職務
職位
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執政官 古代ローマ帝国における最高官職。ローマ皇帝は執政官経験者から選ばれるか、その治世の初めに執政官に就任することが原則であった。ローマ皇帝は執政官を経験することによって、現職の執政官に対して先輩として助言と指導を行うことができるようになった。オクタウィアヌスは紀元前31年から紀元前23年まで連続して執政官を務めた。 ポンティフェクス・マクシムス 政教未分化な多神教国家であったローマにおいて執政官を補佐する神官団(ポンティフェクス)の長(マクシムス)。心身の不可侵権を有し、立法や選挙の無効を宣言することができた。オクタウィアヌスは紀元前12年にレピドゥスの後任としてポンティフェクス・マクシムスに就任し、以後は彼の後継者たちによってポンティフェクス・マクシムスの地位が独占された。テトラルキアでは正帝と副帝とを隔てる職位の一つで、正帝だけがポンティフェクス・マクシムスに就任することができた。しかし379年初頭にグラティアヌスがポンティフェクス・マクシムスの職務を放棄すると、ウァレンティニアヌス3世の治世にローマ教皇レオ1世がポンティフェクス・マクシムスに就任し、以後はローマ教皇が持つ職位の一部となった。
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職位
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特命全権大使(Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary) 在外公館たる公使館の公館長。 特命全権公使(Envoy Extraordinary and Minister Plenipotentiary) 在外公館たる公使館の公館長。ただし1967年に日本の公使館はすべて大使館に昇格しているので、このような意味での特命全権公使は存在しない。 公使(Minister) 大使に次ぐ職階の外交官。公使館が廃止されてからも、大規模な大使館には上位外交官として「公使」が置かれることがある。 公使参事官(Minister-Councilor / Minister-Councillor) 参事官(Councilor / Councillor) 公使と一等書記官の中間の職階で、「公使参事官」は対外的に公使のローカルランクを付与された参事官。実際には空席の大使館も多い。 書記官(Secretary)一等/二等/三等書記官 (First/Second/Third Secretary) 外交官補 (Attaché) 主に外交事務に従事する職員。このうち「外交官補」は、大使館などに配属された語学研修を行う若手外交官のみが用いる。 領事官(Consul)総領事 (Consul-General) 領事/副領事 (Consul/Vice-Consul) 領事官補 (Attaché) 主に領事事務に従事する職員。外交官に準じた特権・免除(領事特権)が認められているが、その範囲は外交特権よりも狭い。このうち「総領事」の名称を用いるのは原則として在外公館たる総領事館の在外公館長だけであるが、かつて総領事館が併設されていた大使館の領事部や総領事館から降格した領事事務所の館長については「総領事」が置かれることもある。また「領事官補」の名称を用いるのは、領事館などに配属された語学研修を行う若手外交官だけである。 理事官一等/二等/三等理事官 (First/Second/Third Attaché) 副理事官 (Assistant Attaché) 主に外交領事事務に直接関連する業務に従事する職員。ただし現在は、三等理事官以外はほとんど存在しない。 外務書記 現在は存在しない。 電信官一等/二等/三等電信官 電信官補 現在はインターネット通信等の電気通信事務に従事する職員。現在は電信符号を用いることはない。また「電信官」という公称を用いる外務省職員はなく、電信担当官は他の役職の名称を用いている。 通訳官一等/二等/三等通訳官 通訳官補 現在はこの肩書きの外務省職員は存在しない。通訳業務は語学に秀でた職員が適宜担当している。 翻訳官一等/二等/三等翻訳官 翻訳官補 現在はこの肩書きの外務省職員は存在しない。翻訳業務は語学に秀でた職員が適宜担当している。 防衛駐在官 (Defense Attaché) 諸外国の駐在武官に相当。在外公館に勤務し、主に防衛(=軍事)に関する事務に従事する職員。全員が陸・海・空自衛隊から出向している幹部自衛官(主に佐官クラス)であり、自衛官としての身分及び外務事務官としての身分を併有して任命される。自衛官としての階級を公称し、自衛官の制服を着用し、儀礼刀を佩き、飾緒を着用する。この防衛駐在官は全員が自衛官で、外務省出身者や他の省庁からの出向者は一切いないが、法文上は自衛官に限られるものではない。通常はこれに加えて「書記官」などの名称を用いる。 医務官 (Medical Attaché) 在外公館に勤務し、主に医務に関する事務に従事する職員。 在外公館警備対策官 主に在外公館の警備に関する事務に従事する職員。自衛官・警察官・海上保安官・入国警備官または公安調査官が出向して任命されることが多い。また、日本の民間警備会社から外務省へ出向して任じられる例もある。通常はこれに加えて「書記官」などの名称を用いる。 「en:Diplomatic rank」も参照
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職位
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「ブリガード・ド・キュイジーヌ」の記事における「職位」の解説
シェフ・ド・キュイジーヌ(Chef de cuisine)「シェフ」 料理長。厨房運営の総責任者であり、メニューの作成から仕入れ管理、スタッフ管理、勤務スケジューリング、衛生チェックなどその職務は多岐に渡る。また、支配人と共に経営や広報といったマネージメント業務にも参画する事がある(この場合は一社員ではなく、経営陣の一員・取締役となる)。大きな料理団のシェフほどマネージメントに重きを置いて、調理現場から離れる傾向もある。 スーシェフ・ド・キュイジーヌ(Sous-chef de cuisine)「副シェフ」 シェフの補佐役であり、シェフの不在時は代理となる。基本は一人だが大きな料理団では複数名置かれる事もあり、小さな料理団では省略される事もある。全体的な監督とサポートおよび部門シェフ不在時のカバーなど幅広い調理活動を行ってる事が多い。 シェフ・ド・パルティ(Chef de partie)「部門シェフ」 厨房内の部門責任者であり、調理師たちを監督する。小さな料理団では准シェフ(綴りは’’Demi-chef’’だけ)と呼ばれる事もあり、これはアメリカでよく見られる。 ドミシェフ・ド・パルティ(Demi-chef de partie)「部門准シェフ」 部門シェフの補佐役であり、部門内で一つの係を受け持つ。小さな料理団では置かれない事もある。 コミ(Commis)「調理師」 初年コミは部門シェフの指導を受けながら調理を行う。また調理用具の手入れも行う。熟練コミは一人前扱いとなり、指示された中での任意の調理が許される。 アプランティ(Apprenti(e))「見習い」 研修段階の者達であり、厨房内で実務経験を積みながら下準備や清掃などの雑用を行う。
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