飛鳥Ⅱ

世界の客船マーケットで高い評価を受けていたクリスタル・ハーモニーが「飛鳥Ⅱ」として生まれ変わり、装いも新たに平成18年春デビューした。飛鳥で培われた「和のおもてなしの心」を継承し、和と洋の感性と様式を理想的に融合させた。飛鳥の1.7倍となった船内はゆとりに満ち、レストラン・ラウンジをはじめ、施設の数が多くなり、船内の楽しみ方もスケールアップ。全室海側に面した客室はプルマン式のベッドからツインベッドに変わり、飛鳥同様、バスタブも完備。ベランダ付き客室の割合も大幅に増加した。 |
クルーズエリア ![]() | ●日本近海 ●東南アジア ●グアム ●オセアニア ●世界一周 |
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船籍:日本 建造年:1990年(2006年改装) 総トン数:50,142トン 全長:241m 全幅:29.6m 喫水:7.5m 航海速力:23ノット(最大) デッキ数:12層(乗客スペース8層) |
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客室:400室(全室海側) 乗客定員:800名 乗組員総数:約440名 乗組員1人に対する乗客数:1.8人 |
飛鳥II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 08:23 UTC 版)
飛鳥II(あすかツー)は、日本郵船の関係会社である郵船クルーズが所有・運航している外航クルーズ客船。2006年2月に売却された「飛鳥」の後継船にあたる。
注釈
- ^ 当時。その後、2015年にゲンティン・グループのゲンティン香港に売却された。
- ^ 日本郵船の2006年度第一四半期決算によれば、客船事業部門の収支は前年同期比、大幅に改善されており、この船腹交換の効果が現れた。
- ^ 2016年度には種子島に寄港し、オプショナルツアーで上陸するプランが設定された。
- ^ 2011年の世界一周クルーズではオプショナルツアーでアマデア(初代飛鳥)に乗り換えて通航した。
- ^ タグボートを付ければ航行可能だが費用がかかる。
- ^ 2003年6月より初代飛鳥船長
- ^ 2005年2月より初代飛鳥船長
- ^ 退任後郵船クルーズ常務取締役に就任
- ^ 退任後郵船クルーズ取締役常務執行役員に就任
出典
- ^ a b c d e f Asklander, Micke. “M/S Crystal Harmony (1990)” (Swedish). Fakta om Fartyg. 2009年3月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g デッキプラン/船舶データ -
- ^ a b c 飛鳥II 総トン数・乗組員数変更のお知らせ - 郵船クルーズ
- ^ “Asuka II”. 20th Century Ships. 2009年3月9日閲覧。
- ^ Larsen, Robert. “M/S Asuka II” (Norwegian). Skip-siden. 2009年3月9日閲覧。
- ^ 豪華客船「クリスタル・ハーモニー」、日本マーケットへ投入−ニーズ拡大を受けて「飛鳥」の後継船− - 日本郵船2005年3月31日(Internet Archive)
- ^ 共に郵船クルーズプレスリリースより引用
- ^ 横浜市港湾局 ~初の横浜港船籍客船「飛鳥II」
- ^ 横浜市 市長定例記者会見(平成17年10月5日)
- ^ 郵船クルーズ ~「飛鳥II」の母港が横浜に決定しました
- ^ a b c d e 豪華クルーズ客船"CRYSTAL HARMONY"の概要 - 船の科学1990年11月号
- ^ 小林幹弘「日本初の新造客船誕生に寄せて」『関西造船協会創立九十周年記念誌 航跡 船匠(たくみ)たちから時代への伝言』、関西造船協会、2002年、198-208頁。
- ^ 福島昭二 「安心・安全のものづくりの考え方」 長崎大学工学部
- ^ 大型クルーザー(CRYSTAL HARMONY) - 内航近海海運増刊 最新鋭船と舶用機器1990年版(内航ジャーナル)
- ^ 横浜市港湾局 ~「飛鳥」、「飛鳥II」ドック風景
- ^ 横浜市港湾局 ~「飛鳥II」命名式・市民見学会風景
- ^ a b 客船紹介クルーズ船編 クリスタル・ハーモニー - マリンブルー・ファンタジー 客船新時代の船旅(日本外航客船協会 1991年)
- ^ 泉泰智, 木戸良, 大野彰 (1992). “客船「クリスタルハーモニー」の電気推進システム”. マリンエンジニアリング 27 (2): 148-158.
- ^ a b 水谷慎吾 (2012). “飛鳥Ⅱ 機関室/機関プラント紹介”. マリンエンジニアリング 47 (2): 213-218.
- ^ 立石智裕 (2004). “大型客船の軸系”. マリンエンジニアリング 39 (9): 609-615.
- ^ 郵船クルーズ/「飛鳥III」建造を具体化。既存船は星港センブコープで改装 - 日本海事新聞(2019年5月16日)
- ^ 飛鳥Ⅱは次のステージへ! 飛鳥Ⅱはリニューアル工事を2020年シンガポールにて実施!~より快適に、さらに進化した飛鳥クルーズをお楽しみいただけます~ - 郵船クルーズ(2019年5月15日)
- ^ 「飛鳥Ⅱ」クルーズ乗船記 ~船上の様子をレポート!~ - はじめてのクルーズ旅行ガイド(名鉄観光サービス)
- ^ “「徹子の部屋」に飛鳥ⅡのCMが登場”. ASUKA CRUISE. 郵船クルーズ (2015年12月28日). 2016年2月21日閲覧。
- ^ “特選 夢の豪華客船に潜入!”. ひるブラ. 日本放送協会 (2017年6月27日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “「ヒルナンデス!」 2017年12月1日(金)放送内容”. 価格.comテレビ紹介情報 (2017年12月1日). 2018年2月17日閲覧。
- ^ 「ヒルナンデス!」 2019年12月18日(水)放送内容 - 価格.com
- ^ 飛鳥Ⅱ、テレビ番組『ヒルナンデス!』に登場 - WEB CRUISE
- ^ 溶接の高温伝わり出火か「飛鳥II」火災で運輸委 - 産経新聞2020年6月19日
飛鳥II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 04:38 UTC 版)
1989年9月進水、2006年3月就航。全長240.9m、幅29.6m、速力21ノット、出力32,800kW、50,444総トン。
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飛鳥II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 21:05 UTC 版)
「クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「飛鳥II」の解説
「飛鳥II」も参照 2021年4月29日、横浜港を出港し青森に向かっていたが、30日に乗客1人の感染を確認。濃厚接触者は同じ客室の家族1人であり、翌5月1日に横浜港に引き返した。
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