どう‐たい【胴体】
どうたい【胴体】
胴体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/07 01:43 UTC 版)
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胴体 | |
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![]() 男性の胴体 | |
英語 | Torso |
器官 | 人体 |
胴体(どうたい)とは、ヒトを含む動物体の中心部のうち頭・首・四肢・尾を除く部分を指す解剖学用語。胴(どう)とも。胴体は胸部と腹部を含む。
概要
主たる臓器
動物体の根幹を成す臓器は、多くが胴体内に保持されている。心臓と肺は胸部の上部に位置し胸郭によって保護されている。また消化器官の大半は腹部に位置している。例としては次の臓器が挙げられる。
- 肝臓 - 乳化作用をもたらす胆汁を分泌する
- 小腸、大腸 - 食物から養分を吸収する
- 肛門 - 糞便を排出する
- 胆嚢 - 胆汁を貯蔵・濃縮し、糜汁の形成を助ける
- 尿管 - 尿を膀胱へ輸送する
- 膀胱 - 尿を貯蔵する
- 尿道 - 尿の排出経路であると共に、精子を精囊に輸送する
- 骨盤部 - 雄雌共に生殖器を格納する
主たる筋肉
胴体の筋肉は様々な筋肉があり、それらを総称して体幹筋という。骨格を補助して内臓を保持する役割や、骨格筋の運動時のバランスをとる役割もある。一例は次の通り。
主たる神経
臓器や筋肉には主に胸椎を起点とする神経が分布している。例として、皮膚神経刺激を起こす神経を挙げる。
- 腹側皮枝
- 外側皮枝
- 背側皮枝
脚注
注釈
出典
関連項目
「胴体」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の胴体はたくましかった
- 彼は胴体に負傷した。
- 中国のフットボールの試合では、選手達は足と胴体を使い、手は使っていませんでした。そしてゴールは絹でできた網にある穴でした。
- それは女性の頭、ライオンの胴体、鳥の翼とヘビの尾を持っていた。
- 胴体着陸をする.
- チキンの翼を胴体にくくりつける.
- 胴体着陸をしたため, 飛行機の機体はひどく損傷している.
- 直立姿勢から両手が床に着くまで胴体を後ろに曲げる軽業
- 両足を(一方は前に、他方は後ろにして)胴体に対して直角に広げること
- 比較的長い胴体があるさま
- 翼の胴体中心寄りのフラップ
- 節足動物で、胴体は多数の体節から成り、それぞれは一対の肢を持つ:ムカデ
- もじゃもじゃの毛と短い足の長くて低い胴体のテリアのスコットランド犬種
- 特に、胴体または体の中心を超えたところまで延び、広がっているの脊椎動物の体の後部分
- 非常に長い触角を持つ長い胴体の甲虫
- ぽっちゃりした胴体と羽毛のような、または毛のような触角を持つ典型的に薄明薄暮性・夜行性の昆虫
- 長い銀色の胴体をもった小さな海洋の柔らかいひれをもった魚
- 胴体がライオンで頭が人の、古代エジプト人によって建造された巨大な石像の1つ
- 凶暴な人を拘束する手段として、腕を胴体に固く縛り付けるために使われるジャケットのような衣服
- 車を引っ張る動物のいづれかのサイドにある車または乗り物の胴体から延びる2つのシャフトの1つ
胴体と同じ種類の言葉
- >> 「胴体」を含む用語の索引
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