俳人としての作風・活動とは? わかりやすく解説

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俳人としての作風・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 05:54 UTC 版)

夏井いつき」の記事における「俳人としての作風・活動」の解説

中学校国語教諭時代懇親会幹事任された際に、自作の句を書いた紙を会場テーブルへ置くことによって、出席者座席決めていた。そのこときっかけ購入した歳時記掲載季語感銘受けたことから、作句へ真剣に取り組むようになったという。 俳人としての活動専念してからは、「感じたままを表現する」という自由な句作モットー掲げ一方で季語五七五の定型を守る「有季定型」に則った句作重視している。前述した句会ライブ」の開催や、東京メディアシティ収録するプレバト!!』への出演以外にも、「俳句種まき活動」と称して精力的に活動吟行会、故郷内海愛媛県愛南町)でのイベント「トレッキング・ザ・空海」、松山市毎年開催される俳句甲子園参画しているほか、松山市による「松山市俳句ポスト365」の選者地元紙の愛媛新聞で「集まれ俳句キッズ」というコーナー担当している。 さらに、月刊俳句マガジン「いつき組」を発行携帯電話のiモードサイトで毎日更新される俳句の缶づめ」に携わるなど、活躍の場広げている。2015年平成27年)に歌手マユミーヌ発表したCDブック俳句ソングス 横尾嘉信 編」には、夏井詠んだ句にクリエイティブディレクター横尾メロディー付けた楽曲密会」を収録夏井自身も、作詞者として名を連ねている。また、同年11月19日開館したNIFREL大阪府吹田市水族館)では、「生き物たちの一番面白い特徴特性を知るための謎かけ」として「生きもの五七五」(水槽などで飼育する生物の特徴性格俳句表現した種名版)の監修担当。同館がオープン1周年迎えた2016年平成28年)には、予約抽選制の「句会ライブ」を館内開いたり、俳句選者として月に1回出演している『NHK俳句』(NHK Eテレ)に初代館長小畑洋をゲスト招いたりしている。 「プレバト!!」も参照 自宅のある松山市中心に活動している関係で、東京での仕事(『プレバト!!』の収録など)がある場合には、松山との間を飛行機往復夏井自身は、同番組への出演を「『俳句種まき運動』の一環」とみなしながらも、「(俳句への)注目度急に高まったのは、『プレバト!!以外の何ものでもない。(俳句対する)敷居ハードルを、ブルドーザーでガーッと(一気崩され感じがする)」と語っている。 『プレバト!!』で査定担当する俳句才能査定ランキング」では、おおむね厳し口調俳句添削評価ポイント発表するため、番組内ナレーション番組表紹介文では夏井を「毒舌先生」と称することが多い。夏井によれば、「下手な俳句目の前に出てくると、(推理小説における)シャーロック・ホームズのように、『作者何を言いたくてこの句を詠んだのか』と推理しなくてはならない逆に良い俳句出会うと、(自分の)血がきれいになったような気になる」という。なお、2014年平成26年)には、同企画から派生した書籍として『超辛口先生の赤ペン俳句教室』を朝日出版社から刊行。翌2015年平成27年11月末までの1年間累計発売部数5万部を突破するなど、俳句関連書籍では異例ベストセラーになった。なお、『プレバト!!』では、作者名を伏せた状態で俳句査定査定後のスタジオ収録作者名が明かされると、俳句表現慣れていない作者表現したかったことを確認したうえで、添削通じて確認内容沿った表現提案している。しかし、素人独特のみずみずしい感性手垢のついた古風時代遅れ作風変えてしまうことで俳句発展妨げているとの批判もある[要出典]。その一方で自作俳句披露する際には、あえて自分解説せずに鑑賞者の解釈委ねている。 ちなみに、『プレバト!!』の「俳句才能査定ランキング」では、Kis-My-Ft2メンバー横尾渉千賀健永北山宏光二階堂高嗣宮田俊哉作った兼題作品定期的に査定横尾千賀作品を、とりわけ高く評価している。その縁で、Kis-My-Ft22020年令和2年3月25日発表したアルバムTo-y2』では、通常盤収録された「王国」(横尾千賀によるユニット曲)の作詞手掛けた。さらに、自身執筆による「俳句世界」が、三省堂令和3年2021年)度版中学校3年生向け教科書現代国語3』に教材として採用されている。 毎日放送1983年から毎年12月第1日曜日大阪城ホール開催している「サントリー1万人の第九」では、2016年開催第34回公演で、「1万人の第九特別合唱団」への参加者全員から募集した俳句選定担当選定した句が、公演パンフレット掲載された。新型コロナウイルスへの感染拡大背景インターネット向けのライブ配信コンサートとして無観客開催され2020年第38回公演では、同局制作するプレバト!!』の出演者代表して梅沢富美男と共に奇跡の『第4楽章リモート合唱企画」(ベートーヴェン交響曲第9番第4楽章歌唱動画投稿企画)に参加投稿した動画が、大阪城ホール内に特設された大型スクリーン公演中放映された。

※この「俳人としての作風・活動」の解説は、「夏井いつき」の解説の一部です。
「俳人としての作風・活動」を含む「夏井いつき」の記事については、「夏井いつき」の概要を参照ください。

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