高田裕三とは? わかりやすく解説

高田裕三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/09 13:03 UTC 版)

たかだ ゆうぞう
高田裕三
生誕 (1963-03-21) 1963年3月21日(62歳)
日本東京都江戸川区
国籍 日本
職業 漫画家
活動期間 1983年 -
代表作 3×3 EYES
万能文化猫娘
碧奇魂ブルーシード
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高田 裕三(たかだ ゆうぞう、1963年3月21日 - )は、日本漫画家東京都江戸川区出身。明治大学付属明治高等学校卒業、明治大学文学部日本文学専攻中退。本名:高田裕次。代表作は、『3×3 EYES』や『万能文化猫娘』、『碧奇魂ブルーシード』など。

『3×3 EYES』で1993年度 第17回 講談社漫画賞受賞。

経歴・人物

漫画家を志した高校時代は少女漫画を描いていたが、当時はまだ少女漫画は絵柄等の自由度が低く、そのことから作者の描く絵は少女漫画には向いていないと持ち込みの段階で編集部から拒絶され少年漫画などへと転向した[1]。大学では明治大学漫画研究会に所属、4年留年し中退。当時は片山まさゆき細野不二彦五十嵐浩一アシスタントをしていた。

本人の弁によると病弱であり[2]インスリン欠乏症1型糖尿病)の持病を抱えている[3]という。

エピソード

  • 高校生の頃、コミックマーケットの警備スタッフをしていた経験がある。
  • 非常時の補充などに不便が生じる恐れがあることから、特殊な画材は極力用いないという。『コミッカーズ』誌上でカラー原稿の彩色に安価な普及品の水彩絵具を愛用していることが紹介され、その理由を「どんな店でも大抵手に入るから」と述べている。

作品リスト

アニメ化作品

  • 3×3 EYES
  • 毎日が日曜日 - ヒロインを伊藤美紀が演じている。その他3作品は全て林原めぐみ
  • BLUE SEED
  • 万能文化猫娘

その他

脚注・参考文献

  1. ^ 後に、わずかではあるが『りぼん』で少女漫画を発表したこともある。
  2. ^ 『3×3 EYES』13巻掲載「あとがきのようなもの」。
  3. ^ 『3×3 EYES』19巻掲載「あとがきのようなもの」。病名の表記は「インシュリン欠乏症」となっている。
  4. ^ “伏瀬書き下ろし番外編を高田裕三がコミカライズ、「転スラ」最強トリオの夏休み”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年7月26日). https://natalie.mu/comic/news/534332 2023年7月26日閲覧。 
  5. ^ 『月刊少年シリウス』2025年7月号、講談社、2025年5月26日。 表紙より。

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