加瀬あつしとは? わかりやすく解説

加瀬あつし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 08:19 UTC 版)

かせ あつし
加瀬 あつし
生誕 (1964-06-29) 1964年6月29日(58歳)[1]
日本千葉県[1]成田市
職業 漫画家
活動期間 1990年[1] -
ジャンル 少年漫画
ヤンキー漫画
受賞 第23回講談社漫画賞少年部門(1999年[1]
テンプレートを表示

加瀬 あつし(かせ あつし、1964年6月29日[1] - )は、日本漫画家千葉県[1]成田市出身。男性。血液型はB型[1]成田高等学校卒。

来歴

1990年、『週刊少年マガジン』(講談社)にて『カメレオン』で連載デビュー[1]1999年、『カメレオン』で第23回講談社漫画賞少年部門受賞[1]

2014年からは、『カメレオン』の7年後を描いた作品『くろアゲハ』を『月刊少年マガジン』(講談社)にて連載開始[2]

作風・人物

主にヤンキーなどの不良行為少年を扱った作品を描いている。一見典型的なダメ男である主人公が、類いまれなる奇跡的な幸運と仲間の助けによって成り上がっていく展開が特徴。駄洒落や下ネタを多用したギャグ表現が多く、また『北斗の拳』『ジョジョの奇妙な冒険』『ドラゴンボール』などの他作家作品のパロディも取り入れている。[独自研究?]

自由で笑いに溢れた作風とは裏腹に、作品で使うギャグやネタ作りには非常に苦労しており、原稿の締め切りに間に合わず逃亡したことも度々ある。そのため近年では「新人にエールを送る立場でこう言うのもなんだけど、漫画がキライ」「キライになったのは漫画家を職業にしてしまったから」「漫画を描くことが苦痛」とも語る一方で自身の作品と自分が漫画家であることには誇りを持っており、「自分がつまらないと思った話を原稿にしたことは一度もない」と自負している[3]

一時期、セガ対戦型格闘ゲームバーチャファイターシリーズ』に大変ハマっており、有名な大会に出没しその腕前を披露していた[4]。『カメレオン』の作中でも、主人公達が『バーチャファイター』に興じているシーンがある。

2009年、右手の腱鞘炎の悪化により一時休載を余儀なくされる。のち、手術によって回復。『週刊少年マガジン』誌上にて元気な姿を公開した。ロボットアームを装着し、好調をアピールした[5]

作品リスト

連載

読み切り

  • ぶっかけのヤザワ (『月刊ヤングマガジン』2011年6月号掲載) - 「疾風伝説 特攻の拓 外伝 〜Early Day’s〜」へのトリビュート企画「ぶっこみのあつし&ミサワ」に参加した短編。
  • カメレオン SevenYearsAfter (『月刊少年マガジン』2013年12月号掲載[8]) - 『カメレオン』の番外編であり『くろアゲハ』のプレストーリーとなる短編。

その他

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i マガメガの著者紹介におけるプロフィールより。
  2. ^ 月刊少年マガジンWeb|編集部日記|講談社コミックプラス 2013年11月08日(2014年5月11日閲覧)
  3. ^ 『ゼロセン』6巻・特別収録「オレの漫画道〜ゲドー戦記〜」より。
  4. ^ 『ゼロセン』6巻巻末のオマケ、「あたいの流刑地」によるとその入れ込みようはアーケード版のロムを筐体ごと自宅に所有していたほどであった。
  5. ^ コミックナタリー - 加瀬あつし緊急手術。機械の体を手に入れてカムバック”. 2009年8月21日閲覧。
  6. ^ “加瀬あつし「カメレオン」7年後を舞台に続編が月マガ連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月6日). https://natalie.mu/comic/news/102906 2022年12月6日閲覧。 
  7. ^ 『月刊少年マガジン』2023年1月号、講談社、2022年12月6日、 ASIN B00A7ZCL8C表紙より。
  8. ^ 月刊少年マガジンWeb|編集部日記|講談社コミックプラス 2013年10月07日(2014年5月11日閲覧)

加瀬あつし(かせ あつし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 07:28 UTC 版)

もう、しませんから。」の記事における「加瀬あつし(かせ あつし)」の解説

ジゴロ次五郎』『ゼロセン』の作者。かつて週刊少年マガジンにあったピモピモ広場イラスト初代担当で、2代目担当だった西本とはピモピモ広場における先輩後輩の関係にあたる(かつてはカメレオン』『ポリ公マン』も描いていた)。釣りにかけてはうるさくクルーザーまで所有する大概加瀬出てくる回は釣り関したネタであることが多い。軍服マニアでもあり、ある回では旧海軍制服姿登場し西本達を驚かせた。

※この「加瀬あつし(かせ あつし)」の解説は、「もう、しませんから。」の解説の一部です。
「加瀬あつし(かせ あつし)」を含む「もう、しませんから。」の記事については、「もう、しませんから。」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「加瀬あつし」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「加瀬あつし」の関連用語

加瀬あつしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



加瀬あつしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの加瀬あつし (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのもう、しませんから。 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS