魔法の国の魔法少女たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 06:42 UTC 版)
「魔法少女育成計画」の記事における「魔法の国の魔法少女たち」の解説
主に「K県S市に人造魔法少女を研究している施設が存在する」という匿名のメールを見てS市にやってきた魔法少女たち。ピュアエレメンツの拠点となっている『研究所』に向かう。 袋井魔梨華(ふくろい まりか) / 袋井 真理子(ふくろい まりこ) 声 - 日高里菜(ドラマCD「in Dreamland」) 暴力が過ぎて魔王塾から放逐されたほどの戦闘狂魔法少女。人造魔法少女の情報を聞いて、スタイラー美々を巻き込む形で事件に介入する。 魔法:頭にいろんな魔法の花を咲かせるよ 花の種を飲み込み、頭に魔法の花を開花させる。この花は種類によって熱線や悪臭を放ったり、痛み止め効果のある実をつけるなど様々な効果をもたらす。水や土、太陽光といった環境を整えて育成の時間をかけることで、花が咲いている時間を延ばせる。意識的に急速に花を咲かせることも可能だが、その場合はすぐに枯れてしまう。 スタイラー美々 本来変更することが出来ない魔法少女の容姿や服装を自身の魔法で変化させることが出来るため、魔法少女専門のスタイリストとして働いている。魔梨華の友人で、彼女に巻き込まれる形でS市入りする。 魔法:魔法のコーディネートで身だしなみを整えるよ 生物無生物問わず対象の見た目、装いを変化させる。本来無かったはずの装飾品を生み出す、短髪を伸ばすといった、通常ではあり得ないスタイリングも可能だが、元の姿との相違が多いほど時間を要する。対象が美々から離れても魔法の効果は持続するが、対象が魔法少女の場合は変身を解除した時点で効果が失われる。 アンブレン / 嵩山 美津(かさやま みつ) 外交部門所属でレディ・プロウドの部下。見た目は幼いが戦闘力は高く、外交部門内でも相当の実力者だが、非常に飽きっぽいのがタマにキズ。 魔法:なんでも受け止める魔法の傘を使うよ 飛来したものの速度や重量を無視して「ふんわりと」受け止める傘を持つ。傘が閉じていル場合や、傘の内側にも魔法の効果は及ぶ。 これを利用して高所から落下傘のようにゆっくり降下したり、滑空もできる。 レディ・プロウド 外交部門所属。魔王塾出身者ではないため相応の実力はあるものの外交部門内では目立てず、魔王パムを一方的にライバル視していた。野心家であり、人造魔法少女の秘密を探ることで亡き魔王パムに代わって外交部門を立て直すことを目論んでいる。アンプレンのプニプニほっぺがお気に入り。 魔法:自分の血を好きな液体に変えられるよ 自分の血液を任意の液体に変化させる。いったん身体から離れた血液でも、液体の状態であれば魔法を行使できる。自身の血液を意のままに変換することができる。主に小瓶に詰めており、硫酸やニトログリセリンなどに変換してぶつけるなど攻撃に使用している他、接着剤や酒など、使用範囲が広い。 体内の血液の神経伝達物質や脳内麻薬をコントロールすることによって痛覚の鈍化や五感・俊敏性の強化を行うこともできる。 グリムハート ハートの女王のような見た目で魔法の国の情報局に所属する魔法少女。何を聞かれても「クビヲハネヨ」としか応えない。シャッフリンを部下に従えている。 その正体は魔法の国の「三賢人」の一人シェヌ・オスク・バル・メルがこちらの世界で活動するための現身。 魔法:礼儀知らずは相手にしないよ グリムハートが許可をしない限り、無礼者からのあらゆる干渉を受け付けない。無礼者かどうかはグリムハートの主観によるが、基本的にグリムハートは自分以外の全てを無礼者と認識している。 このため戦闘、魔法、会話、その他あらゆるコミュニケーションはグリムハートから一方的に行われる。 ウッタカッタ 生業を持たないフリーランスの魔法少女の一人。口調は丁寧だが慇懃無礼。フリーランス仲間であるフィルルゥ、カフリアと共に人造魔法少女の研究施設を探す。 魔法:不思議なシャボン玉を作ることができるよ 固有アイテムであるストローに息を吹き込み、不思議なシャボン玉を作る。シャボン玉の大きさ・割れやすさは自由に調節でき、強度を最強にすれば、魔法少女の打撃でも簡単には割れない。このシャボン玉は一定の浮力を持ち、大きいサイズにすれば中に人を入れたまま浮くこともできる。 作られたシャボン玉はウッタカッタの意思で自由に動かしたり割ることが可能。 シャッフリン 不思議の国のアリスのトランプ兵がモチーフの魔法少女。グリムハートの部下で、なにかと彼女に罵倒されている。 魔法:マークや数字によって能力が変わるよ トランプの枚数と同じ52+ジョーカー1枚の53体の分身から構成される魔法少女。53体それぞれに違うスートと数字が描かれており、能力が少しずつ違っている。 スートは基本的な能力を表し、スペードのシャッフリンは戦闘能力に優れ、ダイヤは技術に優れ、ハートは高い耐久力、クラブは潜伏・隠密を得意とする。数字はそれぞれの能力の高さを表し、Aが最優で以下K、Q、J、10〜2と続く。 ジョーカーは全てのシャッフリンの統括役であり、シャッフリンが何体破壊されてもジョーカーが魔法少女1体分の魔法力を吸収することで52体全てを復活させることができる。 フィルルゥ 元魔法少女用刑務所の看守。『limited』でフレデリカ達が脱獄した一件が元でいつの間にやら失職しており、再就職のために活動するフリーランスの魔法少女。 魔法:魔法の針と糸でなんでも縫いつけるよ 魔法の針と糸で縫製をする。針で刺した際のダメージは無く、生き物に刺しても痛みを与えない。また、どんな物にも刺さる。糸の強度は力自慢の魔法少女でも千切ることができないほど。 自身の身体に刺して糸を通すことで糸に触れたものを身体で検知することができる仕掛けを施すなどの応用が可能。 スタンチッカ 道化師姿の魔法少女。顔が口元以外マスクで隠されており、言葉も発さない。スノーホワイト達に「よろず相談承ります スタンチッカ」という名刺を渡して自己紹介をした。 魔法:魔法の大道芸でみんなをびっくりさせるよ どこからともなく持ってきた物を使って大道芸をする。火を噴く、ジャグリングなど多彩な芸を行う。使う道具には爆薬なども含まれており、それらは魔法少女にダメージを与えるほどの威力を持つ。 カフリア / 木村 心(きむら こころ) フリーランスの魔法少女。自身の魔法とは別に背中の翼で単独の飛行が可能。フィルルゥ、ウッタカッタと人造魔法少女の研究施設を探す。自身の魔法が「しょぼい」と自覚しており、「しょぼい」魔法を持つフリーランスの魔法少女仲間と仕事の融通や世間話をするためのお茶会を開いている。 魔法:誰が一番早く死ぬのかわかるよ 視界内にいる人間(魔法少女や魔法使い等も含む)の中で、誰が最初に死ぬかがわかる。カフリアの視界には当該人物の頭上にドクロマークが浮かぶが、このドクロマークは実体がないため触れることが出来ず、他の者にも視認できない。死亡の原因や、具体的な時期まではわからない。
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