私立外国語学部の例②
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獨協大学外国語学部英語学科 (1964年設置) の場合は、「英語運用能力を養成する科目」と「専門分野について学ぶ科目」が、「学科基礎科目・学科共通科目・学科専門科目」として英語学科独自に設置されており、「関連科目」も他学科や学部と共通で設置されている。 Ⅰ.学科基礎科目&学科共通科目主に英語運用能力を養成する科目である。「学科基礎科目」は必修科目として設置されている、1年次週6コマ&2年次週3コマの英語スキル養成科目である。また1年次に週2コマ設置されている専門分野(下記「学科専門科目の4コース)の基礎を学ぶ概論科目である。「学科共通科目」は、2~4年次に選択必修科目として設置されており、自由に履修可能な英語スキル養成科目である。主に下記3タイプの科目が設置されている。授業をSpeaking / Writingの訓練(「Discussion」、「Advanced Writing」など、)をメインに行う「言語活動の場」とすることで総合的な英語力を養成する科目。 専門的な内容(「Conflict and Development」「Videogames in Contemporary Society」「ディズニー映画の文化研究」「表象文化のシンボル」など)を英語で学ぶ「英語専門講読」。 翻訳、通訳、ビジネス英語、メディア英語など専門的な英語スキルを学ぶ科目。 Ⅱ.学科専門科目専門分野の学問的な知識や研究方法を身に着けていく科目である。2年進学時に、4分野(①グローバル社会 ②メディア・コミュニケーション ③文学・文化・歴史 ④言語・教育)いずれかのコースに所属し、講義科目に加え、3・4年時には演習科目を履修する。コース横断科目 上記4分野に加えて、いずれのコースの学生も専門科目として履修できる科目も設置されている。国際情勢について英語で学ぶ「Global Studies」や、諸テーマについて学際的に考察を行う「ディズニー研究 (ポップカルチャー・スタディーズ、フィルム・スタディーズ)」「世界ブランド論」などの科目が開講されている。 Ⅲ.関連分野学部や学科の枠を超えて、幅広い分野から学際的に知識やスキルを学べる科目である。外国語学部共通科目 & 交流文化学科の専門科目 外国語学部他学科(ドイツ語学科・フランス語学科・交流文化学科)と共通の科目群である。「外国語学部共通科目」は、学部で扱う諸テーマ (「モビリティと文化・社会」「視覚文化」「フィールドワーク」「ジェンダー」「EU研究」など) に対し教員が学科の枠を越え、複数視点の分析を行う。「交流文化学科の専門科目」では、トランスナショナル文化・ツーリズムに関する科目から、地域の枠を越えた文化・社会に関する考察を行う (「トランスナショナル・メディア論」「ツーリズム人類学」「東南アジアのナショナリズム」「移民・難民と日本社会」など)。 全学共通カリキュラム 経済学部・法学部・国際教養学部と共通で学部横断的に開講されている「リベラル・アーツ」プログラムである。国際教養学部の専門科目である環太平洋地域(ラテンアメリカ研究、アジア研究、日本研究)に関する科目や、「日本語教師養成課程」も開講されている。
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