小林次郎とは? わかりやすく解説

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小林次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 14:16 UTC 版)

小林 次郎(こばやし じろう、1891年明治24年)8月13日 - 1967年昭和42年)7月2日)は、日本内務官僚。位階正三位貴族院書記官長貴族院勅選議員参議院事務総長


  1. ^ 当時部下の書記官だった河野義克は「それは「ホレボレするような」ほどで「書記官長として偉いもんだなあ」と思った」という。霞会館『貴族院職員旧懐談集』「河野義克談」
  2. ^ 「議院の中には立派な方も沢山居られたが、良識良心の乏しいと世人の批評するような人々が参議院を支配し議院の運営の如きも乱暴なものであった。それが次第に軌道にのるようになり、松平議長の名議長たるの見通しも付いたので昨年九月辞職した。」小林次郎「敗戦記(上)」『国会』3-10、1950年、p41
  3. ^ 「貴族院の時に神通力を発揮した小林さんが、参議院の時には事毎に損をしたんです。それで僅か二年ちょっとで辞められたんです。そういう風に両院の気風ってものが変って来たんですね。そこに棹さすというのがむずかしくて、小林さんの感覚が合わなくなったんですね。」霞会館『貴族院職員旧懐談集』「河野義克談」 p.24
  4. ^ 「<水野勝邦>随分お金を使ったんだって。<小沢俊郎>そうですかね。私はあの時に運動を見ておりまして「あんなに金を使わないんじゃ当選しないぞ」なんていったくらいですから。(笑)せいぜい使ったのは国分寺の家の土地を若干売ったくらいじゃないですか。」霞会館『貴族院職員旧懐談集』「小沢俊郎談」 p.353
  1. ^ a b いいづな歴史ふれあい館特別展パンフレット「小林次郎‐飯綱町出身の初代参議院事務総長」2017年
  2. ^ 小林次郎「思い出」『七高思出集後篇』1963年
  3. ^ 飯縄峙楼(小林次郎のペンネーム)「中学卒業生諸君へ」(一)~(四)『信濃毎日新聞』1913年3月8日~12日
  4. ^ 小林次郎「沖縄時代の思い出」『国会生活の思い出』松籟堂、1950年
  5. ^ 『官報』第4175号、昭和15年12月5日、p.160[1]
  6. ^ 霞会館『貴族院職員旧懐談集』「宮坂完孝談」
  7. ^ 小林次郎「運転手に詫まられた話」『国会生活の思い出』松籟堂、1950年 p.67
  8. ^ 霞会館『貴族院職員旧懐談集』「小沢俊郎談」
  9. ^ 『文藝春秋』28-6
  10. ^ 小林次郎「運転手に詫まられた話」『国会生活の思い出』松籟堂、1950年 p.65
  11. ^ 霞会館『貴族院職員旧懐談集』「宮坂完孝談」 p.119
  12. ^ 小林次郎「書記官長官舎の焼失」『国会生活の思い出』松籟堂、1950年 p.61
  13. ^ 加瀬俊一『加瀬俊一回想録(下)』山手書房、1981年 加瀬俊一の回想
  14. ^ 霞会館『貴族院職員旧懐談集』「宮坂完孝談」 p.118
  15. ^ 憲法調査会事務局『憲法制定の経過に関する小委員会報告書』1961年 p.200
  16. ^ 「大日本帝國憲法改正私案(小林委員)、金子伯談話(抄)[昭和20年12月22日提出]」憲法問題調査委員會会第一回乃至第四回總會並びに第一回乃至第六回調査會に於て表明せられたる諸意見[昭和20年12月22日提出]国立国会図書館HP電子展示会「日本国憲法の誕生」 [2]
  17. ^ 『官報』第5663号、昭和20年11月25日、p.204
  18. ^ 小林次郎「新憲法についてのエピソード」『国会生活の思い出』松籟堂、1950年 p.67
  19. ^ 『第1回国会参議院会議録第2号』昭和22年5月21日、p.9[3]
  20. ^ 霞会館『貴族院職員旧懐談集』「河野義克談」 p.24
  21. ^ 「第5回国会参議院議院運営委員会閉会後第8号」昭和24年10月3日[4]
  22. ^ 長野県『長野県政史第3巻』1982年 p.44
  23. ^ 大西比呂志『伊沢多喜男-知られざる官僚政治家』朔北社、2019年 p.372
  24. ^ 林虎雄『この道十年』産業経済新聞社、1959年 p.5
  25. ^ 長野県『長野県政史』第3巻、1982年 p.58
  26. ^ 小林次郎「敗戦記(上)」『国会』3-10、1950年、p41
  27. ^ 小林次郎「敗戦記(上)」『国会』3-10、1950年、p42
  28. ^ 小林次郎「敗戦記(下)」『国会』3-12、1950年、p45
  29. ^ 赤坂幸一「萍憲法研究会の憲法論議-もう一つの憲法遺言」『初期日本国憲法改正論議資料』柏書房、2014年、p7-p117
  30. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』546頁。
  31. ^ 赤坂幸一編『初期日本国憲法改正論議資料』、柏書房、2014年
  32. ^ 財団法人信濃育英会『財団法人信濃育英会五十年史』1997年
  33. ^ 訃報欄『朝日新聞』昭和42年(1967年)7月3日朝刊、12版、15面
  34. ^ 『官報』第16167号、昭和42年7月7日
  35. ^ 小林次郎関係文書目録” (PDF). 国立国会図書館 (2011年2月). 2020年5月18日閲覧。


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