ラッキーセブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/16 05:30 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年5月)
|
ラッキーセブン(英: lucky seven、lucky 7)は、九回もある比較的長丁場の野球で七回には新機軸が発生することもあったということから始まった概念で、日本では7や5などの奇数が七元徳など一般に尊ばれることから幸運の意味を持つようにもなったもの。英語圏を中心とする西洋での思想であるという説や旧約聖書の『創世記』においては、ユダヤ教とそれに続くキリスト教で神は7日間で世界を創ったとしており、7日ごとに安息日を取る「週」の概念は古代から存在したという説もあるが、定かではない[1]。
起源
9イニング制で行われる野球において、終盤の7回はラッキーセブンと呼ばれ、試合の潮目として認識されることが一般的になっている。韓国の野球でも、この言葉が使われる(すぐ上のリンク先)。
1885年9月30日のシカゴ・ホワイトストッキングス(現在のシカゴ・カブス)の優勝がかかった試合での7回にホワイトストッキングスのある選手は平凡なフライを打ち上げたが、このフライが強風に吹かれてホームランになった。このホームランによってホワイトストッキングスは優勝を決め、勝利投手はこの出来事を「ラッキーセブンス」(幸運な第7回)と表現した。一説にはこれが「ラッキーセブン」 の有力な起源でもあるという。
特に攻撃側において「ラッキーセブン」という名称が用いられるのは、この回に得点が入り試合が動く可能性が高いと信じられているからである。7回をこのように重要な回として扱う科学的、統計的根拠があるわけではなく、むしろ得点の入りにくいイニングであるという統計もあるが[2]、試合のターニングポイントとなるイニングであるという認識は根強い。理由としては7回は先発投手の球数が100球を越え、球威が序盤ほど残っていないことが多いことや、継投策を採るにしても投手交代のタイミングが難しく、抑え投手が登板する8・9回に比べて実力の落ちるリリーフ投手が登板することが多いことなどが挙げられる。7回は攻撃側にとって最大の、しかし最後のチャンスとなるイニングになりかねないのである。攻撃側に関しては打者が概ね3、4巡目を迎えて先発投手に慣れてきていること、下位打線に代打を惜しげもなく送れること、またそこから上位打線に繋げることから、得点の期待が高まるイニングである。
応援
7回はラッキーセブンであるとされるため、日本のプロ野球においては、7回表・裏の攻撃前にそれぞれのチームの応援歌が球場に流され、ファンが大きく盛り上がる。また、北海道日本ハムファイターズは2009年より「ラッキーイニング」と称して8回裏攻撃前に同種のセレモニーを行っている(ビジター球場では7回に行っている)。
アメリカ・メジャーリーグベースボールにおいては、7回裏の前に「Seventh-inning stretch」と呼ばれるちょっとした休憩時間が挟まり、「Take Me Out to the Ball Game(わたしを野球に連れてって)」をスタジアム全体で歌うことが恒例になっている。
参照項目
脚注
ラッキーセブン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:36 UTC 版)
「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の記事における「ラッキーセブン」の解説
吉福神 声 - 阪口大助 ゲンキにラッキーなことが起きると胸のひかりセブンのペンダントが光り、吉福神が降臨する。宝船を抱えており、船には七福士が乗っている。泥棒風の髭を非常に気にしており、馬鹿にされると激怒して雷を落とす。 七福士 吉福神の船の中に住んでいる七人の神。それぞれが吉福神の選んだラッキーカラーにより一日一回登場する。弁財アキ 声 - 田中真弓 意味不明な歌を歌うが、実は彼女の歌声にはあらゆる人を活性化させる力がある。本作のエンディングテーマも担当している。若い頃は「下町のプリンセス」と呼ばれていた。実は離婚歴があり、早く再婚したいと思っている。ラッキーカラー「パープル」。 福禄キョク 声 - 鈴木琢磨 敵の弱点を指し示したり、どんな球(矢)でも百発百中にさせる。シャイな性格なため影から応援することも。ラッキーカラー「ホワイト」。 寿老ヒャク 声 - 竹本英史 パワーを与えて何かをヒラメかせたり、眠っている力を解放したりする。ラッキーカラー「グリーン」。 大黒テンアン 声 - 竹本英史 堕落した悪魔の心を精神的に攻め立て改心させる。ラッキーカラー「ブルー」。 夷ヒルコ 声 - 鈴木琢磨 もっている釣竿で何かを吊り上げ、皆を良い流れに乗せていく。ラッキーカラー「オレンジ」。 毘沙タモン 声 - 梁田清之→鈴木琢磨 相手を盾でぶんなぐると防御力上昇、槍でつつけば攻撃力が上昇する。ただ、ものすごく痛い。ラッキーカラー「レッド」。 布袋プー 声 - 竹本英史 何をもらえるかはわからないが、工夫すれば何かに使えるアイテムをもらえる。ラッキーカラー「イエロー」。
※この「ラッキーセブン」の解説は、「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の解説の一部です。
「ラッキーセブン」を含む「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の記事については、「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」の概要を参照ください。
- ラッキーセブンのページへのリンク