私立城東工業高校
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「ビー・バップ・ハイスクール」の記事における「私立城東工業高校」の解説
〈男女共学〉 【生徒数】1.026名(男子981名、女子2名)【偏差値】33〜44【前年度の退学処分者数】28名【通称】「与太工」【番長】山田敏光 山田敏光(トシ) 声 - 江川央生 役 - 土岐光明 年齢 18歳 生年月日 1966年(昭和41年) 学校 私立城東工業学校(静岡県清水市) 学年 3年F組30番 性格 凶暴、冷静 デビュー 5巻(1986年(昭和61年)) 城東のナンバー1。初登場時の触れ込みは「冷酷番長」。圧倒的な強さと厳格な信念を併せ持ち、ヒロシやトオルからも一目置かれる存在。面子を重んじ、多数の不良生徒を持つ(愛徳の約10倍)城東が、「頭数が多いだけの集団」と言われることを嫌っている。また大義名分のないケンカはしない主義で、北高のシンゴとは対極に位置する存在。しかし単行本13巻ではギャグキャラクターと化し、ヒロシ・トオルと「セイガク・ヒットマンブラザーズ」を結成。白山寺に殴り込みをかける際に「俺には鉄の拳があるから武器なんかいらねえんだよ」と粋がったことでヒロシとトオルに子供用のバットを握らされたり、街中でバットを持って歩いているところを天保工業の生活指導教師・漆原に問われ、ヒロシ・トオルが即興でドスのきいた偽名を名乗ったのに対し、気の利いた名前を思いつかずに恥をかく、天保の不良たちから逃げる途中にボンタンを破いてしまうなどのコミカルな一面もある。可愛い彼女がいる。 ヒロシ・トオルとは敵でもあり悪友的でもある微妙な立場で、似た立場のチャッピーと意気投合したことも。ヒロシとトオルがぶちのめされている所を想像すると酒が美味くなるらしい。酔うと同じことを何度も言う。硬派な外見とは裏腹に、女子中学生のおっぱいを揉めると聞いて争奪戦に参戦するなどスケベな面も持つ。 劇場版では喧嘩がとてつもなく強く、ヒロシと2回も戦うがヒロシを殴り続け、完敗に追い込む。しかし、2回目の戦いではヒロシを殴る時に避けられた先にパイプがあり、それを殴った事で蒸気?に目をやられその隙にヒロシに殴り倒され 敗北を喫した。 アニメ版では、部室棟の一室を勝手に占拠して「山田部」と称する溜まり場にしている描写がある。 テル(藤本輝男) 声 - 江川央生/江南真利 役 - 白井光浩 年齢 18歳 生年月日 1966年(昭和41年) 学校 私立城東工業学校(静岡県清水市) 学年 3年 性格 凶暴、乱暴 デビュー 5巻(1986年(昭和61年)) 城東のナンバー2格。寡黙で凶暴だがケンカはあまり強くなく、山田と仲が良いので大きな顔をしていられる。中学時代から常にドスを持ち歩いている。菊永曰く「城東ではせいぜい12-13番、ドスが無かったら100番以下」。菊永の発言から察するに城東には山田グループ以外にも後述の柴田や西のようにまだ強い不良が数名いるようである。ボンタン狩りの首謀者でトオルもその餌食になった。中学の頃にトオルの太腿をドスで刺すが、直後、奪取されたドスで両手を地面に縫い付けられ、動けなくなるまで蹴りまくられて上前歯を4本失い、部分入れ歯を着けている。後半は大分人間が丸くなったようで、単行本32巻では、愛徳の山下ミユキという娘に惚れ、山田を通じて仇敵であるトオルに「恋の橋渡し」を頼んだ事もある。宮島中学出身。名前の由来は『仁義なき戦い 完結篇』で松方弘樹演じる市岡輝吉(テル)から[要出典]。 映画・ドラマ版では結構喧嘩が強い。「城東は数が多いだけのチンピラの集まりだってほざいたな〜!そのツラに穴開けて〜、二度とでけぇ口きけねーようにしてやろかぁ〜!!あぁ〜ん?」、「テルってもんじゃあ!文句があったらいつでも城東に来いや!わかったかぁ!」、「久しぶりだな。なぁ〜かぁ〜まぁ〜」などの名言を劇場版で残していった。 石川 テルの舎弟の一人。菊永に「100番以下」と言われる。劇場版では石川一派のリーダーとして活躍。フランケンシュタイン面で浩志をビビらせた。 池田剛 声 - 川原和久 ヒロシの中学の頃の同級生で、一浪して城東に入った。ナンバー1の山田に挑戦し、善戦した実力を持つ。山田への再挑戦権を得るため、中学時代は大した縁もなかったヒロシにタイマンを挑み、初戦ではブラス・ナックルを使いヒロシの歯をへし折り一旦は勝利する。しかし、各校のトップどころが見守る中で行われた再戦では逆に歯を折られて完敗。それ以降の出番はない。ドラマ版ではテルの下で他の仲間と一緒にパシリに扱われているが、その中ではリーダー格。通称「池ピー」。 アニメ版では天保工業高校の生徒に変更されており、最近天保工業に転校して来たが、一匹狼で前の学校(どこの高校かは不明)の制服を着ているという設定になっている。チャッピーに喧嘩を売ってボコボコにされるが、「加藤の子分だったような奴が俺と勝負しようなんて100年早いんだよ」と言われたのに激昂してブラス・ナックルで顔を殴り、顔の半分が大きく腫れ上がる程の傷を負わせる。その後ヒロシとタイマンを張るが、原作とは異なり初戦で敗北する。 ポン(本田) 池田のツレでヒロシの中学時代の同級生。かつてはヒロシを『加藤さん』と呼び、敬語で話していたが、池田にリベンジを果たしてご機嫌のヒロシから、同じ中学だった仲なので『ヒロシさん』と呼ぶことを許される。 松永 ケン坊の幼馴染みのミキがメタメタにした、青蘭のガメ子の彼氏。女にも見境無しに手を上げる、ゴリラ呼ばわりされている輩。ガメ子の要請で、復讐のためミキにヤキを入れている所にケン坊が現れ彼にケンカをけしかける。そのゴツい容貌から、ケン坊ごときは瞬殺されると思われたが・・・。 野末鎮兵 名前のみの登場。下の名が似たシンペーが人違いされる。税金に詳しいらしい。
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