電子ペーパーとは? わかりやすく解説

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でんし‐ペーパー【電子ペーパー】

読み方:でんしぺーぱー

electronic paper》紙のように薄い、柔らかい素材でできた超薄型ディスプレー技術の一。デジタルペーパー


電子ペーパー

読み方でんしペーパー
別名:デジタルペーパー
【英】electronic paper

電子ペーパーとは、電気的に表示を行うディスプレイであるが、紙の特長といえる極めて薄い等の利点実現した薄型ディスプレイのことである。特にスタイラスペンによる書き込みが可能なものを指す場合もある。

電子ペーパーに求められる基本的な要素として、軽さ薄さ視認性持続性、などを挙げることができる。電子インク用いられるため、表示され画像書き換えが行われるまで(電源切っても)表示内容保持できる加えて、「曲げることが可能」という柔軟さも電子ペーパーの要素として求められる。この柔軟さフレキシブルディスプレイにより実現可能ではあるが、2013年時点では民生品登場するには至っていない。

電子ペーパーは、特定の波長(光)のみを反射するコレステリック液晶材料採用した青・緑・赤それぞれの液晶層の前後透明電極設置して電圧をかけ、液晶分子向き変えることで色を選択しフルカラー表示実現する電子ブック電子ノートの他、電車中吊り広告などのデジタルサイネージ店舗における値札表示湾曲した壁面での情報掲示など、多種多様な用途がある。


電子ペーパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 14:32 UTC 版)

電子ペーパー(でんしペーパー)とは、の長所とされる視認性や携帯性を保った表示媒体のうち、表示内容を電気的に書き換えられるものをいう。Eインクまたは電子インクと呼ばれることもあるが、本来は一般名詞ではなく米Eインク社の商標である。


注釈

  1. ^ 日本で最初に電子ペーパーが開発されたのは1969年である。(nikki electronics 2008.12.29)

出典

  1. ^ シャープ技報「超低消費電力駆動技術を組み込んだ偏光板レス反射型液晶ディスプレイの開発」(2010)
  2. ^ a b c d e 檀上英利著 『書き換え可能な紙として進化する電子ペーパー』 日経エレクトロニクス2008年12月29日号 66-71頁
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 電子ペーパー及びフレキシブルディスプレイの技術概要
  4. ^ [1] - EAST社Webページ
  5. ^ 【特集】楽天「kobo Touch」試用レポート(前編) ~7,980円のリーズナブルなE Ink電子ペーパー端末 - PC Watch - 【PC Watch】 楽天「kobo Touch」試用レポート(前編)
  6. ^ [2] - 凸版印刷Webページ
  7. ^ [3] - 仙台市交通局 地下鉄駅に「電子ペーパー」広告を設置しています
  8. ^ 本厚木駅前バス停における電子ペーパーディスプレイの実証実験について 神奈川中央交通
  9. ^ [4] - トッパンフォームズWebページ
  10. ^ 株式会社IBテック - IBテックWebページ
  11. ^ 世界初の「2画面電子ペーパー楽譜専用端末」 ワコム 2017年4月5日
  12. ^ ニュースリリース | 株式会社ブリヂストン - 電子ペーパー事業からの撤退について



電子ペーパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 21:19 UTC 版)

フレキシブルディスプレイ」の記事における「電子ペーパー」の解説

詳細は「電子ペーパー」を参照 電子ペーパーでは動画の再生適さないものの、静止画精細さや電源切った時の画像保持柔軟性などで有機EL上回る以前白黒のみだったが、近年ではカラー表示可能になりつつある。

※この「電子ペーパー」の解説は、「フレキシブルディスプレイ」の解説の一部です。
「電子ペーパー」を含む「フレキシブルディスプレイ」の記事については、「フレキシブルディスプレイ」の概要を参照ください。

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