葛城家
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葛城 鈴香(かつらぎ すずか) 声 - 磯辺万沙子 神道を使う魔術結社「葛城家」の現当主で香とみかんの祖母。みかんが猫屋敷の付き添いの元で「葛城家」へ里帰りした際、みかんが「アストラル」へ戻ることを拒否して「葛城家」へ残そうとした。そのことを了承できない「アストラル」に対して、葛城の祭りにおける「鬼退治」を依頼する。先代「アストラル」の司と一度だけあったことがあるらしい。厳格な性格で孫であるみかんにも冷徹に接する。老獪な戦略家でもあり葛城家をまとめる実力者で魔法使いとして能力も高い。本当は孫思いな人格者であるが、敢えて冷酷な性格を演じている。本当は愛している孫娘であるみかんを人柱に仕立て上げたのも、才能が無くいつか呪力を制御出来なくなり命を落とす危険があるから。鬼ごと呪力を剥がして魔法を使えなくするためであった。 「大魔術決闘」前にいつきが霊脈の様子を見るべく来訪した際に、会話を行なっている。 葛城 桔梗(かつらぎ ききょう) 声 - 田中理恵 鈴香の娘であり、香、みかんの母親であるが、3年前の葛城の祭りの事故で命を落とす。優しい人格者で鬼も救おうとしていたらしい。 葛城 香(かつらぎ かおり) 声 - 釘宮理恵 「葛城家」の後継者でみかんの姉。10歳くらいの少女だが年齢の割には非常に古風な物言いをする。「葛城家」の血脈を受け継ぐ、生まれながらの天才。髪型は長い髪を纏めて古風な簪を指している。容姿は妹のみかんと酷似しているとされるが、対照的な印象であるとされている(みかんが「光」であるなら香が「影」)。どこか諦観的な雰囲気を持っているが、守り人である辰巳が絡むと年相応の態度を取る。事件の中でみかんと心を通わせて互いの想いを理解しあう。 いつき達が京都を訪れるのを聞いて再会し、「八葉」への同行を申し出た。10歳とは思えない祖母譲りの老獪な戦略家で、「協会」から「禁忌」指定を受けたいつきをめぐって仲違いをしようとしたアディリシアを諌める一面を見せる。いつきを追ってきたツェツィーリエと辰巳と共に対峙し『神降ろし』の秘技で対決する。『騒乱の魔法使いたち』では妹と共に布留部市の霊脈を浄化して回っており、いつきの指示で浄化した布留部市の霊脈七十七カ所を利用してひもろぎを作り出した。 紫藤 辰巳(しとう たつみ) 声 - 三宅健太 身長は2メートル近く、巨木のような体躯に鋼の筋肉を持つ少年。年は17歳の高校二年生。学生であるため学ランを着ているが、体格に合うものがないため特注品を作ってもらっているらしい。神戸出身で武術の神楽を使う。人当たりが良くお人好しな性格で隠し事が下手だが、親しい人間には意地悪な面を見せる。「葛城家」の当主直系の人物を守護する守り人(もりびと)の一人で、当初は香の守り人であったが3年前に起こったある出来事により守り人の任を解かれ「葛城家」を離れていた。みかんの里帰りをきっかけに、再び「葛城家」へ呼ばれた。幼少児は泣き虫であったらしい。香、みかんとは従兄弟の関係で桔梗は叔母に当たる。 いつき達の京都来訪に伴い、香に同行し京都へ出向く。「螺旋なる蛇」のツェツィーリエとの戦闘の際に香から神降ろしを受けて人間離れした彼女の「力」と真正面から対向出来るほどの膂力を見せた。またその際、守り人としての血筋には鬼の血が入っている可能性が示唆されている。『騒乱の魔法使いたち』では修行と並行して、高校に通い続け受験勉強し大学に合格。大学生となっている。いつきの「力」となるべく「大魔術決闘」に参戦し、いつきと敵対した隻蓮と戦闘を繰り広げる。 橘 弓鶴(たちばな ゆづる) 切れ長の眼に細い眉、神主にも似た白い装束を身にまとった細身の青年。神楽の他、鳴弦を使う。みかんの守り人として「葛城家」へ呼ばれていたが、3年前の「祭り」により辰巳の代わりに香の守り人となった。 3年前の「祭り」の際に、鬼に追いついた所に当時はまだ「ゲーティア」に所属していたガラと遭遇。「鬼」の一部を封じ込めた「ソロモンの壺」を見て彼に教えを乞う。異なる系統の魔術を習得した代償として、片目の視力がほとんど失われ内蔵が腐りかけている。事件後いつきが新たに創造した霊脈の守護者に任命される。アニメでは未登場。『騒乱の魔法使いたち』では『鬼の祭りと魔法使い』以来久方ぶりに登場。異なる系統の魔術を行使したことによる代償は1年余りの時間の中で浄化された模様。いつきの現状を聞き彼の『力』となるべく、大魔術決闘に参戦する。
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神道を使う結社としてはトップクラスで、「協会」でも名を知られた結社。古都・奈良にほど近い飛鳥の地・葛原市にある。
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「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜」の記事における「葛城家」の解説
葛城 すず (32) - ミムラ(幼少期:豊嶋花 / 少女期:塚越杏后) 紺野の恋人。紺野と同じ帝光食品に勤めていた。7年前、紺野と旅行中に事故に遭い、出血性ショック・腹部損傷により腎不全、さらに事故のショックで失声症になる。 すずは耳が聞こえるため紺野は手話を使う必要性がないが、紺野は彼女を思いやる気持ちから、すずとの会話に手話を交えている。 闘病しながらテープリライターとして在宅で仕事をしていたが、病状が回復傾向にあるので、東あけぼの児童館の手話教室講師として働き始めた。 葛城 博昭 (57) - 志賀廣太郎 すずの父親。会社員。娘・すずの事故をきっかけで会社を辞め医者になった紺野を快く思っておらず、すずの事故以来、紺野との関係が良好ではない。 葛城 佐和子 (55) - 藤吉久美子 すずの母親。紺野とすずを応援している。夫・博昭とは反対に、医者になった紺野を信頼する。
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