怖駭経とは? わかりやすく解説

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怖駭経

(恐怖経 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 22:50 UTC 版)

怖駭経[1](ふがいきょう、: Bhayabherava-sutta, バヤベーラヴァ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第4経。『恐怖経』(きょうふきょう)とも言われる[2]

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦はコーサラ国サーヴァッティ(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

そこにバラモンであるジャーヌッソーニが訪れ、釈迦に森林行の恐怖について尋ねた。

釈迦はまず三業(身口意)、三毒(貪瞋痴)、定慧などについて、続いて四禅三明、三解脱について述べ、最後にブッダは利他行のために此岸・輪廻の境涯に留まっていると述べる。

ジャーヌッソーニは、法悦し、三宝への帰依を誓う。

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

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