ノヴォクズネツクとは? わかりやすく解説

ノボクズネツク【Novokuznetsk/Новокузнецк】

読み方:のぼくずねつく

ロシア連邦中部ケメロボ州都市トミ川上流部アバ川、コンドマ川との合流点位置する1930年代よりコンビナート建設発展クズバス炭田主要な工業都市一つになった1931年以前の名称クズネツクシビルスキー、1931年から1932年はノボクズネツク、1932年から1961年までスターリンスク以降、ノボクズネツクに戻された。


ノヴォクズネツク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 23:51 UTC 版)

座標: 北緯53度45分 東経87度07分 / 北緯53.750度 東経87.117度 / 53.750; 87.117

ノヴォクズネツク
Новокузнецк

ノヴォクズネツクのMayakovsky Square
市旗 市章
位置

ケメロヴォ州の位置
ノヴォクズネツク
ノヴォクズネツク (ケメロヴォ州)
座標 : 北緯53度45分 東経87度47分 / 北緯53.750度 東経87.783度 / 53.750; 87.783
歴史
発見 1618年
都市の成立 1689年
旧名 クズネツク(1689年-1931年)
スターリンスク(1932年-1961年)
行政
ロシア
 連邦管区 シベリア連邦管区
  ケメロヴォ州
 市 ノヴォクズネツク
市長 Valery Smolego
人口
人口 (2021年現在)
  市域 537,480人
  備考 [1]
その他
等時帯 KRAT[2] (UTC+7)
夏時間 なし[3]
公式ウェブサイト : http://www.admnkz.ru/

ノヴォクズネツクНовокузнецк発音/nəvəkʊzˈnʲetsk/意味:"new smith's": Novokuznetsk)は、ロシア連邦シベリア連邦管区ケメロヴォ州の都市。人口は53万7480人(2021年)で、州都ケメロヴォと互角である。石炭産業が盛ん。ノボクズネツクとも。

歴史

1618年、コサックによってトミ川に面する要塞Кузне́цкий острогKuznetsky ostrog)として建設され、1689年にクズネツクКузне́цкKuznetsk)と呼ばれるようになった。1930年代、スターリンの施策によって急速に発展し、重要な工業都市となる。

1931年にノヴォクズネツク(新クズネツク)に改称。翌1932年にスターリンに因みスターリンスクСта́линскStalinsk)と改められたが、1961年にノヴォクズネツクに戻された。

1857年に、ここでフョードル・ドストエフスキーが最初の妻マリア・イサエヴァ(Maria Dmitriyevna Isaeva)と結婚している。

第二次世界大戦後、第525収容地区(ラーゲリ)が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された歴史がある[4]

姉妹都市

ギャラリー

脚注

  1. ^ CITY POPULATION”. 2023年5月22日閲覧。
  2. ^ 2011年3月27日まではUTC+7だったが、それまでの夏時間を通年の標準時とする形で夏時間制が廃止されたためUTC+8となった。2014年10月に再び標準時が変更されたため現在はUTC+7。
  3. ^ 2011年3月27日まではクラスノヤルスク夏時間 (Krasnoyarsk Summer Time、KRAST) があり、 UTC+8 であった。
  4. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318 

関連項目




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