他球団への波及
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「読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題」の記事における「他球団への波及」の解説
しかし3月15日、巨人と同様の公式戦の勝敗にからむチーム内の金銭のやりとりが阪神や西武でも存在していたことが発覚した。なお、阪神・西武ともに今回の問題を受け、現在は禁止されている。一方、中日も巨人のような金銭のやりとりはなかった上で野手の一部選手が守備練習のシートノックにおいてミスした選手が一回のミスにつき数百円ほどの罰金を徴収し、それをまとめたものを愛知県内にある中日新聞グループ運営の児童養護施設に寄付したことがあると発表。翌16日には、ソフトバンクが、さらに翌日の17日には広島・ロッテ・楽天の3球団でも巨人と同様の公式戦の勝敗にからむ金銭のやり取りが発覚した。野球賭博を含めた一連の問題を受け、セ・リーグ6球団は3月17日、パ・リーグ6球団は3月18日に、それぞれ緊急の理事会を開催。ともに開幕の日程を当初の3月25日から変更しないこと、野球賭博などの野球協約違反の根絶と練習における罰金など選手間の金銭授受も禁止すること、またファンに球界浄化へ向けたメッセージを発信することなどを決定した。だが、20日には新たにDeNAでも高校野球を使ったクジ・ミスを犯した選手への罰金などの金銭授受が発覚している。 3月22日にNPBの調査委員会は高木を1年間の失格処分とし、球団に500万円の制裁金を課す処分案を発表した。その後、熊﨑は調査委員会案と同じ処分を正式に下す。これを受けた読売巨人軍は高木に対し即日、事実上の解雇となる「契約解除」を通達した。同日、巨人は今回の件を受けて選手、監督・コーチ、スタッフ、球団職員の全関係者計299人を対象に行った賭博や金銭授受に関する調査の結果を公表。賭けマージャンについては14人が、賭けゴルフについては42人が、それぞれ「経験がある」と答えたことや、解雇された高木を含む選手10数人ほどがいわゆる「闇スロット」に数回手を出したことなどを発表した。 また、同じ22日には阪神から高校野球を対象としたくじ等を含めた3件・東京ヤクルトから去年夏の高校野球決勝で選手10人ほどが参加した賭けの金銭授受や、西武からはチーム関係者1名が巨人時代の笠原・賭博常習者の飲食店経営者と思われる人物と都内で4回ほど賭けマージャンをしたことなど、巨人以外の球団でも不適切な金銭問題が新たに公表された。 2016年4月、巨人の調査にて上記4選手以外に1名が違法カジノへの出入りがあることが確認された。しかし、日本の法律では闇カジノが違法であるにも関わらず、野球協約内では闇カジノで金銭を賭けても違反とされていないため、名前の公表はされなかった。また、3月に再度賭博調査を行ったところ、賭け麻雀は14名が参加、賭けトランプは23名が参加をしており、昨年11月調査時よりも賭博への参加者が増加していた。
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他球団への波及
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「JFK (阪神タイガース)」の記事における「他球団への波及」の解説
JFKの登場後、JFK同様にリリーフ投手陣の頭文字を取ることがメディアで流行した。 千葉ロッテマリーンズ(2005 - 2007年):薮田安彦 (Yabuta)・藤田宗一 (Fujita)・小林雅英 (Kobayashi) の3人で「YFK」。2008年に藤田が巨人へ、薮田と小林がメジャーへ移籍したことで解消したが、2010年は復帰した薮田安彦 (Yabuta)・古谷拓哉 (Furuya)・小林宏 (Kobayashi) の3人がこの呼称を受け継いだ。 オリックス・バファローズ(2005年):菊地原毅 (Kikuchihara)・加藤大輔 (Katoh)・大久保勝信 (Ohkubo) の3人で「KKO」。 横浜ベイスターズ(2006年):木塚敦志 (Kizuka)・川村丈夫 (Kawamura)・加藤武治 (Katoh)・マーク・クルーン (Kroon) の4人で「クアトロK」。 北海道日本ハムファイターズ(2006年):武田久 (Hisashi)・And・マイケル中村 (Michael) の2人で、親会社に引っかけて「HAMの方程式」。またはTakedaのTをとり、岡島秀樹 (Okajima) を加えTOMとも言われた。さらに、岡島ではなく伊藤剛 (Itoh) を加えたTIMというバージョンもあった。 読売ジャイアンツ(2006年):久保裕也 (Kubo)・林昌範 (Hayashi)・豊田清 (Toyoda) の3人で「KHT」。翌2007年は豊田清 (Toyoda)・会田有志 (Aida)・林昌範 (Hayashi)・上原浩治 (Uehara) の4人で「TAHU」(タフ)と呼ばれた。 福岡ソフトバンクホークス(2009年):攝津正 (Settsu)・ブライアン・ファルケンボーグ (Brian)・馬原孝浩 (Mahara) の3人で「SBM」。 ソフトバンクモバイルの略称にちなんでいる。 福岡ソフトバンクホークス(2010年):前年度の3人に甲藤啓介 (Katto) が加わり「KSBM」。また、甲藤の背番号が48であることからAKB48にかけて「SBM48」とも。 中日ドラゴンズ(2010年):高橋聡文・浅尾拓也・岩瀬仁紀、それぞれのイニシャルをとって「TAI」。 オリックス・バファローズ(2010年):同年オリックスの監督に就任した岡田彰布がつくった新方程式。ジョン・レスター(Jon Leicester)平野佳寿(Hirano)岸田護(Kishida)の3人から「JHK」。 オリックス・バファローズ(2012年):中山慎也(Nakayama)平野佳寿(Hirano)岸田護(Kishida)の3人から「NHK」。 読売ジャイアンツ(2012年):スコット・マシソン、山口鉄也、西村健太朗の3人から「スコット鉄太朗」と呼ばれることがある。 埼玉西武ライオンズ(2015年):武隈祥太(Takekuma)、増田達至(Tatsushi)、髙橋朋己(Tomomi)の3人で「TTT」。
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