる場所に爆弾を設置する。2ターン後に爆発し、爆風は十字状に7マス広がる。爆風上に爆弾があった場合は原作よろしく誘爆する。ただしうんちが置かれていた場合(殿様うんち含む)は壁となって止まるかわりにうんちが燃えて消滅してしまう。爆風に巻き込まれたプレイヤーは持ち金が減ってしまう。爆弾を通り抜けることは出来ない。
続投カードの変更点
- 「ぶっとびカード」、「物件飛びカード」、「☆飛びカード」、「6大都市カード」、「強奪飛びカード」、「バキュームカード」がタンク系カードに変更。
- 「あっちいけカード」がキングボンビーとデストロイ号以外の全ての形態のボンビーに対して有効となった。ただし、成功しない場合もある。
- 「シンデレラカード」は12月に効果が切れなくなったが、桃太郎ランド以外にもプレイヤー全員の総資産に応じて引き換えられる物件の金額に上限が設けられた。
- 「虎につばさカード」の「翼」が漢字表記になった。
- 「豪速球カード」の演出が変わり、球体の回りをボールがぐるぐるまわるようになった。
注釈
- ^ 携帯電話向けの作品を含めると4作目となる。
- ^ Switch版の監督兼ゲームデザイナーである桝田省治は「DS版『WORLD』を試遊したところ、日本から最も遠い駅がハワイに設定されていたことに気づき、『令和』の教材版である『桃太郎電鉄 教育版 Lite 〜日本っておもしろい!〜』も出しているのにそれではよくないと判断した」とDS版ではループ移動ができないかのようにインタビューで語っているが、正しくはDS版『WORLD』でも、全物件を独占することでご褒美としてアジアとアメリカを結ぶ空路が解禁され、地球全体を左右のみではあるがループ移動できる仕様がとられている。このような仕様となった経緯について記念仙人からプレイヤーへのメッセージとして「『桃太郎電鉄WORLD』はすごろくだからわざと画面固定にしておいたのぢゃ!」とゲーム中に表示される。また、ループ空路解禁後は目的地までの距離の計算も変化し、ハワイにいるときに東京が目的地になっても近いマス数で算出される。
- ^ 世界が舞台の作品以外を除く。
- ^ a b カリブ海にあるが、ヨーロッパに分類されている。
- ^ a b ゲーム内ではアフガニスタン・イスラム共和国(2013年 - 2021年)の国旗が表示される。
- ^ ゲーム内ではエルサレムの帰属国は表示されず、国旗掲示もない。発売前に行われた先行配信動画内では、イスラエルの首都と記載されていた。
- ^ a b c 世界編では初登場。
- ^ a b ゲーム内では国旗は表示されない。
- ^ a b c d e フランスの海外県なので、フランス国旗を表示している。
- ^ a b 北マリアナ諸島にあり東南アジアからしか行くことができないが、北アメリカに分類されている。
- ^ a b ゲーム内ではゲーム独自の国旗となっている。
- ^ a b 特別マップでは、最初からカードバンク駅となっている。
- ^ ウェイファー・ベイ(Wafer Bay)は、ココ島(ココス島)の船舶が停泊できる湾の1つ。
- ^ 「アパレシーダの聖母」で世界的に有名な、サンパウロ州の地方都市。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be 同一名称の地域・都市の港湾施設。
- ^ ポート・ジャクソン湾。
- ^ 正式名称は現地語読みの「パスクア島」。
- ^ 黄色マスが変えられる対象となった場合、ナイスカードマスは対象外。
- ^ 前作の通常プレイでは使用でターン終了とならなかったが、10年トライアルや桃鉄GPなどではターン終了となる方式だった。
出典
- ^ a b “【桃鉄】『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』が11月16日発売、世界旅行ボンビーが新登場【Nintendo Direct】”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2023年6月21日). 2023年6月22日閲覧。
- ^ a b “『桃鉄』新作『桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜』が2023年発売! 今度の舞台は世界に【Nintendo Direct】”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2023年2月9日). 2023年2月9日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊ファミ通』2023年8月17・24日合併号, pp. 128–131, 「開発陣に深掘り」.
- ^ “『桃鉄ワールド』 累計出荷本数100万本突破!! | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント”. www.konami.com. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “『桃鉄ワールド』累計出荷数100万本を突破。『桃鉄 令和定番』の累計販売本数も400万本超えに | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年12月21日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2023年12月21日). “「桃鉄ワールド」の累計出荷本数が100万本を突破! 「桃鉄 令和定番」の累計販売本数は400万本超えに”. GAME Watch. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “公式サイト”. 桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~ (桃鉄ワールド) 公式サイト. コナミデジタルエンタテインメント. 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b c “桃鉄ワールド先取りガイド”. 桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~ (桃鉄ワールド) 公式サイト. コナミデジタルエンタテインメント. 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b c 『週刊ファミ通』2023年8月17・24日合併号, p. 126.
- ^ 『Nintendo DREAM』2024年1月号, p. 44.
- ^ a b c 『公式ガイドブック』, p. 22.
- ^ 『Nintendo DREAM』2024年1月号, p. 45.
- ^ a b c d 『週刊ファミ通』2023年8月17・24日合併号, p. 127.
- ^ 桝田省治; 岡村憲明(インタビュアー:TOKEN)「球体マップや目的地の選定などの制作エピソードを語った「桃鉄ワールド」桝田省治氏、岡村憲明氏インタビュー【TGS2023】」『Gamer』、イクセル、2023年9月24日 。2023年9月26日閲覧。
- ^ “【月コロ12月号特報】合計400名に当たる超チャンス爆来! ポケカ、デュエマ、ベイX、桃鉄の最新ホビー&ゲーム4大銀はがしを見逃すな!!”. コロコロオンライン. 小学館 (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ 『月刊コロコロコミック』2023年12月号, p. 512, 「桃鉄一家〜世界旅行が6930円!?〜」.
- ^ 『月刊コロコロコミック』2023年12月号, pp. 60–63, 「桃鉄ワールド速報」.
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