金田一少年の事件簿
金田一37歳の事件簿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:18 UTC 版)
「金田一少年の事件簿の登場人物」の記事における「金田一37歳の事件簿」の解説
37歳になり、PR企業「音羽ブラックPR社」に勤務するサラリーマン(営業部主任)になっている。容姿の変化はほとんどなく、髪型や眉毛も高校時代と変わっていない。うだつの上がらないサラリーマンで、企画課のOL達からは高校時代同様に陰で「キンダニ」と呼ばれている。親戚の葬儀や結婚式を理由にして度々有給を取っており、有給消化率が営業部内でトップ。私生活はアパートで独り暮らしをしており、高校時代と同様に生活はズボラな様子。スケベな性格も相変わらずだが、部下の葉山まりんには一線を引いて接している。理由は不明だが、探偵としては「もう、謎は解きたくない」と推理を嫌がる様子を見せている。祖父をバカにされると祖父の誇りにかけて事件の解決に挑む事もある。なお、事件を解明した際のセリフは「謎が全て解けちまった!」と一部変わっている。
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金田一37歳の事件簿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:00 UTC 版)
「金田一少年の事件簿」の記事における「金田一37歳の事件簿」の解説
2018年1月から青年漫画誌「イブニング」で連載中。『金田一少年の事件簿』の20年後を描いた作品。青年誌に移ったこともあり、女性の乳首描写が解禁され、性的描写やそれにまつわる明らかな言動が顕著になっている。犯人の動機や事件背景にも、今までのシリーズとは違った人間らしい醜いものが見受けられる。 一は37歳になり、PR会社「音羽ブラックPR社」に勤務するサラリーマンになっている。美雪は一とのラインのやり取りのみで未登場。部下の葉山まりんが新ヒロインとして登場している。また、「もう殺人事件に関わったり、推理をしたくない」という心境の変化があったらしいが、毎度のように殺人事件に巻き込まれては、まりんの誘導もあり推理をする羽目になっている。その際の決め台詞は、「謎がすべて解けちまった」。また、高遠が率いる犯罪組織『オリンポス十二神』や高遠のファンクラブとの望まない戦いも描かれている。 通算事件事件名連載期間収録巻回数怪人名あらすじ1 歌島リゾート殺人事件 2018年1月23日 - 8月28日 KC 1 - 2巻 全15話 「第四のファントム」 一は会社が運営する孤島リゾートのオープンイベントのスタッフを任され、後輩の葉山まりんと共に孤島に向かう。その孤島は、20年前に三度も連続殺人事件の舞台となった「オペラ座館」があった、あの「歌島」だった。歌島ではオープンイベント「歌島リゾート夢の縁結びツアー」が行われ、一とまりんはスタッフとしてイベント運営や参加客への対応に追われる。しかし、突如ミュージカル「オペラ座の怪人」のテーマがリゾート内に響き渡り、参加客が次々と殺害されていく。 2 タワマンマダム殺人事件 2018年9月11日 - 2019年1月22日 KC 2 - 4巻 全10話 なし 一はアパートの隣人・森下桃香の頼みでケータリングの仕事を手伝うため、まりんと共にとある高級タワーマンションを訪れる。しかしこのタワーマンションでは、3人のマダム達が結託して、一人のマダムを殺害するべく完全犯罪を計画していた。3人はパーティーの裏側で、殺人計画を決行。互いの連携による巧妙なトリックで、マダムを投身自殺に見せかけて殺害する。 3 京都美人華道家殺人事件 2019年2月12日 - 8月27日 KC 4 - 5巻 全14話 なし 一とまりんは、京都支社が請け負ったインバウンド客向けのイベントの担当になり、京都支社へ出張する。2人はクライアントの「赤池流」という華道の家元・京極家の屋敷を訪れ、双子の美人姉妹に出会う。しかしその日の夜中、一は屋敷の枯山水の庭の真ん中で、双子の妹が死亡しているのを発見する。枯山水には死亡した妹の足跡しか残っておらず、警察は自殺の線で捜査するが、一はこれに違和感を覚える。ところがその翌日、今度は双子の姉が首のない他殺体で発見され、事件は混迷を極めていく。 4 函館異人館ホテル 新たなる殺人 2019年9月10日 - 2020年3月24日 KC 5 - 7巻 全14話 「碧血鬼」 京都から帰った一とまりんは、繁忙期で他の営業が出払っているため、北海道のイベントの案件を急遽任される。そのイベントの会場は、20年前に麻薬絡みの連続殺人事件の舞台となった、函館の異人館ホテルだった。異人館ホテルにやってきた一は、仕事でそこに来ていたいつき陽介と佐木竜二に再会する。ホテルでは箱館戦争を題材にした舞台劇「箱館ウォーズ」が上演されることになっていた。しかし、公演初日に小道具の拳銃が本物の拳銃にすり替えられており、担当役者がそれに気づかずに劇中で発砲したため、役者2人に実弾が命中して死亡してしまう。その後、一を高遠と同じ人種であることを疑う警視・幸村真之助に耕助を侮辱された彼は、幸村の誤解を解くために真相を明らかにすると断言してしまう。 5 騒霊館殺人事件 2020年4月14日 - 10月13日 KC 7 - 9巻 全13話 「ポルターガイスト」 一とまりんは、30年前にスコットランドから日本に移築された洋館での体験宿泊イベントに携わることになり、モニター客らと共にイベント会場の洋館「壮麗館」を訪れる。この館にはポルターガイスト現象が起こるという曰くがあり、「騒霊館」という俗称でも呼ばれる場所だった。一たちがイベントの運営やモニター客の接客に奔走する中、ポルターガイスト現象としか思えない状況下で、モニター客が次々と殺害されていく。 6 綾瀬連続殺人事件 2020年10月27日 - 2021年6月8日 KC 9 - 11巻 全16話 なし 一の従妹のフミが書いたミステリー小説が、ミステリー大賞の佳作を受賞した。一とまりんはその縁で、そのミステリー大賞の授賞式の仕事を請け負うことになる。ところが、授賞式の開会直前になって、大賞を受賞した作家が外出したまま姿を消してしまう。さらにその直後、会場のスクリーンに突如、男が何者かに刺殺される映像と大きな「あ」の文字が映し出される。一はその映像が、姿を消した作家が書いた大賞受賞作「綾瀬連続殺人事件」の第一の殺人そのままであることに気付く。 7 殺人二十面相 2021年6月22日 - 2022年1月11日 KC 11 - 13巻 「殺人二十面相」 一とまりんは、イベント会社「ドワンゴ」の依頼で、池袋のハロウィンに合わせて開催される江戸川乱歩展の運営を請け負うことになった。本番前にマスコミ関係者を集めて内覧会が開かれ、一同は会場の展示内容を見て回るが、「殺人二十面相」と名乗る犯人によって内覧の関係者が乱歩の作品に見立てられ、次々と殺害されていく。シリーズ屈指の強敵が仕掛ける巧妙な殺人トリックに、一が挑む。
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