枝葉家
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枝葉 柚希(えば ゆずき)(旧姓) 桐島 柚希(きりしま ゆずき)(現在) 声 - 中島愛、松浦愛弓(子供時代〈TVアニメ〉) 出身:東京都、誕生日:1993年8月3日、身長:155cm、体重: ?kg、血液型:AB型、3サイズ:B80/W57/H83。Eカップ 本作のメインヒロイン。青大の1人目の彼女。東京から来たロングヘアの美少女。父親同士が友人関係にあったため、桐島家に居候することになる。 天真爛漫で親しみやすい性格、社交的で友人も多いが、それらは意識して作っている理想像であり、本来は気弱で引っ込み思案な性格である。 頑固な面もあり、決めた事に猪突猛進することがある。風間恭輔を支えるために一度は広島での思い出を捨て、青大との2度目の恋愛に対しては全てを捨ててもいいという覚悟を見せる。 広島の高校では月と同じテニス部に所属する。当初は自転車に乗ることが出来ず、青大の後ろに座って一緒に自転車通学していたが、1学期終業式の日に初めて一人で乗れるようになった。 複雑な家庭事情の中で、特に懍には強い拒否感を抱かれていたが、和解後は姉妹としてつきあっており、姉として振舞おうとするシーンが見られる。 『風夏』ではプールで遊んでいるシーンや作中のロックフェスで桐島食堂の出張店、桐島食堂本店での手伝い、BLUE SUMMER FESでの桐島食堂出張店での手伝いで4度登場しており、 アニメ版9話でもゲスト出演している。『ヒットマン』ではコミックス第1巻の描き下ろし漫画、36話、77話にゲスト出演している。 第一回キャラ人気投票では2位以下に大差をつけて1位を獲得した(1038票)。 枝葉 懍(えば りん) 声 - 悠木碧(OAD) / 藤田咲(TVアニメ) 出身:東京都、誕生日:1994年12月20日、身長:148cm(中3時)→162cm(高3時)、体重:ヒミツ(中3時)→46kg(高3時)、血液型:AB型、3サイズ:成長中(中3時)→B86/W56/H87(高3時)。Hカップ 柚希の義妹で、樹の実妹。ショートヘア(終盤はセミロング)に左目の下にあるホクロが特徴。 柚希が帰省した際に、失踪した柚希を探して青大の前に現れる。懍と兄の樹は血の繋がっていない兄妹(後妻の連れ子)。 柚希との間に生じていた深刻な確執の原因は、兄への強いブラザーコンプレックスによって抱いた、歪んだ危機感からであったが、誤解に気づいてからは柚希との関係は徐々に良くなっていき、青大や柚希にはどちらかが悩んでいるとアドバイスなどをして助けている面もある。 青大に好意をもっているような場面もいくつかあるが、青大、柚希、樹の3人の近くにいることが自分の居場所だと思っている。高校卒業後は柚希と同じ音羽女子大学に進学し、青大の所属している西常大学のアウトドアサークルに時々顔を出している。 番外編「懍の日常」では樹の帰りが遅くなり落ち込んでいたところ、青大達が遊びに来て一緒に食べてくれた際は「いつもより美味しかった」と喜ぶなど、寂しがりな一面もある。 次回作・風夏にも登場しており、野々村と一緒に出かけている。2度目の登場ではぶつかって来た優に対し「何よもう」と文句を言い、3~4度目は桐島食堂のお手伝いとして登場。ヒットマンではゲーム会社の社長になっていた。 第一回キャラ人気投票での順位は10位(33票)。 枝葉 樹(えば いつき) 出身:東京都、誕生日:1991年10月1日、身長:170cm、体重:53kg、血液型:O型。 柚希の2つ年上の義兄で、懍の実兄。高校3年生。優男風で眼鏡をかけている。失踪した柚希を青大が連れ戻した葵の部屋に突如尋ねてくる。 柚希とは血の繋がっていない兄妹であるものの、懍とは違い兄としての接し方に問題はない。しかし、懍が樹自身に抱くブラザーコンプレックスを含め、柚希を取り巻く家族の状況を理解していながら、柚希が枝葉家から厄介払いされた形となってしまったことへの家族としての危機感がなく、激昂した青大に殴られてしまう。 その後、夏休みに広島の青大の実家に遊びに来た時に、柚希に来年東京に帰ってきて家族みんなで暮らそうと伝えた。 それからの登場はほとんどなく、青大達が大学1年生の夏休みに青大の実家に遊びに来た時と、柚希と凛の自宅から近くのマンションへの引越しの時程である。車の教習の受付に来ていた青大と偶然再会した。その際に、家族全員が5年前とは違い良い雰囲気になった事について青大に本当に感謝していることを伝えた後に「柚希は、もう仕方ないけど 懍には手出しさせないぞ!」と笑いながら青大に忠告した。 第一回キャラ人気投票での順位は18位(2票)。 現在は就職して、社員寮に一人暮らしをしている。 柚希の父 出身:広島県 柚希の実父であり、懍・樹にとっては義父。柚希が小さい頃から仕事ばかりしてきて小さい頃の柚希とあまり遊んだことがなく、柚希の生みの母である妻を亡くしてからは柚希とご飯を一緒に食べるようになる。仕事ばかりしてきて柚希と何を話して良いのかわからず柚希にはいつもイライラしているように見られていた。 それから当時会社で部下であり離婚していた懍と樹の母によく柚希のことを相談していた。柚希がイヤなら一緒にいなくて良いと言われてから現在の柚希の母である妻に「やっぱりあの子には母親が必要だ 柚希のために私と結婚してくれ」と言い部下である現在の妻と結婚した。 結婚をしてからは懍が手に負えなくなり、家族の仲を仲良くさせようとしていたが力及ばず仲良くさせることができなかった。そんな時に柚希から「広島に行きたい。」と言われもう止めることはできず、小学3年生の頃から言われ続けた柚希の広島行きを許した。 青大は柚希と付き合っていることを知られてからは、別れるように言ったりしたが、その後は、柚希からの手紙をみて柚希の成長を実感し、青大との交際を認め同棲も許した。 その後青大の土産を持って会いに来た柚希に対し「いつまで同棲しているつもりだ」と説教するが、懍の言葉に衝撃を受け、黙って青大の土産の菓子を一つ取って行った事が判明する。 青大と柚希の結婚式で登場しており、柚希からの感謝の言葉をかけられ、涙を流した。青大にも感謝の言葉をかけるが、懍から「素直じゃないんだから」と言われている。 いつも柚希の写真をかばんに入れて持ち歩いているほど子煩悩である。 柚希の実母(仮称) 柚希が小学3年生の時に末期癌で他界した。亡くなる少し前に夫である柚希の父に「もし 私に何かあっても 柚希のためを思うなら 仕事を優先してね…あの子は頭のいい子だから きっとわかってくれるハズよ…」と伝えた数日後に亡くなってしまう。 柚希の父は亡くなった妻の前で「後はオレに任せてゆっくり休め…柚希は必ず立派に育てて見せるから…。」と誓った。 柚希の義母(仮称) 懍と樹の実母。柚希の父と結婚する前は同じ会社の部下だった。 結婚した当時、柚希と凛の仲の悪いのを見てみぬフリをしていた。柚希のことを決して嫌っている訳ではないが、実の娘である懍が自分の手に負えなくなってしまうほどだったためである。 そして広島から一旦東京に帰るときに柚希と同行してきた青大により実の娘と息子である懍と樹に、自分と夫に出来なかった柚希に対する思いを変えてもらってからは、青大にすごく感謝している。 青大と柚希の交際には一切反対しなかった。同棲を認めてからは青大に「避妊だけは、ちゃんとしてあげてね?まだ学生なんだから!まァ 青大くんはしっかりしてるから心配してないけどね。」と言い青大にやはり懍の母だなと改めて思わせた。
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