無観客
「無観客」は、スポーツの試合や音楽コンサート等のイベントを開催する際に、観客を入れずにイベントを開催・実施することを指す表現。「無観客試合」「無観客ライブ」のような言い方で用いられることが多い。
野球やサッカーなどのスポーツにおいては、チームや観客の悪行に対する罰則・制裁措置として、大会主催者が無観客試合を命じる場合がある。これは入場料やグッズ販売による売上げを得られなくするという点に懲罰的な意味合いがある。
コンサートや舞台の公演においては、会場に観客を集めることが危険と判断された場合に、公演そのものを中止するのではなく映像コンテンツとして収録し別途配信するために、無観客のまま公演を行う場合がある。
2020年前半には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が懸念される中、「3密の発生」が懸念され「不要不急の外出」にも該当する娯楽イベントが軒並み自粛されたが、いくつかの公演は無観客のまま実施され、その様子がウェブ上で動画コンテンツとして配信された。
スポーツのリーグ戦は新型コロナウイルスの影響により無観客で結構することになった試合を「無観客試合」ではなく「リモートマッチ」と呼ぶ。これは日本トップリーグ連携機構が下した方針に基づくもので、サッカー(Jリーグ)やバレーボール(Vリーグ)等の試合について用いられる。
「無観客」の例文・使い方・用例・文例
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