各作品の特徴
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GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 草薙が彼を引き抜いた理由が語られる。曰く、「戦闘単位としてどんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も、特殊化の果てにあるのは緩やかな死」(=画一化された集団は何かのアクシデントで全滅する可能性があるため、多様化を目的としてあえてほぼ生身であるトグサを選んだ)。 「電脳化はしていても脳味噌はたっぷり残っているし、ほとんど生身」という草薙の台詞から、義体化はほぼしていない模様。 イノセンス 荒巻部長によってバトーのパートナーに任命され、共にハダリ暴走事件の捜査にあたる。義体化の程度は語られないが、漢文を読むなど、端々に知見の広さがうかがえる。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 性格は原作(1.5)の落ち着いた感じに近く、家族愛と強い正義感を持った人物として描かれている。また、「新参者」という要素が原作に比べてクローズアップされており、公安9課のあり方およびそれが担当する事件の性質については完全には理解が及んでいないようで、公安9課の人間としては比較的視聴者側に近い層にいる。正義感の強さは、草薙からは「青臭い」と言われ、それが原因で事件に巻き込まれることもあるが、そこから事件解決の糸口を掴むこともある。タチコマとリバーシをしていたところ、タチコマがチェックメイトと言い、「ゲームが違うだろ」と怒鳴り返すなど、コミカルなシーンも見られた。笑い男事件では、笑い男のマークの周囲に書かれた文が『ライ麦畑でつかまえて』から引用されたことを突き止め、笑い男の心理と事件の真相にいち早く近づき、全貌を暴くきっかけを作った。その後「ひまわりの会」で村井ワクチン患者リストの模造ファイルを入手するが安岡ゲイルの強襲に遭い、重症を負うが、大事には至らなかった。本作で本庁を辞する際、家族に知らせた再就職先は社団法人新浜警備保障。 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 元刑事という特性を生かし単独での聞き込み調査等を行う。また、個別主義者に対する内偵任務をつまらないと言った新人のアズマを叱り、「10年早い」と発言するなど先輩風を吹かすことがある。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 9課のリーダー就任後、電脳化だけでなく体に義体化を施し、家族にも仕事の内容を打ち明けた。その仕事振りは辣腕のバトーも高く評価する。事件に子供が絡むと感情的になる部分もある。 攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER 前述の精神的な成長以外には大幅な変更はないが、乗用車に偽造した自前の武器庫を確保している。ただし、とっさに弾が装填されていない銃を構えてしまうなど、他作品と同じく実戦はやや苦手のようだ。この作品ではアズマと組んで、事件現場での初動捜査に当たることが多い。家族に関する描写はない。 攻殻機動隊 SAC_2045 9課解散後は民間警備会社に勤務する。草薙らに誘われなかったため少々鬱屈を抱えている。妻とは離婚し、子供の親権は妻が持っている。9課再結成後は日本国内に潜伏するポスト・ヒューマンの一人シマムラタカシを追う。
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各作品の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 18:17 UTC 版)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 .50口径のジェリコ942FSというベビーイーグルの派生銃を使っている。 イノセンス 少女型ガイノイド「ハダリ」の暴走事件をトグサと共に追う。前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』とは髪型が異なっており、伸びた髪を後ろで束ねている。無類の犬好きで、セーフハウスにバセットハウンドのガブリエルを飼っている。また、今作では片腕に散弾銃を内蔵している。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 機械類に対し並々ならぬ愛情を注ぐ傾向があり、搭乗するタチコマも特定の一機に限定している。愛用する銃はFN ブローニング・ハイパワーM7カスタム(9課制式拳銃はセブロM5)。『タチコマな日々』で眼のレンズが取り外し可能となっているらしいというエピソードが紹介されている。筋トレ(義体の性能向上にはつながらない)が趣味で、様々な筋トレグッズを通販で購入している。トグサからの呼び名は「ダンナ」。度々ひょうきんな一面を見せることがある。 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG レンズ状の義眼に関しては、レンジャー隊員特有の装備と説明される。 過去に国連軍の一員として草薙、イシカワと作戦行動を共にしていたことがあり、この時イシカワに「新入りが」と罵られている。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 草薙素子が失踪した後、荒巻からリーダー就任の要請があったが断っており、トグサが9課のリーダーとなって以後、「個人的推論にのっとった捜査方針」による単独での行動が多くなった。その軋轢から「訓練教官の職に専念するか、俺の指示で傀儡廻の捜査に加わるか」とトグサに窘められる場面も。失踪から2年が経っても草薙への想いを断ち切れずにいる。草薙が傀儡廻の正体なのではないかと疑念を抱きながらも、大阪の病院で草薙と出会ったことをトグサに報告しなかったりと、個人的な感情と職務の間で苦悩している。 攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER 「FAT CAT」以外の話に登場。草薙が去った後の実質上のリーダー格。原作のバトーは草薙に特別な好意を抱いていないので、葛藤や性格の変化はない。「MINES OF MIND Part.1」と「LOST PAST」においては電脳空間にて交際中の女性の存在も描かれている。髪型が各話ごとに違っている。 攻殻機動隊 ARISE 今作ではバトーが公安9課に入隊するまでの経緯が書かれる。また、入隊後を描いた攻殻機動隊 新劇場版では今までのシリーズのように素子との深い信頼関係が描かれる。今作では『イノセンス』とは逆で、武器を内蔵した義体に換装した素子を咎めている。
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