液晶レンズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 光学 > レンズ > 液晶レンズの意味・解説 

液晶レンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:51 UTC 版)

液晶レンズ(えきしょうレンズ)は、 液晶を利用したレンズの一種。

液晶をレンズ状の空間に封入し、印加する電圧を調整すると、見かけ上の液晶の屈折率が変化する。同じ形状のレンズであっても、それを構成する材料の屈折率が変化すると、レンズの焦点距離が変化する。

カメラ望遠鏡など焦点距離調節機能を有する装置のレンズ系においては、多くの場合、複数のレンズを用い、それらの距離を変化させることによって焦点距離を変化させる。レンズの移動には、モータなどの機械機構が利用される。これに対し、機械要素を含まず、例えば電気信号のみの制御信号により、レンズの焦点距離を変化させられるレンズを可変焦点レンズと呼ぶ場合がある。液晶レンズはこの可変焦点レンズの一種である。

参考文献

関連項目

外部リンク






液晶レンズと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「液晶レンズ」の関連用語

液晶レンズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



液晶レンズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの液晶レンズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS