WR編成とは? わかりやすく解説

WR編成(初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 01:34 UTC 版)

新幹線0系電車」の記事における「WR編成(初代)」の解説

ウエストひかり」も参照 WR編成は、1988年登場したウエストひかり」用の6両編成として登場したのが始まり。このときはR50番台名乗った1987年組成されたR51 - R54編成は、経年の若い1000番台2000番台改造しシートピッチ拡大940 mm → 980 mm)や、2列+2列構成新型腰掛交換するなど、100系準じた仕様アコモデーション大幅な改善をおこなってそれぞれ5000番台7000番台改番した車両投入された。 なお、これらの改良の際に1000番台からの改造車座席交換同時にシートピッチ拡大したため、窓とシート位置がずれていた。 「ウエストひかり」の爆発的な人気1988年5月グリーン車を2両増備して8両編成、後に12編成増強され、SK編成となった。ただし、R51編成は6両のまま運行された。これは前述のとおり、R23編成との連結器唯一持っていたからである。R51編成早朝深夜運行残ったものの、1994年には元の車内設備戻された。2列+3列の簡易リクライニングシートに再交換車番7000番台2000番台復帰塗装元に戻されて、R2編成名乗った。これでWR編成は一度消滅する

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WR編成(2代目)

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新幹線0系電車」の記事における「WR編成(2代目)」の解説

2000年にWR編成は復帰した。このときはR60番台名乗った2000年春に運用終えたウエストひかり」だったが、延命工事のために比較的状態の良い車両が多いことや、シートなどの接客設備優れていることから、「ウエストひかり」に使用された6編成車両使用して「こだま」用の6両編成を6本(R61 - R66編成組成した。2号車には客室のみで構成される26形7200番台が、3号車にはビュフェ車非営業)である37形53007300番台が、4号車には業務用室を車掌室に改造した26形7000番台組み込まれる車体塗装は「ウエストひかり」と同じであり、出入り扉脇の「W」をかたどったマーキング維持された。 ← 博多 新大阪号車1 2 3 4 5 6 R61 - R66形式21形(Mc) 26形(M') 37形(Mb) 26形(M') 25形(M) 22形(M'c) 2001年4月にはR67編成が、2002年2月にはR68編成追加された。元「ウエストひかり」の車両からの転用のみでは先頭車両などが不足することから、12両のうち6両がR編成から、2両がQ編成から転用されている。具体的には、各形式の7030番台車両を2列+2列シートに再改造して組み込んでいる。3号車には、売店車である25形7900番台組み込んでいる。 ← 博多 新大阪号車1 2 3 4 5 6 R67・R68形式21形(Mc) 26形(M') 25形(M) 26形(M') 25形(M) 22形(M'c) 2002年からは濃淡グレー■■にフレッシュグリーン■の新色変更された。その際ウエストひかり時代のWマーク撤去された。WR編成の車内には0系初め車内案内表示器設置された。これは100系V編成廃車発生品であり、種車都合から文字部分大小2種類ある。 また、2002年から2003年にかけて、R61編成先頭車両5000番台車両7000番台に、R61・R63・R64・R66編成3号車ビュフェ車である37形から売店車である25形7900番台に、R64編成4号車同形式の他車両置き換えられている。これを最後に0系編成組み換え終了となり、2003年4月8日付で改番された26-7013(旧26-7031)が0系最後改番となったその後しばらくは動きがなかったが、2006年にはR65・R66編成廃車された。2008年3月14日新幹線として最後までビュフェ車37形)を併結していたR62編成離脱し3月28日付け廃車となった3月15日ダイヤ改正以降は、0系「こだま」運用が5運用から3運用削減された。そしてR61・R67・R68の3編成が白/青のカラーリング戻されることが発表された。4月18日にR67編成原色カラーとなって運用開始した。元のカラーリング塗り替える際の時間がかかるため、R63,R64編成その代わり本線走行したが、5月22日にR61編成出庫したため5月19日でR64編成の、R68編成出庫したため6月19日でR63編成運用終了した残った3編成(R61・R67・R68)は12月14日さよなら運転営業運転終了した。 WR編成 編成表博多 新大阪号車1 2 3 4 5 6 編成番号R62,R65形式21形7000番台)(Mc) 26形7200番台)(M') 37形7300番台)(Mb) 26形7000番台)(M') 25形7000番台(M) 22形7000番台)(M'c) 座席普通車 普通車 ビュフェ車 普通車 普通車 普通車 R61,R63,R64,R66-R68形式21形7000番台)(Mc) 26形7200番台)(M') 25形(7900番台(M) 26形7000番台)(M') 25形7000番台(M) 22形7000番台)(M'c) 座席普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 編成一覧廃車直前時の組成表示組成廃車年月日などの詳細編成組成月日新塗色化*車内電光案内板設置塗色化**最終運用廃車備考R61 2000年7月15日2002年7月17日2002年7月17日 2002年10月28日 2008年5月21日 2008年12月14日 2008年12月15日2009年1月23日2002年7月17日1・3・6号車5000番台から7000番台のものに交換。21-7008(1号車)のみ2009年1月23日廃車 R62 2000年5月11日 2003年12月4日 2002年11月5日 - 2008年3月14日 2008年3月28日 R63 2000年3月24日 2002年5月16日 2003年2月7日 - 2008年6月19日 2008年6月20日 2002年5月16日3号車の37-7303を25-7905に交換 R64 2000年3月18日 2004年3月15日 2003年1月30日 - 2008年5月19日 2008年5月20日 2001年3号車の37-5301を25-7901に交換 R65 2000年8月19日 2002年6月21日 2003年2月15日 - 2006年4月6日 R66 2000年3月2002年10月18日2002年10月18日 2002年10月18日 - 2006年8月1日 2002年10月18日3号車の37-5303を25-7906に交換 R67 2001年4月13日 2003年4月8日 2003年4月8日 2008年4月16日 2008年11月30日 2008年12月26日 2003年4月8日4号車の26-7008を26-7013に交換 R68 2002年2月6日 2003年9月19日 2002年12月21日 2008年6月19日 2008年12月14日 2009年1月23日 *新塗色は、「ひかりレールスター」に準拠したグレー地にフレッシュグリーン(若草色)の帯を配したもの。**旧塗色は、東海道新幹線開業当初クリーム色10号/青色20号配色

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