くに‐たみ【国民/国▽人】
こく‐みん【国民】
国民
人種 1という用語は一般に、遺伝によって伝えられたある共通の身体的特徴を有する人々の集団を意味すると考えられる。人口センサスの方法によっては、この用語は時にやや漠然と用いられ、時には共通の文化や民族的な血統で結ばれている人々の集団、さらには一定の領域に住む人々を指すことさえある。そのほかに、時々用いられる用語で民族 2という表現があり、ここでも定義の違いによって意味するところが同じではない。民族は一般に、文化、言語または宗教的伝統を共有する人々の集団を意味する。一つの民族が一つの人種であることもあり得る。国民 3(305-2を参照)は通常、共通の過去または共通の文化で結ばれる人々の集まりである。一定の領域に住む人々で、人口の過半数とは明らかな違いを示す人々は少数者(マイノリティー) 4と呼ばれる。たとえば少数民族 4、少数国民 4、言語上の少数者 4、宗教上の少数者 4と呼ばれる。
国民
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国民(こくみん、英: national[1])とは、国家を構成する人民のことである[2]。
「国に属する個々の人間」を指す場合と、「国に対応する社会集団全体」を指す場合とがある。国によっては議員のみの状態を表す単語でもある。共産主義的なニュアンスを嫌悪するなどの理由で「人民」(people)(じんみん)の言い換えとして用いられることも多いが、外国人を含むかどうかなど意味合いも変わるため、「国民」ではなく「人々」などと言い換える場合もある。ネーションも参照されたい。
国籍を持つ人 (nationals)
個々の人間を指す場合、国民とはある特定の国において、その国の国籍を持つ者をいう。国民と対比して、その国の国籍をもたない者を外国人という。
近代に成立した国民国家では、第二次世界大戦後、国内では人種・性別等による格差を是正し法の下の平等を確保しようとする一方で、出入国管理を厳格化するなど外国人を排除し国民との差を明確にする動きが進展した[3]。定住外国人はしばしばこの狭間に置かれる存在である[4]。
政治共同体 (nation)
何らかの共通属性を根拠にしてまとまった広域の政治的共同体を、集合的に国民と呼ぶこともある。国民は、居住する地理範囲に一つの国家を形成することが予定される。そのような条件を満たす国家を、国民国家と呼ぶ。この意味での国民は、民族と重なる例が多いが、言語・文化に基づかない国民もあるため、完全に同等というわけではない。
国民が持つとされる属性は、文化・言語・宗教・歴史経験など国によって基準が異なる。また、どのような基準をとっても国内外にそこから外れる人がでてくる。そのような逸脱に対しては、同化・排斥・追放などの動きが生じる場合がある。
国民は、共通属性の産物ではなく、政治の産物である。国民の擁護者が出現し、その宣伝や教育が成功して、人々が自らを宣伝された区分での国民であると自覚したときに、国民が生まれる。ベネディクト・アンダーソンは以上のように説き、国民を「想像の共同体」と規定した。実際に、共通属性を持つ集団が国民意識を生まないことは非常に多く、スイスの例のように共通属性がないところに国民意識が生まれることも稀にある。
デイヴィッド・ミラーは、ナショナリティ(国民意識)はナショナル・アイデンティティとして、人間のアイデンティティの構成する重要な要素だという[5]。ただし、他のアイデンティティを排除したり、特権的な位置にあるわけでも無いと注意している。また、ナショナリティにはネーション(同胞国民)という倫理共同体を作り、正義や分配といった規範を形成し、ある種の義務感を生じさせる機能がある。ナショナリティによって作り上げられたネーションは、共同で物事を決めていく政治の基本的な単位であるという[5]。
一方で対内的には、国民という概念は政治を一部の特権者や有力者だけに関わるものとする考えを退ける。少なくとも観念的には、その範囲内のすべての人を身分、財産、能力等に関わらず政治共同体の中に含め、国家の行為をすべての人の共同行為とみなす。
それゆえ、国民という概念からは、ある共通属性から外れる人を排除し(場合によっては差別し)つつ、区切った範囲内においては人を平等化するという二重の作用が生まれる。このような国民を求める運動は、歴史的には、18世紀のヨーロッパで国民主義として始まり、20世紀には世界中に広まった。
最高法規である憲法において国民主権を定める国家において、国民は主権を有し、主に選挙権及び被選挙権を以って参政権を行使することができる。
脚注
関連項目
外部リンク
国民(レーフ)
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星界軍従士や貴族の家臣などとして働く者。ただし上記の通り、功績次第では士族や世襲貴族への栄達も可能である。官僚になるアーヴが少ないこともあり、歴代の帝国宰相は地上出身者が多い。領地を持たないので、帝国から課税されることはない。約10億人。
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国民(秦)
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里典(りてん) 声 - 赤城進 演 - 六平直政 城戸村の長。里典は役職名で本名不明。下僕時代の信と漂の主。家事や仕事ができない、反抗的な態度を取る信に暴言を吐いたり、ムチを打って暴力を振るうが、漂の死に悲しむ信を見て一緒に悲しんだり、漂の遺体から首を取ろうした追っ手を止める等、根っからの悪党ではない。 実写版では、原作程の暴挙ぶりは鳴りに潜めており、将軍を目指して修行に打ち込む信を見て口を開けて唖然する等、コミカルな面も見せた。 有(ゆう) 声 - 金田アキ / 西墻由香(VOMIC) 城戸村の里典の息子。父同様、何をやってもうまくできず、生意気な態度が目立つ信についてはあまりいい感情を持っていなかったが、素直な漂のことは気に入っていた。信に冷たく当たっていたが、漂の死に怒りを露わに暴れる信を停め、漂の遺言に守るように言ったことから本気で嫌っていなかった。 実写版では彼らしき人物はいるが、特に触れられていない。 東美(とうび) 声 - 槙乃萌美 尾平の婚約者。尾平との仲はかなり良好。面倒見の良さから、飛信隊の隊員達から「尾平には勿体ない」と言われている。始皇十一年の鄴攻略戦後に信の屋敷が完成したことで、同郷の仲から友里と共に信の屋敷に招かれた。 友里(ゆうり) 尾到の婚約者。馬陽戦後に尾到戦死の報を聞き、泣き崩れた。始皇十一年の鄴攻略戦後に信の屋敷が完成したことで、同郷の仲から東美と共に信の屋敷に招かれて、昇進した信に対する口調を改めようとするが、信に笑ってそのままでいいと窘められる。 彩華(さいか) 王賁の許嫁。王賁が将軍に昇進後に結婚し、彼との子を生む。 朱景(しゅけい) 王翦の妻で、王賁の母。故人。秦の大貴族「関家」出身の女性。王賁を妊娠後に不義の噂が流れたが、本人は完全黙秘したことで真偽不明のまま、王賁の出産直後に死亡。
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国民(趙)
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「国民(趙)」の解説
紫夏(しか) 声 - 大原さやか 趙国の闇商で、紫家の頭目を務める女性。故人。 戦争孤児だったが、餓死寸前のところを敵兵から逃走中だった闇商・紫啓に拾われ、育てられた。優れた商才を持ち、家督を継いでから商売を倍の規模に成長させた。養父への恩返しという意識から、自分と似た境遇の政を秦国に帰還させる仕事を受け、道中で政の失われた五感を取り戻させた。帰還の途中、追手の趙兵との戦いで落命した。 江彰(こうしょう)/亜門(あもん) 声 - 草尾毅(江彰)/ 落合弘治(亜門) 闇商で紫夏の孤児時代からの幼馴染。故人。二人共紫夏に好意を抱いており、江彰は16歳の時に告白しているが断られている。帰還に同行し、趙兵との戦いで落命。 混(こん) 黒羊丘の森内に住む村の、村長の老婆。劉冬奇襲後に負傷し、村へたどり着いた羌瘣を治療。しかし、黒羊戦の五日目に恒騎軍の襲撃によって村人ごと虐殺された。
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国民(魏)
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「キングダムの登場人物一覧」の記事における「国民(魏)」の解説
紫太(したい) 声 - ボルケーノ太田 紫家当主。紫詠と紫季歌の義父。故人。金しか取り柄のない好色な凡人。紫詠を嫌い彼を死地に送り続けた。晩年は病に倒れるも義子の紫詠が後継者になることが許せず、紫詠が遠征中に紫季歌を太呂慈に嫁がせ、死亡の遠因を作ったため、激昂した紫詠に惨殺された。 紫季歌(しきか) 声 - 茅野愛衣 紫伯の義妹で恋人。故人。幼少期は義兄の紫詠同様、義父の紫太からは愛されず屋敷では虐められていたが、後に大梁一の美女と評判を得た。義父に、無理やり魏火龍七師・太呂慈と結婚させられ、彼を拒絶したことから殺害された。
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国民
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名詞
関連語
発音(?)
こ↗くみん
類義語
- 邦民(くにたみ)
- 国人(くにひと、くにたみ) : 邦民/国民(くにたみ)に対して。「くにひと」は後嵯峨天皇の諱「邦仁」に通じるため「くにたみ」と読み替えられたという
- 国人(こくじん、こくにん) : 国民(くにたみ、こくみん)に対して。
- 内国民 / 内国人 : その国に属さない外部の人々に対し、その国に属すると認められる人々。
- 人民 : 一定領域において、特別な政治的権限を持たない人々。あるいは、一定領域において、治められる人々。もしくは、国家の基盤をなす政治的主体としての民衆。
- 赤子(せきし) : (天子を親に譬えて、その子であるとの意から)人民。
- 市民 : 都市国家の構成員としての民衆。転じて、国家構成員としての民衆。
複合語
- 国民安全の日 (cf. wiki)
- 国民運動
- 国民栄誉賞 (cf. wiki)
- 国民歌 (cf. wiki)
- 国民皆兵 (cf. wiki)
- 国民楽派 (cf. wiki)
- 国民学校 (cf. wiki)
- 国民議会 (cf. wiki)
- 国民休暇村 (cf. wiki)
- 国民休養地 (cf. wiki)
- 国民軍 (cf. wiki)
- 国民経済 (cf. wiki) / 国民経済計算 (cf. wiki)
- 国民健康保険 (cf. wiki)
- 国民公園 (cf. wiki)
- 国民国家 (cf. wiki)
- 国民参政権
- 国民車 / 国民車構想 (cf. wiki)
- 国民主義(ナショナリズム。cf. wiki)
- 国民宿舎 (cf. wiki)
- 国民主権
- 国民食 (cf. wiki)
- 国民所得 (cf. wiki)
- 国民性 (cf. wiki)
- 国民政党 (cf. wiki)
- 国民生命表 (cf. wiki)
- 国民戦線 (cf. wiki)
- 国民葬
- 国民総幸福量 (cf. wiki)
- 国民総所得 (cf. wiki)
- 国民総生産
- 国民総背番号制 (cf. wiki)
- 国民体育大会(国体)
- 国民的
- 国民党
- 国民投票 (cf. wiki)
- 国民年金
- 国民の休日 (cf. wiki)
- 国民の祝日 (cf. wiki)
- 国民の父 (cf. wiki)
- 国民服 (cf. wiki)
- 国民文学
- 国民兵 / 国民兵役
- 国民保護 (cf. wiki)
- 国民保守主義 (cf. wiki)
- 国民保養温泉地 (cf. wiki)
- 国民ラジオ (cf. wiki)
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