リリーフ
(リリーフ投手 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/08 09:50 UTC 版)
野球におけるリリーフ（relief）、救援（きゅうえん）または継投（けいとう）とは、先発投手の降板後、他の投手が登板すること。
注釈
- ^ 一例として、2005年の阪神タイガースのリーグ優勝に抑えとして貢献して、2007年には登板試合数90の日本記録を打ち立てた久保田智之は、その翌年以降全盛期の調子が出なくなり、2014年シーズンに33歳の若さで現役引退した。この他、読売ジャイアンツの越智大祐も、度重なる故障の他黄色靭帯骨化症の影響もあり31歳の若さで現役を引退した他、同じく2002年の読売ジャイアンツのリーグ優勝に貢献した條辺剛も、酷使による負傷が祟り24歳の若さで引退した。
- ^ 佐藤や鈴木は同一年度に最優秀防御率と最優秀救援投手（最多セーブ）の二つのタイトルを獲得したこともある。
- ^ a b 英語で「stopper」や「fireman」という表現が使われたのは1990年代頃まで。
- ^ 千葉ロッテマリーンズ時代の小林雅英は、その本拠地である千葉マリンスタジアムが海辺にあるためか「幕張の防波堤」と呼ばれていた[21]。
- ^ 巨人のリリーフ投手・越智大祐は『週刊ベースボール』2009年6月15日号のインタビューにおいて「中継ぎだったら、僕が打たれたとしても、山口鉄也や豊田清さんに助けてもらえる場合があるけど、抑えは最後まで一人で投げきるしかない。（中略）やっぱり全然別物」と語っている。
- ^ 2008年～2015年にかけての8年連続で「50試合以上登板、20ホールド以上」を達成。
- ^ 2012年から5年連続で「50試合以上登板、20ホールド以上」を達成（2016年シーズン終了時点で継続中）。
- ^ 2012年5月6日のボストン・レッドソックス対ボルチモア・オリオールズ戦では、双方がリリーフ全員を使い果たし、ついにオリオールズは学生時代に投手経験があった内野手のクリス・デービス、レッドソックスは外野手のダーネル・マクドナルドを登板させた。野手同士の登板はナショナルリーグで87年ぶりで、両チームの責任投手がともに野手になったのはメジャーリーグ初であった。 試合は延長17回、9-6でオリオールズの勝ち[34]
出典
- ^ “「日本人の投球スタイル」”. NHKスポーツオンライン. 2016年10月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 阪神の「肩１発作り」は中継ぎ陣の負担減と好結果に 日刊スポーツ 2018年4月22日
- ^ “「方程式」への依存が故障者を生む。オリックス流、救援陣マネジメント。”. NumberWeb. 2016年10月25日閲覧。
- ^ リリーフ“3年寿命説”から考える、セ・パ各チームの「シーズン計画」 Number Web 2014年4月24日
- ^ 上原、マー君の“降格報道”に激怒「中継ぎをバカにするなよ」 スポニチアネックス 2013年3月5日
- ^ チームとリリーフ陣の成績はリンクする!? 命運握る「方程式」の完成度 BASEBALL KING 2016年3月8日
- ^ 投手分業は進化だが…昔の投手が故障しなかったワケ - 鳴尾浜通信 日刊スポーツ 2018年1月8日
- ^ 高校球界で加速する『投手分業』 広陵と花咲徳栄の象徴的な決勝戦 BASEBALL KING 2017年8月24日
- ^ 「投手の分業制」各校に浸透 印象に残った「つなぐ野球」 産経ニュース 2018年7月24日
- ^ 春の選抜大会ベスト４の秀岳館、３投手の継投で安定した試合運び 産経WEST 2016年8月12日
- ^ 仙台育英”延べ16人継投”は過去最多…140キロ超え５投手を揃え新時代の優勝劇【甲子園】 中日スポーツ 2022年8月22日
- ^ 仙台育英V、東北勢の悲願達成 小刻みリレーで高校野球に新風 J:COMテレビ番組ガイド 2022年8月25日
- ^ 報徳学園を破る…本塁打ゼロ＆2年生投手のみの継投で頂点Full-Count2024年3月31日
- ^ 両輪2年生、大舞台で強心臓―高校野球・健大高崎時事通信2024年3月31日
- ^ a b c 福島良一「セットアッパーって何?」『週刊ベースボール』第36号 (2010, p.33)
- ^ “野茂のライバルらが米国野球殿堂入り 当選した４選手たちの球歴は!?”. スポーツナビ. 2018年5月7日閲覧。
- ^ “虎日本一のクローザー・中西清起氏に聞く85年投手陣”. ベースボール・マガジン社 (2015年4月27日). 2018年8月3日閲覧。
- ^ “僕らの頃との今のストッパーとの違い”. 週刊ベースボールONLINE. 2014年10月15日閲覧。
- ^ “25年ぶりに新人記録を更新された与田氏が語る、横浜DeNA山崎の凄さ”. THE PAGE. 2016年10月25日閲覧。
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- ^ ロッテ勝利の方程式ＹＦＫ復活！０５年日本一から１０周年記念 スポーツニッポン(2015年5月14日) 2023年5月4日閲覧
- ^ “【野球】クローザーの役割とは？ストッパーとの違いも解説！”. 2023年12月30日閲覧。
- ^ “野球のクローザー(抑え投手)の役割と適正”. セーブの条件とは？ (2023年1月22日). 2023年12月30日閲覧。
- ^ 2012年の中日における山井大介（15S）と岩瀬仁紀（33S）、2005年のソフトバンクにおける三瀬幸司（18S）と馬原孝浩（22S）、2002年の近鉄における岡本晃（18S）と大塚晶文（22S）など。
- ^ “救援投手の記録と、ワンポイントの歴史”. Baseball LAB. 2016年10月25日閲覧。
- ^ “惜別球人2014 第7回 小林正人”. 週刊ベースボールONLINE. 2016年10月25日閲覧。
- ^ “左キラーとして完全復活を”. 週刊ベースボールONLINE. 2016年10月25日閲覧。
- ^ 森福、高梨のワンポイントリリーフ鮮やかだったのに... これが「見られなくなる」ルール改正、本当に必要？ J-CAST、2019年6月7日（2019年7月15日閲覧）。
- ^ “「ワンポイントリリーフ禁止」来季終了後に検討へ”. 読売新聞 (2019年12月18日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ 張本勲氏、ＭＬＢが来季から導入する「ワンポイント起用禁止」を評価…日本は見送りに「早く日本は見習わなきゃ。つまらんのは、すぐマネするクセに」 2019年12月22日 9時12分スポーツ報知（2019年12月30日閲覧）
- ^ 元阪神の遠山昭治氏、ワンポイント廃止の採用に反対「みんな同じではおもしろくない」 現役時代は“松井キラー”の左殺し スポーツ報知、2020年4月20日配信（2022年8月15日閲覧）
- ^ “地味な役割も貴重な存在！ 試合を立て直すロングリリーフ”. ベースボールキング. 2016年10月25日閲覧。
- ^ “先発とリリーフを両方こなす“便利屋”は？”. ベースボールキング. 2017年2月13日閲覧。
- ^ メジャー初！勝ち投手も負け投手も野手 日刊スポーツ2012年5月8日
[続きの解説]
「リリーフ」の続きの解説一覧
- 1 リリーフとは
- 2 リリーフの概要
- 3 リリーフ投手の種類
- 4 参考文献
「リリーフ投手」の例文・使い方・用例・文例
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