GP四国の参加者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/17 15:27 UTC 版)
「Wizard's Soul 〜恋の聖戦〜」の記事における「GP四国の参加者たち」の解説
太田 ひとみ(おおた ひとみ) 四角い眼鏡をかけた太った女性。愛称は「ふとみん」。 容姿や性格が良くないため、自分からTCGの強さを取ったら何も残らないと思っている。 使用するデッキは、ファッティと呼ばれる巨大クリーチャーで相手を殴り倒すビートダウンデッキ。豪快な力押しカードの隙を繊細なプレイングでカバーする。主なフィニッシャーは、破壊と復活の能力を持つ《激怒するガネーシャ》。 王子 憲一(おうじ けんいち) フツメンでカード力があり気遣いができるため、とてもモテる青年。愛称は「王子」。 長年種族デッキで戦っている経験者。 使用するデッキは、女神の種族デッキ。受けの広いデッキ構成で堅実に勝利するため、勝率は6割5分。主なフィニッシャーは、女神を支援しつつ攻撃を確実に通す能力を持つ《妖精女王-タイタニア》。 綾小路 ここな(あやのこうじ ここな) 猫をこよなく愛する少女。大会には猫耳と着物姿で出場することが多い。「ニョホホ」が口癖。 五十棲雪乃に友人以上の感情を抱いている。資産や技術も優れているものの、雪乃のために勝ちたいと思っている。卑怯な手段を使う輩には搦め手で反撃する。ひとみとも仲が良い。 使用するデッキは、猫を主体としたデッキ。店長曰く「プレイングが的確で正確」。デッキ構築はかなり尖っているが、メタは読み切っている。 浅原 あき(あさはら あき) 四角い眼鏡をかけた痩身の女性。愛称は「ロマンさん」。 特殊勝利や大がかりなコンボなど夢の溢れるカードをデッキに組み込みながら、そこそこの勝率を誇ることで有名なプレイヤー。常にロマンを追い求める姿勢と、楽しそうにゲームをプレイする愛らしさから、年齢性別問わず多くのWSプレイヤーに愛されている。まなかが見慣れないカードを使用した際は「同類(なかま)」だと思い込みテンションが上がっていた。 使用するデッキは、コンボデッキ。デッキ構造そのものが脆いためか、シルバーバレット戦略を採用している。主なフィニッシャーは、場に四聖獣のすべてのカードが揃っているときゲームに勝利する《黄竜招来》。 草間 紡(くさま つむぎ) 洒落た格好の金髪の女性。ネガティブな性格の29歳。ひとみとは軽口を叩きあえる仲。 地方の出身であり、中学時代までWSは負けなしだった。しかし都会の高校へ進学した際、地方格差による都会と自分のレベルの違いに愕然とし、遊びも恋も捨ててWSに打ち込む。それにより周囲と同等の実力を身につけるものの、大学以降はプロを目指す「本当に強い人たち」に勝てなかったことで、自らがプロ足りえるセンスや才能を持ちえない凡人であることを悟ってしまう。それ以降は、逆に都会の流行デッキで地方大会に乗り込む田舎狩りでプロになれない鬱憤を晴らしていたが、かつての自分が持っていたゲームを楽しむ気持ちを目の当たりにしたことで、プロにもアマチュアにもなれない自分の半端さに気づきWSの引退を考えている。グランプリで入賞しプロが視野に入る実力であるためむしろ強いレベルのプレイヤーではあるのだが、プロとアマチュアの紙一重の差の重みに苦しんでいる。それでも彼女がWSに打ち込んできたのは、ひとえにWSが好きだからである。 使用するデッキは、「極寒」のハーフロックデッキ(ブリザードロック)。互いのマテリアルを使用不可能にすることで相手を行動不能にし、自分はマテリアルを使用しないフィニッシャーを用意することでゲームに勝利する。主なフィニッシャーは、手札を消滅させる代替コストによってプレイできる《極寒の夜チェルノボーグ》《極寒の昼ベロボーグ》《極寒の地の太陽神ダジボーグ》。 上原 空弥(うえはら くうや) 櫻井瑛太の知り合いの男子学生。四角い眼鏡をかけている。 性格が悪く、たとえ助言や親切心からの言葉であっても悪意的にしか受け取らない。またゲーム外で相手を煽るなど素行は良くない。一方で彼自身も精神的な弱さがあり、気分によってプレイングの精度にムラがある。 使用するデッキは、天使の種族デッキ。使いこなすのは難しいが現環境のトップメタであり、使用している理由は「自分に合っているから」とのこと。主なフィニッシャーは、打ち消されず即座に攻撃でき自身の能力を上昇させられる《ヴァルハラの天使-エア》。プレミアレア(最高位のレアリティ)のカードであり、バイト代をつぎ込んで買った1枚刺し。 小森 ケイ(こもり ケイ) 小柄な女学生。気弱な性格。 可愛いイラストのカードを好んで使用する、いわゆるティミープレイヤー。そのためWSは強くなかったのだが、SNSで神楽坂あおいから助言を受けてトップメタの天使デッキに有効なコンボを組み込んだことで一線級のデッキとなり、グランプリを勝ち上がってきた。以前から神楽坂あおいのファンだったが、助言を受けてからはより熱心になっている。グランプリに参加したのも、優勝者として神楽坂あおいと対戦できる権利を利用し、彼女に直接お礼を言うためである。デッキはかなり使いこまれているが、カードの知識や理解力に未熟さがある。 使用するデッキは、植物デッキ。コンセプトありきのデッキだが、トップメタの天使デッキに対しては有利に戦える。主なフィニッシャーは、ターン開始時にすべてのクリーチャーにダメージを与えつつ、自身はクリーチャーの数だけ強化される《森の番人-チェスナト》。 築館 弘(ちくだて ひろ) 四角い眼鏡をかけた少年。自称天才デッキビルダー。 グランプリ四国で流行したバーンデッキを持ちこんだ張本人。以前、草間紡の田舎狩りに遭っており、それ以来紡を師匠と呼んで慕っている。明るい性格だが低年齢であるためか歯に衣着せぬ言動が目立ち、彼に付きまとわれる紬は心底ウザがっている(なんだかんだで面倒は見ている模様)。 使用するデッキは、バーンデッキ。サイドボードから構成を大きく変えることができ、トップメタの天使デッキ対策をしているデッキでは対処しきれない。主なフィニッシャーは、限定的なカードを要求する代わりに、クリーチャーを破壊しつつそのコントローラーにダメージを与える《ペレの火山砲》。 神楽坂 あおい(かぐらざか あおい) アイドル。グランプリ四国のゲストとして招かれており、優勝者は彼女とエキシビションマッチを行う権利を獲得する。 構築、プレイング共に非常に高い技術を有しており、デッキ構築にある種の縛りがあるにもかかわらず、環境のデッキと十分に渡り合えるデッキを構築できる。アイドルとして「最強のカードを詰め込んだ最強のデッキで最高のプレイングにより勝利というエンタメを提供する」という矜持を持つ。 使用するデッキは、プロモーションデッキ。グランプリ開催地の企業とタイアップした限定PRカードを使用したデッキで、通常のカードではありえないような莫大なアドバンテージを稼ぎ出す最高レアリティのカードが大量に詰め込まれている。これらのカードは流通数が少ないために非常に高額であり、別大会で彼女が使用したデッキの総額100万円と同程度の金額になっている。
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