オンラインゲーム オンラインゲームの概要

オンラインゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 05:35 UTC 版)

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テーブルトークRPGチャットプレイである「オンラインセッション」や投稿参加型のマルチユーザーゲームである「定期更新型オンラインゲーム」など、必ずしもコンピュータによるゲーム進行処理やリアルタイム処理を必要としないゲームプレイも、オンラインの場で多数のユーザーを集めて行うものはオンラインゲームと呼ぶこともある[3]

概要

コンピュータネットワークを介して専用のサーバや他のユーザーのクライアントマシンであるパソコンゲーム機と接続し、オンラインで同じゲーム進行を共有することができるゲームである[1]インターネットが普及した後のオンラインゲームのほとんどはインターネットを介して接続するようになっているが、それ以前にもLAN環境を利用したり、ダイヤルアップ接続でアクセスしたりするものは存在した。古くは、専用機による囲碁将棋による遠隔対局システムもあった。既存のゲームのプレイ環境がオンラインに変わっただけのオンライン囲碁から、オンライン専用にデザインされたMORPG/MMORPGまで、様々なバリエーションが存在する。流通形態がパッケージではないダウンロードゲームを指す場合もあったが、現在では多人数参加型のゲームをオンラインゲームと呼ぶことが一般化した[1]

専用アプリケーションを使わずプログラム言語、HTMLソースでの汎用処理を行い主にWebページで動作するゲームはCGIゲームブラウザゲーム(Webゲーム・Webアプリ)となる。特に不具合解消あるいは新機能追加を目的としたヴァージョンアップのために、製作元のサイトからパッチが提供され、そのダウンロードが必須になることがある。またソフトの不正コピー対策などのための認証に、プレイ中ネットワーク接続が必須の仕様になっている場合もある。これらパッチのダウンロードや認証のためにオンラインであることが必要なだけで、他ユーザーとはゲーム進行が共有できない場合には、オンラインゲームとは呼ばれない。ゲームの進行中はオンラインである必要はないが、開始や終了時にプレイ内容などのゲーム情報などが送信され、ランキングその他の情報として集計されるシステムを搭載するゲームについても、基本的に他ユーザーとゲーム進行が共有できない場合はオンラインゲームに含まれない。こうしたゲームは「ネット対応」などと表現される。

料金制度は、ゲーム製作(運営)企業によりゲームサーバが運営されている場合、一部の小規模なものを除き、ユーザーが月額いくらかの利用料金を支払う事でゲームプレイ可能期間を購入する定額課金制と、基本プレイ料金は無料だがゲーム内に登場するアイテムを販売して利益を得るアイテム課金制が一般的となっており、定額課金制でアイテム販売も行っているゲームもある。特に韓国産オンラインゲームでブラウザゲームの台頭もありアイテム課金制が主流となっている。企業によっては、短期間の無料ゲームプレイが可能ないわゆる「お試し期間」を設けているところもある。誰でも無料で参加する事が出来るオープン・ベータテストと呼ばれる公開テスト期間を、正式サービス開始前に設ける事により、ゲームの最終テスト、宣伝、及びユーザー獲得を同時に行うケースも増加している。これに対しあらかじめ限定された人間のみで行うテストをクローズド・ベータテストと呼び、通常はオープン・ベータテストの前に行われる。

主な種類

オンラインゲームの商業的普及は1997年の『ウルティマオンライン』といわれる[4][5]。これは定額課金制であったが、その後アイテム課金のゲームが主流となった[4]。2014年3月現在、世界で最も成功しているゲームソフトとしては『クロスファイア』『League of Legends』『アラド戦記』『World of Tanks』『メイプルストーリー』が挙げられる[6]

MO/MMORPG

MOは多人数参加型オンライン(Multiplayer Online)、MMOは大規模多人数参加型オンライン(Massively Multiplayer Online)となる。家庭用ゲーム機のRPGとは違い、セーブが無く、クリアという目的を達成することの概念が拡張され続け、レベルアップして強くなったり、レアアイテムを集めたり、ギルドなどに加入をしコミュニケーションをとったりと色々な楽しみ方が存在する。他のプレイヤー協力プレイをすることで、共に強い敵を倒したりすることも出来る。

MMOFPS

FPSとは「First Person Shooter」の略称で、一人称視点のシューティングゲームである。主に銃やナイフで目の前のモンスターの敵または場合によっては他プレイヤーを狙撃して、ミッションをクリアすることが目的となっている。MMORPGと比べると、短時間で楽しめることや、アクション性の高さが挙げられる。

ブラウザ/ソーシャル/クラウド/アプリゲーム

ウェブブラウザを使う場合はブラウザゲーム、SNS上で提供される場合にはソーシャルゲーム、ストリーミング配信される場合にはクラウドゲームと呼ばれる。これらの最大の特徴であり利点は、専用のソフトをダウンロードすることなくIDを登録するだけでプレイできるところにあり、インターネットに接続できる環境さえあれば、ノートPC・マッキントッシュ・ネットカフェなど、いつでもどこでもプレイ可能である。

また、2010年代からのスマートフォンの流行に伴い、専用のネイティブアプリ[7]をダウンロードしてプレイするアプリゲーム(モバイルゲーム、スマホゲームとも呼ぶ)が急速に広まった。

PBWはブラウザゲームの一種として括られている。

オンラインカジノ

オンラインカジノは、インターネットを通じてプレイするカジノゲームのことである。多くのオンラインカジノには無料でできるプレイと実際にお金を賭けるプレイの2つのゲームコーナーが設けてある。目的にあった方法を選ぶ必要がある。

eスポーツ

エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)というゲームをスポーツとする動きもありスポーツ選手のようなプロゲーマーも誕生している[8][9]




  1. ^ a b c オンラインゲームとは - IT用語辞典”. 2014年4月3日閲覧。
  2. ^ a b オンラインゲームとは - コトバンク”. 2014年4月3日閲覧。
  3. ^ 概ねサーバ処理を介さず、WWWコンテンツベース+管理者裁量による進行で行われるものは、特に「プレイバイウェブ」と呼ばれる。
  4. ^ a b 【島国大和】ゲームはいずれ全部オンラインゲームになる”. 2014年4月3日閲覧。
  5. ^ a b c d 知識ベース S3群 脳・知能・人間8編 コラボレーションシステム6章 コミュニティ”. 電子情報通信学会. pp. 8-9. 2020年4月28日閲覧。
  6. ^ 成功している「課金ゲーム」を見れば、本当の世界市場が分かる”. 2014年4月3日閲覧。
  7. ^ ネイティブアプリケーション とは - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
  8. ^ 米国政府、PCゲームLeague of Legendsをプロスポーツと認定。外国人選手にアスリートビザを発行”. 2013年9月12日閲覧。
  9. ^ 米政府、韓国のゲーマーにプロアスリート用ビザを発行”. 2014年4月3日閲覧。
  10. ^ a b 子供のネット依存、治療に当たる久里浜医療センター院長が「生易しい問題ではない」と警告”. 日経BP (2013年7月25日). 2013年8月6日閲覧。
  11. ^ News:86時間連続ネットゲームで死亡?ネットカフェでゲーム6時間、香港男性が死亡を参照。
  12. ^ 「無料」のはずが高額請求、子どもに多いオンラインゲームのトラブル国民生活センター、2009年12月16日
  13. ^ 「KAROS Online」サービスに向けた“10年間の安全運営”を宣言”. 2014年4月3日閲覧。
  14. ^ オンラインゲーム「荒野行動」 大麻購入持ちかけ、犯罪続発 親密になれる特性悪用 毎日新聞 2019年12月31日
  15. ^ ネットワーク接続セット「セガサターンネットワークス」7月27日より発売開始


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