ケートマンスフープ

デジタル大辞泉

ケートマンスフープ【Keetmanshoop】

読み方：けーとまんすふーぷ

ナミビア南部の都市。標高約1000メートルの高原に位置する。1866年、ドイツ人宣教師らにより、少数民族のナマ人への伝道拠点として建設。首都ウィントフーク、港町リュデリッツ、および南アフリカと鉄道で結ばれる。牧羊が盛んで、カラクール種の毛皮の産地として知られる。ケートマンスホープ。

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ケートマンスフープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/01/03 04:16 UTC 版)

ケートマンスフープ Keetmanshoop
ケートマンスフープの空撮（2019年）
印章
標語：  Laborando vincimus
ケートマンスフープ ナミビア内の位置
南緯26度34分43秒 東経18度8分0秒 / 南緯26.57861度 東経18.13333度 / -26.57861; 18.13333
国	ナミビア
州	カラス州
選挙区	ケートマンスフープ都市圏
創立	1866年4月14日
人口
• 合計	16,800人
等時帯	UTC+2 (中央アフリカ時間)

ドイツ南西アフリカのための切手の消印1899ケートマンスフープ

ケートマンスフープ(アフリカーンス語: Keetmanshoop)は、ナミビアの都市。ナミビア南部に位置し、カラス州の州都である。人口16800人。トランスナミブ鉄道が走っており、北の首都ウィントフックや南の南アフリカ共和国のウピントンと連絡している。国道B1号 (ナミビア)もこの街を通る。

概要

ケートマンスフープは1866年4月14日、この地のナマ人たちへの布教拠点として、宣教師ヨハン・ゲオルグ・シュレーダーによって建設された。ケートマンスフープ（ケートマンの希望）という街の名前は、この布教の資金を出していたドイツ人の実業家ヨハン・ケートマンから取られた。

気候

ケートマンスフープの気候
月	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	年
平均最高気温 °C （°F）	34.8 (94.6)	34.0 (93.2)	32.2 (90)	28.8 (83.8)	25.0 (77)	21.7 (71.1)	21.3 (70.3)	23.5 (74.3)	27.2 (81)	30.1 (86.2)	32.4 (90.3)	34.5 (94.1)	28.8 (83.8)
平均最低気温 °C （°F）	19.0 (66.2)	19.3 (66.7)	17.8 (64)	14.4 (57.9)	10.4 (50.7)	7.0 (44.6)	6.4 (43.5)	7.5 (45.5)	10.7 (51.3)	13.7 (56.7)	15.7 (60.3)	17.6 (63.7)	13.3 (55.9)
降水量 mm （inch）	24 (0.94)	42 (1.65)	36 (1.42)	15 (0.59)	5 (0.2)	2 (0.08)	1 (0.04)	1 (0.04)	3 (0.12)	6 (0.24)	11 (0.43)	13 (0.51)	159 (6.26)
% 湿度	28	36	40	40	38	39	36	31	27	24	24	25	32.3
平均月間日照時間	353	300	312	306	304	287	305	323	319	343	348	370	3,870
日照率	84	82	82	89	91	91	93	93	89	87	86	86	87.8
出典：Tabulation of Climate Statistics for Selected Stations in Namibia

交通

空港

• ケートマンスフープ空港

鉄道

• トランスナミブ

道路

• 国道B1号
• 国道B4号
• 国道C16号
• 国道C17号

出身人物

• レスリー・クリム - ラグビー選手。
• PJ・ヴァンリー - ラグビー選手。

関連項目

• ナミビアの都市の一覧