他球団選手・関係者
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「千葉パイレーツ」の記事における「他球団選手・関係者」の解説
花形見 鶴(はながたみ つる):背番号10、阪神タイガース、内野手(一塁または三塁)、右打ち 一平をライバルと目する阪神のルーキーで、玩具会社花形見トーイの御曹司。千葉県の調子商業高校(銚子商業高校のもじり)出身。高校卒業後、一度は慶応大学への進学が決まったものの、一平との決着をつけたいがために、父と「満20歳になったら引退し家業を継ぐ」という約束を交わして阪神に入団した。その後、約束通り満20歳で引退し花形見トーイの社長となるが、その途端に会社を倒産させてしまい、たった1か月で阪神に復帰した。一平の背番号「16」の由来は日上曰く「年齢に因んだ」単純明快なものだが、名前・外見とも花形満がモデルで、花形同様、阪神の永久欠番「10」を背負っている。声のイメージも花形役の井上真樹夫で読んでと書かれていた。執事らから「鶴ぼっちゃん」と呼ばれると、鶴の格好で池に「ぼっちゃん」と飛び込んでしまうので嫌っている。説明シーンにも大体「つる」と書かれており、からかった相手に迫ると極端な二頭身になる。一平をライバル視するきっかけは、高校時代に完敗したからだが、対戦自体は調子商業高校が勝っており、打てなかったのは花形見だけという事になる。プロに入ってからも、一平とは相性が悪く、打てない理由を、父の鶴輪は「富士という少年に特別な感情を抱いているからだ」と指摘するが、当たらずしも遠からずに描かれている。作中においての評価はいまいちであるらしく、1979年のオールスターゲームには落選しているが、観戦中に、出場したい旨を伝え聞いた球審に化けた犬井がその厚かましさを買い、強引に出場させているが、審判に扮した他のメンバーも試合をぶち壊すなどして、最終的に、両軍の選手を退場させてしまう。1960年8月4日生まれ。 花形見 鶴倫(はながたみ つるりん) 鶴の父親で花形見トーイ社長。パイプを燻らせる一見すると優雅なロマンスグレイだが、実はその髪はアデランス(時にアートネイチャーも使用)である。自分が名前で虐められた過去があり、ストレスで完全禿げ頭のつるりんになってしまい、同じ苦しみを味わわせるために息子に「鶴」という名前をつけた。千葉市民で、柏市民の富士一鉄や松戸市民の粳寅満次を見下すような発言をしたことがある。 馬留丹 星児(ばるたん せいじ):背番号88、広島東洋カープ、投手、右投げ 馬留丹組の跡取りで、太いつりあがった眉毛が特徴。魔球の使い手でもあり、打者の身体スレスレで変化させて、かまいたち現象を起こす魔球を投げる。その真空波はユニホームを切り落とすほどの威力を持つ。親同士は実は仲がいいが(どう見てもヤクザの抗争を「子供のケンカに、親が出るのも何ですからなぁ」と見守っている。「私らの若い頃を思い出しますな」とも言っているので、関東一円を取り仕切る粳寅組と馬留丹組の抗争からすれば子供のケンカなのかも知れない)、本人は満太郎をライバル視しており、高校野球、ヤクザに続いてプロ野球でも満太郎を追っかけて来た。その満太郎と妹の奈々がいい雰囲気なのが気に食わなかったが、連載最終回の妹と満太郎の結婚により、義兄弟となる。名前は言うまでも無くバルタン星人から取ったもの。1978年、1979年のオールスターゲームに出場しており、同じくオールスターゲームに出場した一平が、パイレーツの選手だというだけで他球団のメンバーから変態扱いされた際には「こいつだけは例外なんでえ」とかばっていた。1978年当時25歳。所属球団が広島なのは、セ・リーグであるパイレーツと対戦させる事と、ヤクザが多いとされる土地に関連づけたため。中学時代に、満太郎、猿山と同級生と語られるが、千葉の中学に通っていた理由は不明。たびたび満太郎に手紙を送っているが、誤字脱字だらけの稚拙な文章を書く。 馬留丹 奈々(ばるたん なな) 星児の妹。満太郎に密かに想いを寄せている。満太郎と結婚したら「うるとら なな」=「ウルトラセブン」となり、これ以上ウルトラファミリーを充実させてたまるか、という理由で星児から交際を反対されている。不用意な発言で想いが満太郎にばれてしまった後(満太郎も内心では喜んだ)、お見合いをしたくない満太郎に利用されたりするが、その度に思いの深さで満太郎を感動させ、後に結婚する事になる。垂れ目なのを星児などによくネタにされている。 オクラホマ・オカマーズ 米国オクラホマ州オクラホマシティを本拠地とするマイナーリーグの球団。パイレーツ同様変わった選手が多く、その名どおりのオカマのほか、サイボーグもいる。球団創設以来一度も試合に勝ったことが無い。苦肉の策として最弱球団と言われるパイレーツと試合を行い、自信を付けようとするが、犬井達の変人ぶりを目の当りにして、逆に「自分たちは野球も変人さも極められない中途半端な奴なんだ」と自信を失う。 キミー・ヘンドリックス オクラホマ・オカマーズの主力選手。美青年のオカマ。名前はジミ・ヘンドリックスのもじり。
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