輸送・護衛任務とは? わかりやすく解説

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輸送・護衛任務

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 16:06 UTC 版)

時雨 (白露型駆逐艦)」の記事における「輸送・護衛任務」の解説

1942年昭和17年12月10日横須賀からトラック泊地輸送任務を行う空母龍鳳より第四水雷戦隊対し今後護衛駆逐艦について問い合わせがあった。四水戦司令部は2隻(朝潮型朝雲》、白露型《時雨》)を指定12月12日龍鳳陽炎10番時津風(第16駆逐隊と共にトラック向けて航行中アメリカ潜水艦雷撃により損傷して横須賀引き返した13日、四水戦2隻(朝雲時雨)はトラック泊地出撃15日サイパン諸島北西空母冲鷹駆逐艦卯月合流すると、18日トラック帰投する。21日冲鷹護衛してトラック発ち26日午後1時、横須賀到着した航海中の22日海軍大臣より白露型駆逐艦及び初春型駆逐艦毘式四十粍機銃九六式二十五粍高角機銃換装し、代償重量として予備魚雷2本を下すようにとの通達なされた1943年昭和18年1月2日、3隻(空母冲鷹》、駆逐艦朝雲時雨》)は横須賀出港し8日トラック着、その後各地への輸送任務従事した1月15日、「時雨」は輸送船3隻(帝洋丸、妙法丸、第一眞盛丸)を護衛してトラック泊地出撃1月19日、米潜水艦ソードフィッシュ雷撃妙法丸が沈没した救援のため駆逐艦秋月敷設艦初鷹ショートランド泊地より現場急行するが、秋月アメリカ潜水艦ノーチラスから雷撃され大破長期離脱余儀なくされた。帝洋丸、第一眞洋丸は21日夜、ブーゲンビル島到着した1月下旬ガダルカナル島からの撤退作戦ケ号作戦関し警戒隊:重巡洋艦4隻(愛宕高雄羽黒妙高)、戦艦2隻(金剛榛名)、軽巡洋艦3隻(長良神通阿賀野)、空母2隻(隼鷹瑞鳳)、駆逐艦6隻(朝雲五月雨時雨陽炎大波敷波)として参加するケ号作戦実施部隊編入され朝雲五月雨除きアメリカ軍交戦することなく2月9日になってトラック帰投2月15日第三戦隊(金剛榛名と共にトラック出発20日佐世保帰投すると船体整備を行う。3月8日山雲初代駆逐艦長天津風初代駆逐艦長務めた原為一大佐第27駆逐隊司令として「時雨」に着任する修理後時雨3月13日佐世保出発し21日トラック着。哨戒輸送任務従事した後、4月16日トラック発、21-25日横須賀滞在大鷹空母2隻(雲鷹冲鷹)を護衛して30日トラックへ戻る。5月6日長良より一時的に第四水雷戦隊旗艦任務引き継ぐ8-9日、時雨内地へ向かう戦艦大和第五戦隊空母2隻(雲鷹冲鷹)の前路対潜哨戒行いトラック泊地戻った5月17日第27駆逐隊時雨有明)、第61駆逐隊初月凉月)、第24駆逐隊海風)は、連合艦隊旗艦/戦艦武蔵第三戦隊(金剛榛名)・第八戦隊利根筑摩)・第二航空戦隊飛鷹)を護衛して17日トラック発、22日横須賀到着。この時、武蔵には古賀峯一連合艦隊司令長官座乗しており、さらに海軍甲事件4月19日)で戦死した山本五十六元帥遺骨安置されていた。横須賀到着後、一旦木更津移動したのち、第一航空戦隊翔鶴瑞鶴)、巡洋艦最上大淀)等と共に横須賀から西日本へと向かう。6月2日鹿児島にて第一航空戦隊基地物件揚陸すると佐世保向かい同地艦橋前部機銃増備を行うことになった前年12月命令依る)。だが全工事終わらせることが出来ず部品のみを搭載して工事横須賀海軍工廠もしくはトラック泊地工作艦明石で行うよう通達なされた佐世保から横須賀への移動中、「時雨」は潮岬沖で米潜水艦しきもの爆雷34個を投射概ね撃沈したものと報告した横須賀到着後、「時雨」は機関部蒸気漏洩部の検査修理を行う必要があり、第二航空戦隊飛鷹)の護衛艦から外れた6月10日14時、3隻(空母飛鷹》、駆逐艦夕暮有明》)は横須賀出港したが、同日1853分(出港から約5時間後)に米潜水艦雷撃で「飛鷹」は大破軽巡五十鈴曳航され横須賀戻った6月16日修理終えた時雨第三戦隊(金剛榛名)、第七戦隊熊野鈴谷)、第二航空戦隊龍鳳)、駆逐艦部隊(第16駆逐隊雪風》、第17駆逐隊浜風谷風》、第24駆逐隊涼風》、夕雲型《清波》、秋月型新月》)等と共に横須賀出港21日トラック泊地到着したトラック到着同時に陽炎型2隻(雪風浜風)が一時的に第四水雷戦隊指揮下に入り本艦と共にナウル島輸送任務担当する24日第三次輸送隊時雨駆潜艇/ch28号、秋葉山丸)はトラック出港航海中の27日トラック帰還中の3隻(長良雪風浜風)とすれ違う29日ナウル島着。輸送任務終えてトラック泊地向かった帰途、B-24の爆撃受けた被害はなく、7月3日帰投した。 7月1日、第2駆逐隊解隊第四水雷戦隊旗艦長良)は第27駆逐隊が1番隊、五月雨が四水戦2番隊という区分となる。その後、2隻(長良時雨)は第二航空戦隊飛行隊要員隼鷹龍鳳)のマーシャル諸島撤収ならびにラバウル輸送任務従事した11日軽巡長良と共にマーシャル諸島ルオットから第二航空戦隊(隼鷹龍鳳)の飛行隊要員撤収させた。トラック泊地に向かう途中13日爆雷12個を投下した長良と共にニューギニア島カビエン向かったが、長良触雷したため17日に単艦でブカ輸送したラバウル長良軽巡夕張有明合流し19日トラック帰投同日第27駆逐隊第二水雷戦隊編入し

※この「輸送・護衛任務」の解説は、「時雨 (白露型駆逐艦)」の解説の一部です。
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