出雲国造家
読み方:いずものくにのみやつこけ
別名:出雲氏
古来「出雲国造」(いずものくにのみやつこ)として出雲国を統治してきた家系、一族。現在の島根県東半部にあたる一体を治めた。代々出雲大社の宮司を務めている千家氏の家祖にあたる。
出雲国造家の家祖・祖神は天穂日命(あめのほひのみこと)である。天穂日命は天照大神(あまてらすおおみかみ)の子とされ、出雲大社を創建したと伝えられる。
天穂日命と祖神とする出雲国造家は、出雲国を支配すると共に、出雲大社の最高神職を代々担ってきた。現在でも出雲大社の宮司は出雲国造家直系の千家(せんげ)家が継承している。2000年代に出雲大社の禰宜となった千家尊祐で第84代目となる。
なお、天穂日命と共に天照大神からうまれた天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は天皇家の祖神である。天皇家と出雲国造家とは共に神代より続く家系として語られる機会が多い。
2014年5月27日には、皇室の典子女王殿下と、千家尊祐の子息である千家国麿との間で、ご婚約がご内定になったと宮内庁より発表された。
関連サイト:
典子女王殿下のご婚約内定について - 宮内庁
別名:出雲氏
古来「出雲国造」(いずものくにのみやつこ)として出雲国を統治してきた家系、一族。現在の島根県東半部にあたる一体を治めた。代々出雲大社の宮司を務めている千家氏の家祖にあたる。
出雲国造家の家祖・祖神は天穂日命(あめのほひのみこと)である。天穂日命は天照大神(あまてらすおおみかみ)の子とされ、出雲大社を創建したと伝えられる。
天穂日命と祖神とする出雲国造家は、出雲国を支配すると共に、出雲大社の最高神職を代々担ってきた。現在でも出雲大社の宮司は出雲国造家直系の千家(せんげ)家が継承している。2000年代に出雲大社の禰宜となった千家尊祐で第84代目となる。
なお、天穂日命と共に天照大神からうまれた天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は天皇家の祖神である。天皇家と出雲国造家とは共に神代より続く家系として語られる機会が多い。
2014年5月27日には、皇室の典子女王殿下と、千家尊祐の子息である千家国麿との間で、ご婚約がご内定になったと宮内庁より発表された。
関連サイト:
典子女王殿下のご婚約内定について - 宮内庁
出雲国造
(出雲氏 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 07:57 UTC 版)
出雲国造(いずものくにのみやつこ、いずもこくそう)は、出雲国(現在の島根県東部地方)を支配した国造。
- ^ (神武朝)
- ^ 神武天皇朝改為直姓
- ^ 神武天皇朝定賜素賀国造
- ^ 彦湯支命妻
- ^ 健飯勝命妻
- ^ 成務天皇朝定賜新治国造(『常陸国風土記』)、崇神朝
- ^ 成務天皇朝定賜无邪志国造
- ^ 成務天皇朝定賜相武国造
- ^ 成務天皇朝定賜上海上国造
- ^ 成務天皇朝定賜高国造
- ^ 景行朝供奉針間国賀茂郡山直祖
- ^ 成務天皇朝定賜菊麻国造
- ^ 成務天皇朝定賜大島国造
- ^ 成務天皇朝定賜伯岐国造
- ^ 成務天皇朝定賜伊甚国造
- ^ 成務天皇朝定賜阿波国造
- ^ 崇神朝被誅殺
- ^ 印南別嬢掃床
- ^ 大田田根子妻
- ^ 成務天皇朝定賜二方国造
- ^ 成務天皇朝定賜島津国造
- ^ 景行朝
- ^ 大神君祖大御食持命妻
- ^ 応神朝為海部供奉
- ^ 仁徳朝為大日下部供奉
- ^ 仁徳朝為坂部供奉
- ^ 居大倭国葛城
- ^ 居意宇郡林依負林臣姓
注釈
出典
- ^ 国立公文書館近代デジタルライブラリー「出雲国造伝統略」
- ^ [【出雲 宇多源氏佐々木系譜】]
- ^ 『出雲大社教布教師養成講習会』発行出雲大社教教務本庁 2016年(平成28年)8月10日発行全440頁中38頁
- ^ a b c 出雲大社教教務本庁『出雲大社教布教師養成講習会』(1989年(平成元年)9月、全427頁中38頁)
- ^ 『出雲大社教布教師養成講習会』発行出雲大社教教務本庁2016年(平成28年)8月10日発行全440頁中38頁
- ^ 千家尊福『人事興信録』第4版 (1915年(大正4年)1月)
- ^ 千家尊統 (日本語) - 『現代華族譜要』 (維新史料編纂会編、日本史籍協会、1929年(昭和4年))
- ^ 千家尊統 (日本語) - 『人事興信録』第14版 上
- ^ 千家尊祀氏死去/出雲大社宮司 (日本語) - (四国新聞社、2002年(平成14年)4月18日)
- ^ “典子さま、千家さんと結婚 出雲大社で”. 日本経済新聞. (2014年10月5日) 2014年10月7日閲覧。 (日本語)
- ^ 以下、歴代の名の読みは「歴史」 - (宗教法人 出雲教、2019年(令和元年)11月17日 閲覧)による。
- ^ a b 『出雲大社教規定』(発行出雲大社教教務本庁、1983年(昭和58年)6月9日全33頁中30頁)
- ^ 『出雲大社教布教師養成講習会』発行 (出雲大社教教務本庁、平成元年9月1日全428頁中84頁)
- ^ 『出雲大社』(学生社、昭和43年8月25日発行全261頁中208頁)
- ^ 宝賀寿男 「資料編 出雲氏族の系図(試案)」・『古代氏族の研究⑯ 出雲氏・土師氏 原出雲王国の盛衰』(青垣出版、2020年。)
[続きの解説]
「出雲国造」の続きの解説一覧
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