スケール‐アップ【scale up】
スケールアップ
これ自体が特別な用語ではないが、2006年頃からエイズ対策などのプログラムの中で汎用される言葉である。日本語では「拡大」とか「展開」と訳されていることが多い。
政府があるプログラムを開始する際に、ある一部の地域でパイロットとしてプログラムを開始し、パイロット終了後にパイロットを評価し、その後の全国展開の段階を「scale up phase」と呼ぶことがある。また、このような地理的な「スケールアップ」以外に、例えば、病院レベルのみで実施されていたエイズ治療を、保健所やコミュニティーレベルでも実施しようとするときも、「スケールアップ」と呼ぶことがある。
エイズ対策は、一部のパイロット地域や限られた施設でのプログラムの成功例は多くあるが、全ての住民にプログラムでの医療サービスが行き届くようにすることが一番の難しさとも言われている。一方、国連・WHOはエイズ対策として2010年までに誰もがエイズ予防・ケア・治療へのアクセスを持つことを目指した「Universal Access」を打ち出しており、最近「スケールアップ」の言葉が多くの国で使用されるようになった。(垣本和宏)
参考URL:Towards Universal Access by 2010. WHO. 2006 http://www.who.int/hiv/toronto2006/towardsuniversa...
スケールアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/22 15:45 UTC 版)
化学工学においてスケールアップとは、小型のモデル装置の状態と同じ効果を大型の実機で実現するための設計基準を得ることを言う[1]。
- ^ 化学工学会編 『化学工学』 (3版) 槇書店、2006年、275頁。ISBN 4-8375-0690-9。
- ^ 大山義年 『化学工学Ⅱ』 岩波全書、1963 isbn=4-00-021102-1、213頁。
- 1 スケールアップとは
- 2 スケールアップの概要
スケールアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 06:15 UTC 版)
第2作の『銀座の若大将』もヒットし、第3作の『日本一の若大将』で3部作のトリという内容だったが、人気は衰えず、初の海外ロケの第4作『ハワイの若大将』まで作られた。ただ、この作品の後、加山は黒澤明監督の『赤ひげ』出演のため、スケジュールを1年間拘束されることが決まっていた。そのため、スタッフは加山の1年間のブランクによる若大将シリーズの人気低迷という危機感を抱き、シリーズの打ち止めも覚悟していた。だが、反対に観客の飢餓感の方が勝り、国内ロケの『海の若大将』は前作を上回る興業成績を収めた。また、この作品で歌われた弾厚作作曲、岩谷時子作詞、森岡賢一郎編曲の「恋は紅いバラ」「君が好きだから」もレコードがヒットし、ここに至って若大将シリーズは確固たる地位を築いたのだった。続く『エレキの若大将』は加山の音楽的な才能と当時流行していたエレキブームがマッチした出色の音楽映画作品となった。また加山の代表作である「君といつまでも」も挿入歌として歌われたが、このレコードが300万枚を売り上げるトリプルミリオンセラーとなり、加山雄三ブームといえる現象も生みだした。このブームの中、二度目の海外ロケ作品である『アルプスの若大将』は、加山の得意なスキーを前面に推し、シリーズでも『大学の若大将』に次ぐ観客動員と1966年の東宝映画興行収入第1位を果たす大ヒットとなった。翌年の1967年には正月公開の『レッツゴー!若大将』、東宝35周年記念作品『南太平洋の若大将』、『ゴー!ゴー!若大将』と3本が公開されることになった。押しも押されもせぬ東宝のドル箱シリーズの面目躍如というところだった。
※この「スケールアップ」の解説は、「若大将シリーズ」の解説の一部です。
「スケールアップ」を含む「若大将シリーズ」の記事については、「若大将シリーズ」の概要を参照ください。
- スケールアップのページへのリンク