1955年の橋とは? わかりやすく解説

1955年の橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 17:58 UTC 版)

久下橋」の記事における「1955年の橋」の解説

久下冠水橋(くげかんすいきょう)とも呼ばれ1955年昭和30年7月19日開通した施工久下にある株式会社新井組が行なった。開通当時市町村道橋梁だったが、地元住民埼玉県への陳情により1966年昭和41年4月県道埼玉県道257号冑山熊谷線)に昇格されている。全長282.4メートル幅員2.7メートル一部4.5メートル)で、橋脚44本。車幅制限2.0メートル重量制限3.0トンである。橋脚鋼製一部コンクリート製)、橋桁木製冠水橋であった欄干初め付けられていなかったが住民要望応じ1968年昭和43年6月頃に鉄パイプ立ててワイヤー張った簡素な欄干設置された。この欄干洪水の際に着脱可能なのである。元々は中洲挟み熊谷側と大里側にそれぞれけられていたが、洪水などで中洲消失した他、破損補修繰り返しているうちに1本の繋がったのである中央部幅員がやや広くなっているのはその名残である。また、損壊の他、修繕の際にも通行止め措置取られ1986年昭和61年11月15日から12月15日までの1ヶ月間はそれより通行止めとされた。道幅狭く自動車すれ違いができなかったため、対岸車両との譲り合い前提となっていた。この譲り合う姿により「思いやり橋」とも言われていた。 1970年代から永久橋架け替え計画存在しており、1977年昭和52年10月11日久下佐谷田地区内関係者を対象地元公民館説明会が行われたが、生活に密着した身近なであったことや騒音問題危惧したことなどから、地元住民によって「久下橋かけかえ反対期成同盟会」が結成され住民行政にて長期亘る協議交渉が行われた。 珍しい構造であることから文化的意味合いもあって、地元では撤去惜しむ声が強く久下橋を残す会」が結成され署名運動が行われ約四千名署名集まったことで保存検討されたが、老朽化著しく河川管理上や財政上の問題もあり、各種方面との協議結果最終的に撤去する結論至った埼玉県道最後冠水橋であった旧橋は、現行開通に伴い2003年平成15年6月15日午後5時をもって通行止となり50年近い歴史に幕閉じ同年中に撤去された。なお撤去担当したのも建設時と同じ新井組だった。 2004年平成16年9月4日左岸側旧橋跡付近に記念碑説明板旧橋主桁部の廃材作製されベンチ有志による募金にて設置された。 東側右岸から 東側左岸から 熊谷市地方面を望む 左岸堤防から 旧橋撤去作業

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1955年の橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 15:18 UTC 版)

登竜橋 (荒川)」の記事における「1955年の橋」の解説

先代架橋から約40年経過し老朽化したため、ほぼ同様の位置旧橋デザイン踏襲した鋼製で、ほぼ同様な構造の鋼上路2ヒンジトラスドアーチとして架け替えられ、1955年昭和30年開通した。これが現在の登竜橋である。施工松尾橋梁(現、IHIインフラシステムが行なった。また、面(床版)は木製からコンクリート製変わり高欄宝珠架け替え前の14箇所から10箇所省略された。面は旧橋にあった階段状の凹凸は特に設けられていない竣工当時秩父郡大滝村架かる大滝村管理であったが、2005年平成17年4月1日合併平成の大合併)により、大滝村秩父市合併され秩父市管理となった登竜橋架設から50年以上が経過し近年床板背面コンクリート剥落により内部鉄筋腐食露出見られるため、秩父市による補修望まれていた。2017年平成29年)には劣化した塗装の塗替工事実施されている。

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