MSXに参入したメーカーと発売した主な機種とは? わかりやすく解説

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MSXに参入したメーカーと発売した主な機種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 23:47 UTC 版)

MSX (初代規格)」の記事における「MSXに参入したメーカーと発売した主な機種」の解説

カシオ計算機PV-7、PV-16、MX-10、MX-15、MX-101 MSX最後メーカーながら低価格勝負したMSXとしては最もゲーム機寄りとされ、全ての機種本体に1プレイヤー用のゲームパッド一体化されていた。 キヤノンベガ:V-8V-10、V-20 シンプルまとまり良い筐体デザイン専門誌評価され広告でも「ハンサムMSX」を謳い文句にしていた。 三洋電機WAVY MPC-3、MPC-10、MPC-11 WAVYは「MSXマイコン第3の波になる」という思いから名付けられた。MPC-10と11ライトペン標準装備11加えてスーパーインポーズ機能2階調ビデオデジタイズ機能搭載三洋電機特機PHC-27、PHC-30、PHC-30N、PHC-33 三洋電機特機は、MSX以前からパソコン製造・販売していた三洋電機グループ会社仕様筐体デザインはWAVYシリーズとは全く異なる。データレコーダー標準搭載音声出力モノラル)。月刊アスキー等の総合誌では記事・広告載っていたが、MSX専門誌ではほとんど取り上げられなかった。 ソニーHiTBiT HB-55、HB-75、HB-101、HB-201、HB-701、HB-701FD、HB-10、HB-11 MSX内でトップシェアだったと言われる東芝パソピアIQシリーズ HX-20系はワープロソフト内蔵だった。 日本ビクターHCシリーズ オプションVHDプレイヤー接続可能。ヤマハ製MSX同じくミツミ電機から部品提供を受けて作られ筐体デザイン多く共通点見られる。ただし、最初機種ヤマハ機と同じスロットコネクタがあったが、後続機種では背面増設端子無くなっている。 パイオニアPalcom PX-7、PX-V60 レーザーディスクプレイヤーと、プリンターポートを通して接続可能で、プレイヤー制御用の拡張BASIC P-BASIC搭載。MSX1では珍しいキーボード分離型スーパーインポーズ機能対応、音声出力ステレオ日立製作所MB-H1、MB-H1E、MB-H2、MB-H50 MB-H1、MB-H1E、MB-H2はキャリングハンドル付き持ち運び想定してたようだが、3kg以上あり、他の機種比較して決し軽くはない。MB-H1はLPジャケットサイズで、電源部取り外しが可能。初期型後期型ではカーソルキー配置異なる。MSXには珍しくマシン語モニタ内蔵している。MB-H2はカセットデッキ搭載音声出力ステレオ)、拡張BASICから再生停止巻き戻し早送り等の操作が可能。MB-H50は1986年発売。セパレートキーボードとなっている。後に実業家著作家投資家タレントである堀江貴文氏は初め入手したのは日立のMB-H2だったと述べている。 富士通FM-X FM-7を接続し増設RAMとして使用可能。また、FM-7側でもFM-XZ80ボード代わりに出来る。 ゼネラル(現富士通ゼネラル)PAXON(パクソン)PCT-50、PCT-55 MSX内蔵テレビ。PAXONはラテン語で「平和」の意味フロント部分ROMカートリッジスロットジョイスティック端子があり、ROMゲームを遊ぶ分には「ファミコンテレビC1のような使い方ができる。またカセットテープ供給されるゲームソフトを動かすために、チャンネル並んでCLOAD、RUNボタンがある。BASICを使う場合別売キーボードが必要。PCT-50がRAM 16KB、PCT-55がRAM 32KB。 三菱電機ML-8000 Let usレタスシリーズ 松下電器産業(現パナソニックキングコング CF-2000、CF-2700、CF-3000、CF-3300、CF-1200、FS-1300、FS-4000 ナショナルブランド。CF-2700、CF-1200、FS-1300は同一筐体CF-3000はセパレートタイプ。同3300はFDD搭載型。FS-4000はワープロソフトおよび熱転写プリンター内蔵日本楽器(現ヤマハYISワイズシリーズCXシリーズ YISAV機器CX楽器流通販売された(他に月販事業部からも"YIS-MAN"という機種発売予定されていたが発売されなかった)。筐体色以外はほぼ同一仕様オプション専用スロットFM音源MIDI端子搭載可能。当時一世を風靡していたシンセサイザDX7等との連動最大売り通常スロット専用スロットの他に、背面にスロットコネクタ増設端子がある。筐体大半ミツミ電機製。ヤマハは全メーカー最初にMSX参入を公式発表しており、筐体写真発表もこのシリーズ全機種中最も早かった三星電子サムスン韓国日本国内での発売無し三星ポスコム SPC-800 MSX-BASIC 1.0拡張したハングルBASIC 2.0搭載BASIC大宇電子と同じQnix社の供給受けているため、同じブランド名使用されている。 大宇電子(デーウー。韓国日本国内での発売無し大宇ポスコム DPC-100、DPC-180、DPC-200 デーウーのMSX1は「大宇ポスコム IQ-1000」のブランド名展開された。この名称はMSX systemコピーライト画面にも表示される。 DPC-100、DPC-180は廉価モデル外見がYIS-303に酷似している。ホビー色が強く本体カラーが7色のバリエーション販売された。両機種違い内蔵RAM容量で16KBと32KB。 DPC-200はRAMを64KB搭載したフラッグシップモデル周辺機器外付けFDD(PDF-510)も用意された。 デーウーは、この他にもキーボード省略したゲーム専用MSX販売していた(詳細は「Zemmix」を参照)。 金星電子ゴールドスター。現LGエレクトロニクス韓国日本国内での発売無し)FC-80、GFC-1080 スプレッドシートのパソカルクがロム内蔵。ソフト単品1984年トカイクリエイションから発売ロムカセット9800円 Al-Alamiah(アラブ諸国日本生産され輸出されていた。日本国内での発売無し)AX-170 なお、シャープ1983年7月MSXへの参入発表するが、ブラジル法人現地向けにMSX1「HOTBIT」 HB-8000などを発売したのみに終わっている。

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