SDガンダム GGENERATION-F
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『SDガンダム GGENERATION-F』(エスディーガンダム ジージェネレーション-エフ)は、2000年8月3日に発売されたPlayStation用ゲームソフト。 限定版の「LIMITED EDITION」には、RX-78-2 SDガンダムプラモデル、V作戦 特製バインダー、歴代ガンダム設定資料集、年表型カレンダー、特製カードホルダーを同梱。 キャッチコピーは「「G」の全てがここに集結!衝撃の「F」勃発!」。前作のシチュエーションモードは本作ではマルチシチュエーションモードと名を変え、『1st』から『X』までの任意の作品ごとのシナリオを選択できるようになり、20作品113ステージが用意されている。そのため、当時作品化されていなかった一年戦争開戦時のステージは無くなり、作品数が増えたことで前作までに比べると原作再現が簡略化された作品もある。 『閃光のハサウェイ』をはじめとする小説や『ダブルフェイク』などの漫画といった非映像作品が多数登場し、登場作品38、登場ユニット数は1,000体以上と、まさにこれまでの全てのガンダムシリーズが勢揃いしたような内容になっている。特に『クロスボーン・ガンダム』は本作の発売後にガンプラ化され、他のゲーム作品にも登場するようになった(声優も本作準拠)。なお、『∀』はそれ以外の作品シナリオを全てクリアした後にシナリオがプレイ可能になるが1ステージしか用意されず、機体やキャラクターも多くが収録されているものの、これらはマルチシチュエーションモードのシナリオには一切登場しない。 新たに追加されたシステムとしては、1体の敵を同一グループの機体と共に攻撃する支援攻撃や、パイロットを必要とせず(ただし、テンションは常に普通)マップ兵器「バグ」の攻撃を無効化できるモビルドールシステム、入力すると機体の生産やキャラクターレンタルが可能になるパスワード「黒歴史コード」(同時期に発売された『CARDGAME』の各種カードに記載されていた)、出場するキャラクターと機体を1体選択して10体の敵とバトルロイヤルを行い、優勝するとキャピタルとオプションパーツを獲得できるミニゲーム「ガンダムファイトモード」などがある。システム面では全体的に『ZERO』からの基本的な変更点は少なく、演出面の強化に重点を置いている。なお、前2作と異なり廉価版は発売されていないが、非売品の懸賞品として、最初から『∀』のシナリオがプレイ可能で、過去作のムービー(視聴には対応するディスクが必要)を鑑賞できる「講談社8誌連合企画 特別版」が存在する。 グラフィック面でνガンダムのフィン・ファンネルの折りたたみ方が表裏逆(『F.I.F』で修正)、ガンダムXのサテライトキャノンの前後が逆などのミスがあった。 本作では原画家に重田敦司(『閃光のハサウェイ』や『クロスボーン・ガンダム』のキャラクターグラフィックやカットインを担当)、土器手司やときた洸一、作画監督に逢坂浩司(『G』のキャラクターグラフィックやカットインを担当)や川元利浩など、ガンダムシリーズのアニメ作品などに古くから参加しているスタッフを起用している。 同梱されている「PREMIUM DISC」には初代『GGENERATION』や『ZERO』のCMやCGムービー、『機動戦士ガンダム』のPVや『GATHER BEAT』のオリジナルMSファイル、『GCENTURY』の流れを汲む『SDガンダム GGENERATION Action Version』(エスディーガンダム ジージェネレーション アクションバージョン、ヴァンガード開発)が収録されている。『Action Version』はPocketStationとワンダーウェーブを介した赤外線通信により、『GATHER BEAT』とデータ互換が可能になっている。 登場声優の扱い ガイアは、TV版で同役を演じた政宗一成に変更された。
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SDガンダム GGENERATION F
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