私立外国語学部の例①
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 14:53 UTC 版)
上智大学外国語学部英語学科 (1958年設置) の場合は「第一主専攻」と「第二主専攻 or 副専攻(※以降は便宜上『第二主専攻』と記載する)」が設置されており、両方の科目を組み合わせて学ぶ。また、他学部と共通でリベラル・アーツ科目郡「全学共通科目」も設置されている。 第一主専攻英語学科独自で行われ、殆どの科目が英語で行われる。以下①~③で構成される。1・2年次に必修科目 (①・②) として週5コマ程度設置されている。加えて選択必修科目 (①・②・③) として、16単位以上を履修する。①英語運用能力を養成する科目 ②英語圏の文化・社会・言語を学ぶ科目 ③国際教養学部の一部の科目 第二主専攻外国語学部の他学科 & 総合グローバル学部と共通で、9領域が専門分野として主に日本語で開講されている。第2外国語の授業などで他言語の運用能力を習得しておくことで、専攻語以外の言語や言語圏について研究することも可能となる。専門分野の登録は2年次後期に行うが、科目の履修は1年次から可能。①~④、⑥、⑦は対象地域を歴史・宗教・文学・芸術・表象・政治・経済・産業などから多角的に考察する。地域研究(①~④、⑥、⑦)と国際関係研究(⑧、⑨)は両輪をなす学問分野であることから、どちらの分野も柔軟に往復できるようになっている。外国語学部で開講される領域(①北米研究 ②ヨーロッパ研究 ③ラテンアメリカ研究 ④ロシア・ユーラシア研究 ⑤言語研究)①②⑤の科目と「第一主専攻」②の科目は一部重複している。⑤は言語の構造を分析する「理論言語学」、人間のコミュニケーション活動について幅広く考察する「応用言語学」に大別される。更に「言語聴覚障害」や「日本語教育」に関する科目も設置されている。 総合グローバル学部で開講される領域( ⑥アジア研究 ⑦中東アフリカ研究 ⑧国際政治研究 ⑨市民社会・国際協力論研究)総合グローバル学部により開講される為、外国語学部生の演習科目履修には人数制限が設定されている。⑧、⑨は国際社会へそれぞれ異なった視点でアプローチを行う。⑧は国家や国際機関の視点から、国際政治学を中心に外交政策や比較政治学などを学ぶ。⑨は人々の生活や動きに焦点を当て、開発援助、移民・難民、ジェンダー、貧困、ボランティアなどについて学ぶ。
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