都01系統(グリーンシャトル)・RH01・深夜01系統
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「都営バス渋谷営業所」の記事における「都01系統(グリーンシャトル)・RH01・深夜01系統」の解説
(都電6→506→橋89→)都01(T01):渋谷駅 - 南青山七丁目 - 西麻布 - 六本木駅 - 赤坂アークヒルズ - 溜池 - 虎ノ門 - 新橋駅 都01折返(T01):渋谷駅 - 南青山七丁目 - 西麻布 - 六本木駅 - 赤坂アークヒルズ(構内)フルカラー表示色は水色。 RH01:渋谷駅 - 南青山七丁目 - 西麻布 -(←六本木けやき坂)- 六本木ヒルズ(循環)フルカラー表示色は紫色。 深夜01:渋谷駅 - 南青山七丁目 - 西麻布 - 六本木駅 - 赤坂アークヒルズ - 溜池 - 新橋駅北口1967年(昭和42年)12月10日:都電6系統の代替路線バス506系統として運転を開始。 1972年(昭和47年)3月7日:新系統番号付与により、橋89系統に番号が変更される。 1977年(昭和52年)12月16日:渋谷と新橋の間で橋89と併走していた東85系統を事実上吸収。 1984年(昭和59年)3月31日:都01系統に番号が変更され、都市新バス化。渋88系統と渋谷駅 - 南青山七丁目間の経路を入れ替える。 1984年6月21日:4月26日から行われた一般公募により、グリーンシャトルの愛称が付けられる。 2000年(平成12年)12月12日:渋谷駅 - 新橋駅間にラピッドバスの急行01系統が同一経路で新設。 2003年(平成15年)4月25日:急行01系統廃止。六本木ヒルズ開業に伴い都01折返系統を新設。 2003年10月10日:都01折返系統と同一経路で急行バスのRH01系統を新設。途中、六本木ヒルズ、六本木けやき坂のみ停車。 2004年(平成16年)4月1日:都01・都01折返系統が新宿支所との共管となる。 2007年(平成19年)4月21日:東京ミッドタウン開業に伴い、都01折返系統の渋谷駅 - 東京ミッドタウン線を新設、同時に全運行をノンステップバスに統一。2007年3月26日 - 4月20日までは渋谷駅 - 六本木駅間の暫定運行を行った。 2009年(平成21年)4月1日:新宿支所との共管を解消する。 2011年(平成23年)3月28日:都01折返系統渋谷駅 - 東京ミッドタウン線を廃止。 2013年(平成25年)12月20日:深夜01系統渋谷駅西口 - 六本木駅間で、金曜深夜のみ終夜運転の試験運用を開始。 2014年(平成26年)11月1日:深夜01系統渋谷駅西口 - 六本木駅間の終夜運転の試験運用を終了。 2017年(平成29年)4月1日:RH01系統を都01折返(渋谷駅〜六本木ヒルズ)と統合の上、各停化。 渋谷営業所の最主力であると同時に、都営バス全路線を通じて最も多額の利益を上げる。都市新バス第1号の路線で、「グリーンシャトル」の愛称で呼ばれる。 1967年(昭和42年)12月10日、都電第1次撤去により廃止された6系統の代替として登場。1972年の新系統番号付与により、橋89系統に変更。 「東京都電車#路線撤去」も参照 代替バスとなってからも、鉄道が不便である地域が多かったため乗客は多く、営業係数も70-90であり、当時の都営バスの中でも好調の路線だった。1984年3月31日に「都市新バス」第1弾として橋89系統が選ばれた。具体的には、車両の低床化・冷暖房装備・豪華なシート・案内装置の改善などの車両側の整備、停留所のシェルターやバスロケーションシステムの導入などの停留所の整備、バスレーン設定などによる定時性の確保である。なおこの時、渋谷駅 - 南青山七丁目のルートを青山通り経由のルートから渋88系統が経由していた六本木通り経由に変更を行った。この結果、旅客数は大きく増加し、都市新バスシステムの効果が証明された。1984年5月には愛称の一般公募で「グリーンシャトル」と名付けられ、同年8月からは行灯つきのヘッドマークを掲げて走行することとなった。 麻布・六本木・赤坂・霞ヶ関・虎ノ門といった都内随一の繁華街・オフィス街を経由し、特に渋谷から六本木にかけては地下鉄がないことから多くの利用者が見られ、本線の途中折返し便が終日に渡って運転される。その後も赤坂アークヒルズなどの大規模都市開発が沿線で行われるようになり、乗客数は増加を続けていった。一部は出入便として渋谷車庫発着便(一部除く出庫便は、東二丁目始発)が運転される。なお、港区赤坂を通る都バスは2000年12月の都営地下鉄大江戸線開業以降、本系統のみとなっている。 その後、地下鉄南北線や大江戸線をはじめとした地下鉄路線網が整備され、交通局の新たなバスサービスの一環として、1988年12月から深夜バスの運行を開始。2000年12月12日からは渋谷駅 - 新橋駅間にラピッドバスの急行01系統の運行を行った。急行01系統は朝夕に運行され、主要停留所のみの停車であったが、2003年4月25日に廃止された。また、同日に六本木地区に再開発で誕生した六本木ヒルズへの路線が設定され、2003年10月10日には、途中一部停留所にしか止まらないRH01系統が新設された。当時のRH01系統は、森ビルが購入したWB5.3m級の専用車(廃車後、全車が長崎県営バスに譲渡)で運行され、原則都01系統での運用なかったが、2017年4月1日の各停化以降は、その縛りがなくなり、同系統は都01系統との組運用となった。 2004年4月1日には、新宿支所との共管となる(新宿支所がはとバスに業務委託される2009年3月31日まで継続)。2007年4月21日、東京ミッドタウン開業に伴いミッドタウン線を新設、同時に全便ノンステップバスに統一した。 深夜01系統は、都01系統の深夜バスとして設定された。新橋駅北口まで、都01系統と同じ経路を通る。 2013年4月、当時の東京都知事・猪瀬直樹が深夜01系統・渋谷駅 - 六本木駅間を対象に、2013年内に終夜運転を行うことを発表し、同年12月20日深夜より、毎週金曜に試験運行されることになった。しかし平均乗車率が芳しくなかったため、翌2014年10月31日深夜の運行をもって試験運行を終了した。 2017年4月1日、RH01系統が都01折返(渋谷駅〜六本木ヒルズ)と統合の上、各停化した。 以前のグリーンシャトル専用車両 (B-K523)※廃車済 初代専用車両。以前は新呉羽自動車工業製車体であった (B-M208) 増備車両。エアサス化や前扉のグライドスライド化などの仕様変更が行なわれた (B-X324) 当系統では2007-2008年にBHDの実証運行も実施 (B-R111) 六本木ヒルズ行きは緑色の幕 (B-L709) ミッドタウン発着は明るい緑色 (B-K526)※2011年廃止 2003年当時・RH01専用車 (B-L663)※廃車済 以前のRH01専用車 (B-L663)※廃車済 2013年から2014年まで試験運行された終夜運転(B-W450)
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