Linkedinとは? わかりやすく解説

リンクトイン【LinkedIn】

読み方:りんくといん

米国リンクトイン社が提供する、ビジネスに特化したSNS。2003年にサービス開始、2011年に日本法人が設立された。履歴書を登録したり、求人情報を掲載したりすることで、求職・求人活動、人脈構築などに利用できる。


LinkedIn


LinkedIn

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/15 13:29 UTC 版)

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LinkedIn
リンクトイン
企業形態 完全子会社(株式会社)
設立 2003年5月5日 (23年前) (2003-05-05)
本社 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州 サニーベール
事業地域 全世界
創業者 リード・ホフマン
アレン・ブルー(Allen Blue)
コンスタンティン・グルチッチ(英語版)
エリック・リー(英語版)
ジョーン・リュック・ヴァイヨン(Jean-Luc Vaillant)
主要人物 CEO:ライアン・ロスランスキー(英語版)
業種 インターネット
売上高 増加 100億USドル(2021年)
純利益 減少 159.2百万USドル(2021年)
従業員数 20,000名(2021年)
親会社 マイクロソフト(2016年以降)
スローガン 世界中のプロフェッショナルの仕事とキャリアを支援する[1]
ウェブサイト www.linkedin.com ウィキデータを編集
種類 SNS
広告 Google AdSense
登録 必須
対応言語 多言語(24言語)
開設 2003年5月5日 (23年前) (2003-05-05)
現況 稼働中

LinkedIn(リンクトイン)は、Microsoftが運営する世界最大級のビジネス特化型SNSである

ウェブサイトやモバイルアプリを介し利用することが可能。2003年5月5日のサービス開始後[2]、アメリカ合衆国を始め世界各国で普及し、2023年5月現在、登録メンバーは9億人を超す。主に専門的なネットワーキングとキャリア開発に利用され、求職者は履歴書(CV、Curriculum Vitae)を投稿し、雇用主は仕事を投稿することができる。現CEOはライアン・ロスランスキー(英語版)。

2016年12月、米国マイクロソフトによって262億ドルで買収された[3][4]。

概要

リンクトインでは、利用者がビジネス専用のプロフィールを作成し、サービスの中でビジネスのつながりを広げ、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などと直接コンタクトを取ることができる。2015年以降、同社の収益の大部分は、メンバーに関する情報へのアクセスを企業採用担当者や情報商材企業に販売することで得られている[5]。2013年時点で24の言語で利用することが可能である[6][7]。ボットの使用は禁止されている[8]。

リンクトインは2011年1月に新規株式公開への申請を行い、5月、最初の株式をニューヨーク証券取引所にティッカーシンボル「LNKD」として上場を果たしている[9]。

『ニューヨーク・タイムズ』によれば、米国の大半の高校生は大学への願書出願も含めたリンクトインのプロフィール作成していることが明らかとなっている[10][11]。

2012年10月、リンクトインはインフルエンサープログラムを開始。このプログラムはリンクトインのメンバーとその分野におけるグローバルな権威と見做されるソートリーダー(英語版)を特集している。2016年5月時点で750名以上のインフルエンサーが登録されている[12]。このプログラムは招待制となり、リチャード・ブランソン、ナレンドラ・モディ、アリアナ・ハフィントン、ラーム・エマニュエル、ジェームズ・ダイモン、マーサ・スチュワート、ディーパック・チョプラ(英語版)、ジャック・ウェルチ、ビル・ゲイツなど様々な業界のリーダーが参加している[13][14]。

会社概要

カリフォルニア州サニー ベールの本社

創設者はリード・ホフマン。ホフマンとペイパルの「Socialnet.com」のメンバーらでカリフォルニア州マウンテンビューで設立され、2022年時点でカリフォルニア州サニーベールに本社を置き[15]、シカゴ、カーピンテリア、ロサンゼルス、デトロイト、ニューヨーク、オマハ、サンフランシスコ、ワシントンDCに拠点を置く。

米国外では、アムステルダム、バンガロール、ドバイ、ダブリン、ロンドン、マドリッド、メルボルン、ミラノ、ムンバイ、ミュンヘン、ニューデリー、パリ、パース、サンパウロ、シンガポール、ストックホルム、シドニー、東京、トロント、香港、北京など、世界各地にグローバルオフィスを構える[16]。

2020年5月時点での従業員数は約20,500名であった[17]。

活用方法

就職活動

海外では求職者や雇用主によって広く利用されている。ジャーナリストによれば、このサイトは、個々の専門分野においてオンラインネットワークを構築するための「最高のデジタルプラットフォーム」になっているとされる[18]。約1,200万の労働者を擁するオーストラリアでは、この内1,000万人がリンクトインを利用しており、これは「将来の雇用主がおそらくこのサイトにいる」確率が高いことを示唆している[19]。世界では1億2,200万人のユーザーがリンクトインを介して仕事の面接を受けており、この内3,500万人がリンクトインのオンライン接続により雇用されている[20]。

プロファインダーサービスでは、フリーランサーが個人や中小企業から提示されたプロジェクト提案に対し、月間のサブスクリプション利用料を支払うことで入札できるマーケットプレイスとなっている[21]。2017年時点で、各種写真撮影、簿記、税務申告など、140を超えるサービス分野に約60,000名のフリーランサーが登録している[21]。

トップ企業

LinkedIn Top Companiesは、リンクトインが公表する一連のリストとなり、米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、メキシコ、英国で、求職者から最も強い関心を集めている企業を特定している。2019年のリストでは、Googleの親会社であるAlphabetが最も人気のある米国企業として特定されており、Facebookが2位、Amazonが3位であった[22]。リストは、世界中のリンクトイン登録者による10億を超えるアクションに基づいている。トップ企業リストは2016年に開始され、毎年発表が行われている。2021年のトップリストでは、Amazonが1位となり、2位がAlphabet、3位がJPモルガン・チェースであった[23]。

トップボイスとその他のランキング

2015年以降、プラットフォーム上でトップボイスの年間ランキングデータを公開しており、「投稿とのエンゲージメントとインタラクションを最も多く生み出したメンバー」を表彰している[24]。2020年のリストでは、データサイエンスからスポーツまでの14の職種と、オーストラリアやイタリアなど計14ヵ国の国々が含まれていた[25]。

リンクトインはまた、「雇用の伸び、潜在的な候補者からの仕事への関心、エンゲージメント、トップ起業家の魅力」に基付き、12か国以上でスタートアップの年間ランキングデータを公開している[26]。 2020年のアメリカにおけるレポートでは、Better.com(英語版)、ドアダッシュ、ロビンフッドを上位3位に挙げている[27]。

企業向けに提供されるサービス

日本法人

日本では、2011年にリンクトイン日本法人が立ち上げられたものの、日本向けのローカライズには力が入れられずユーザー数が低迷する時期が続いていた。しかし2017年に元Yahoo!の村上臣(2022年退任)が日本法人の代表に就任してからは組織体制が強化されるようになった。2018年、リンクトイン編集部が立ち上げられ、日本語で情報発信するユーザーと交流する体制が整う。2020年にはリンクトイン・クリエイター制度が立ち上げられ、ユーザーコミュニティのマネジメントに力が入れられるようになった。毎年、リンクトイン・クリエイターのなかからコミュニティに貢献した人物を「トップボイス」として表彰している[28][29]。

各種SNSで当事者同士が直接コンタクトを取ることが安易な時代となっているが、リンクトイン公式クリエイターの松本淳によれば、リンクトインはTwitterと違い『リアル』であり、Facebookと違って『パブリック』であることが特徴だと語っており、日本での普及活動に努めている。登録者の大半が実名顔出しのビジネスマンであり、費用が掛からず担当者に直接営業ができ、求人サイトの一面も持ち合わせているため、採用担当者が費用を掛けずに人材を採用することができる点が魅力となる[30]。当初登録は英語のみであったことから敷居が高く感じられており、これが日本での登録者数の伸び悩みに繋がっていると推察されている。現在は日本語での登録が可能となっており、閲覧者の地域言語に自動で翻訳表示される機能が搭載されている[31]。

2021年からは、「専業主婦・主夫」が履歴書に追加できる機能がグローバルで搭載された。ビジネスへの復帰を目指す専業主婦層などへのアプローチも行われている[32]。これを拡大する形で、2022年には無職の期間を示す「キャリアブレイク」を追加できる新機能が発表された。身内の不幸、介護、旅など13項目からブレイクの種類を設定できる[33]。

2022年には『LinkedIn活用大全』(松本淳著)が出版。松本によると、2022年時点で日本でのユーザーは約280万人以上[34]。

リンクトイン日本法人は毎年、「最も勢いのある日本のスタートアップ10社」(2019年開始)[35]、「今、働きたい会社」(2020年開始)[36]を独自調査して発表している。

脚注

出典

  1. ↑ https://about.linkedin.com/ja-jp/
  2. ↑ “LinkedIn – About”. LinkedIn Corporation (2015年). 2014年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月5日閲覧。
  3. ↑ LinkedInについて
  4. ↑ Microsoftが2.8兆円もかけて「LinkedIn」を買収した理由
  5. ↑ Lemann, Nicholas (October 12, 2015). “Reid Hoffman's Big Dreams for LinkedIn”. The New Yorker. オリジナルのMay 1, 2021時点におけるアーカイブ。 2015年10月10日閲覧。.
  6. ↑ Posner, Nico (2011年6月21日). “Look who's talking Russian, Romanian and Turkish now!”. LinkedIn Blog. LinkedIn. 2011年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月21日閲覧。
  7. ↑ “LinkedIn launches in Japan”. TranslateMedia (2011年10月20日). 2011年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月4日閲覧。
  8. ↑ “Prohibited Software and Extensions” (英語). LinkedIn Help. 2022年12月15日閲覧。
  9. ↑ Pepitone, Julianne (January 27, 2011). “LinkedIn files for IPO, reveals sales of $161 million”. CNN. 2011年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2011年1月28日閲覧.
  10. ↑ “New Item on the College Admission Checklist: LinkedIn Profile”. ニューヨーク・タイムズ (2016年11月5日). 2022年7月9日閲覧。
  11. ↑ “University Student’s Guide to Creating a LinkedIn Profile”. Wize (2021年2月26日). 2022年7月9日閲覧。
  12. ↑ "Will LinkedIn Address the Influencer Program's Gender Lopsidedness?" Archived March 6, 2022, at the Wayback Machine. , LinkedIn Pulse, June 14, 2016. Retrieved on June 28, 2016.
  13. ↑ Rao, Leena. "LinkedIn Allows You To Follow Key Influencers On The Network; Will Eventually Make Feature Universal" Archived July 5, 2017, at the Wayback Machine. , TechCrunch, San Francisco, October 2, 2012. Retrieved on July 19, 2013.
  14. ↑ Kaufman, Leslie. "LinkedIn Builds Its Publishing Presence" Archived July 1, 2017, at the Wayback Machine. , The New York Times, New York, June 16, 2013. Retrieved on July 19, 2013.
  15. ↑ “Locations - LinkedIn Careers”. LinkedIn. 2021年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月10日閲覧。
  16. ↑ About LinkedIn Statistics (2018年4月現在)
  17. ↑ “LinkedIn Company Page”. LinkedIn. 2020年5月3日閲覧。
  18. ↑ Meyer, Jack (2019年7月14日). “15 Ways to Use Linkedin to Find a Job”. TheStreet. 2022年7月10日閲覧。
  19. ↑ Santoreneos, Anastasia (2019年8月1日). “How to use LinkedIn to guarantee you get your dream job”. Yahoo! Finance. 2019年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月3日閲覧。
  20. ↑ Kersten, Teresa (2019年7月16日). “How to Get Positive Responses to Cold Outreach Messages on LinkedIn”. Yahoo! Finance. 2019年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月3日閲覧。
  21. 1 2 Petrow, Steven (2017年5月10日). “3 overlooked LinkedIn features to find a better paying job” (英語). USA TODAY. 2020年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月18日閲覧。
  22. ↑ Roth, Daniel (2019年4月3日). “LinkedIn Top Companies 2019: Where the U.S. wants to work now”. LinkedIn. 2022年7月10日閲覧。
  23. ↑ “LinkedIn Unveils the 2021 U.S. Top Companies List” (英語). www.businesswire.com (2021年4月28日). 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月23日閲覧。
  24. ↑ Hutchinson, Andrew (November 17, 2020). “LinkedIn shares listing of its most influential users in 2020”. Social Media Today. 2021年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年7月21日閲覧.
  25. ↑ Roth, Daniel (November 17, 2020). “LinkedIn Top Voices: meet the professionals driving today's business conversations”. 2021年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年7月21日閲覧.
  26. ↑ Kambhammettu, Akhil (September 29, 2020). “10 Companies That Are Thriving--and Hiring--Amid the Pandemic”. Inc. 2021年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年7月21日閲覧.
  27. ↑ Hempel, Jessi (September 22, 2020). “LinkedIn Top Startups 2020: The 50 U.S. companies on the rise”. 2021年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年7月21日閲覧.
  28. ↑ リンクトイン「クリエイター・オブ・ザ・イヤー2020」最も人を惹き付けるクリエイター10人
  29. ↑ LinkedIn「クリエイター・オブ・ザ・イヤー2021」人を惹き付けるクリエイター10人
  30. ↑ “LinkedInが就活やビジネスで注目されている背景”. 東洋経済 (2021年5月28日). 2022年7月9日閲覧。
  31. ↑ アシユカ (2020年5月6日). “LinkedInが日本で流行らない3つの理由”. note. 2022年7月9日閲覧。
  32. ↑ 「キャリアを見つめ直す」場所、リンクトイン 肩書のない女性2人が声を上げるまで
  33. ↑ リンクトイン、「キャリアブレイク」追加可能に 職歴の空白埋める
  34. ↑ 【2022年最新版】LinkedInとは?使い方と企業の活用方法を解説
  35. ↑ 【LinkedIn独自調査】最も勢いのある日本のスタートアップ10社
  36. ↑ 【LinkedIn独自調査】2022年版「今、働きたい会社」トップ25

関連項目

外部リンク


LinkedIn

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 15:18 UTC 版)

「ソーシャルメディアマーケティング」の記事における「LinkedIn」の解説

プロフェッショナルなビジネス関連のネットワーキングサイトであるLinkedInを使用すると、企業は自分のビジネスだけでなく、ネットワークを構築して他の人と会うためのプロフェッショナルなプロファイルを作成できる。 ウィジェットにより、メンバーはTwitterストリームや製品ページのブログエントリなど、さまざまなソーシャルネットワーキングアクティビティをLinkedInのプロフィールページに宣伝できる 。 LinkedInは、そのメンバーにセールスリードとビジネスパートナーを生み出す機会を提供する。 メンバーは、Facebookページと同様の「会社ページ」を使用して、ビジネスオーナーが製品やサービスを宣伝し、顧客と対話できる領域を作成できます。 求職者はスパムメールを多く受け取りメールへの反応が薄くなっているため、大手企業は、LinkedInを使用して従業員を採用することを好む。さらに、企業は、電子メールからの限られた情報ではなく、LinkedInプロファイルから収集できる情報を好んで利用するところが多い。

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