明修学苑高等部 教職員
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「GTO (2012年のテレビドラマ)」の記事における「明修学苑高等部 教職員」の解説
冬月 あずさ(ふゆつき あずさ)〈23〉 演 - 瀧本美織 2年4組及び3年4組副担任。担当教科は国語で、新潟県出身。昔想いを寄せていた異性から「胸が洗濯板みたい」と嘲笑われたことが原因で、貧乳がコンプレックスとなっている。 新人教師で教育に指標もなく、内山田に生徒の問題を解決するように指示されたが「皆いい生徒で改善する事柄がない」と報告し、真実に気づいていなかった。生徒たちとの接し方で悩むあまり、鯨川の悩みを軽く聞き流して恵たちから副担任外しの嫌がらせを受けてしまうが、鬼塚の言葉もあって生徒と対等な目線で向き合うことを決意し、主に鬼塚の側についた生徒たちとの距離を埋めていった。当初は鬼塚の姿勢に疑問を持っていたが、徐々に惹かれるようになり、内山田たちの「事なかれ主義」に対しても気後れせずに意見している。 生真面目で冴島から好意を寄せられていることにすら気づかないほど恋愛関係に疎いが、自身は鬼塚に好意を持っている。同じく鬼塚に好意を持つ麗美からライバル視されており、最初ははぐらかしていたがスペシャル第2弾で鬼塚に子作りを要求した際には全力で止めようとした。 スペシャル第2弾では出番は少なく、中盤には未登場だったためにストーリーにはほとんど関わっていない。 スペシャル第3弾では二輪免許を取得した。 森高 尚子(もりたか なおこ)〈29〉 演 - 滝沢沙織 養護教諭。容姿端麗で鬼塚の言動や大門の教育方針に対しても、冷静かつ中立的に観察している。麗美を助ける芝居の際には、合コンで知り合った医師の人脈を使って鬼塚たちに協力した。 ○白鳥 あやめ(しらとり あやめ)〈28〉 演 - 藤沢あやの 担当教科は英語。 ×片山 早紀(かたやま さき)〈27〉 演 - 長澤奈央 担当教科は家庭科。 ○澤田 法子(さわだ のりこ)〈23〉 演 - 小林優美 担当教科は社会(主に地理と公民)。森高、白鳥、片山、澤田は4名とも教師は完全に腰掛けであり、授業や生徒のことよりも合コンでいい男探しに余念がない。一方で、鬼塚のことを嫌ってはいなかった為、内山田、山王丸、橋本、勅使川原が鬼塚の辞職を嘲笑った時には怪訝そうに見つめ、鬼塚の行動に感化されて教師としての自覚を持つようになる。 勅使川原 優(てしがわら すぐる)〈28〉 演 - 矢野聖人 担当教科は数学。1984年6月4日生まれ、東京大学卒業。嫌味な性格をしており、万事に几帳面である。一方であずさのストーカーであり、あずさの部屋に隠しカメラを仕掛け、彼女の隣の部屋を借りて隠し撮りした写真を自分の部屋一面に貼り付けている。 あずさへの嫌がらせを主導した恵を作業用ゴンドラで作業させて制裁を加えるが、そのことで恵を命の危機に陥れてしまい、その危機を救った鬼塚に面目を潰されたことから鬼塚を逆恨みし、鬼塚の過去をPTAに暴露した上、更に橋本と共謀してマスコミにも鬼塚の過去を公表した。大門が自分や同僚たちをクズ呼ばわりした際には、彼女に対して「反面教師にさせてもらう」と批判している。 スペシャル第2弾では未登場。 ×橋本 哲夫(はしもと てつお)〈44〉 演 - 高知東生 担当教科は音楽。1968年8月13日生まれ、茨城県出身で桜華音楽大学卒。職員室ではパソコンで株取引をしている。 朋子と抱き合っている写真をネタに雅たちから脅されて担任外しの計画に利用され、藤吉に林間学校費用の集金を依頼した。勅使河原と共謀してマスコミに鬼塚の過去を公表し、一度は辞職に追い込んだ。大門が生徒達をクズ呼ばわりした際、「生徒達を思いやる心はある」と主張。 スペシャル第2弾では未登場。 ■山王丸 浩子(さんのうまる ひろこ)〈45〉 演 - ふせえり 学年主任。担当教科は英語。 ヒステリックな言動で生徒や同僚の教師にも嫌われており、人望がない。あずさには教師の自覚が足りないと叱咤する一方、内山田に媚を売る腰巾着である。 スペシャル第2弾では未登場。 袋田 はじめ(ふくろだ はじめ)〈37〉 演 - スギちゃん 担当教科は体育。セクハラまがいの行為が目立つ暑苦しい言動と押し付けがましい指導法から女子生徒に嫌われている。鬼塚のことは少々変わった人だと思っており、特に嫌っている様子はない。 最終話では文化祭の「袋田先生の筋肉教室」のポスターで登場しているのみであった。 スペシャル第1弾では入院している姿で登場。同じ病院に遼一と和久井が運ばれたものの、鬼塚たちとの接触はなかった。 スペシャル第2弾では自身があずさ、森高、雅を始めとする女性にモテると勘違いをしていた。 大門 美鈴(だいもん みすず)〈42〉 演 - 西田尚美(第9話 - 最終話) 理事会で任命された新校長。菊地の実母で渋谷の継母。桜井の元教え子。 雑誌では「学校の敏腕再建者」と特集を組まれるほどの実力の持ち主だが、実際は傲慢かつ尊大な性格で目的のためなら冷徹な手段も厭わず、菊地を自らの目的のために家庭もろとも捨て去り、渋谷のことも自身の目的のための道具及び手段としてしか見ていない。 教師や生徒の行動を徹底的に監視カメラで監視したり、教師の給与を生徒への指導に応じて増減するといった点数制度を実施したり、自らが用意したタブレットで教師・生徒の状況を管理するなど、かつて桜井が推進していた成果主義を近代的に発展させたものを導入した。しかし、生徒個人の人格はおろか教師個人の人格すら否定するという捻じ曲がった方針とあまりに度を越した手段から、内山田を初めとする教師たちや2年4組の生徒たちの反感を買い、タブレットを投げつけられて孤立した挙句、それまでのやり方をマスコミに公表される自業自得の結果となった。 渋谷が暴走した際、血の繋がりのないことを盾に責任逃れをしようとするが、桜井から平手打ちされ、鬼塚から教育者としてではなく母親として渋谷と向き合うように怒号を浴びせられたことで自らの間違いに気づき、菊地と和解。その後、渋谷が起こした騒動に対する責任を取る形で明修学苑から手を引いて辞職する。 スペシャル第1弾では渋谷の帰りを待ってもう一度向き合い、菊地ともやり直すと話していたことが桜井の口から語られる。
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