牧田和久
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/02 13:59 UTC 版)
牧田 和久（まきた かずひさ、1984年11月10日 - ）は、静岡県焼津市出身の元プロ野球選手（投手、右投右打）、野球解説者、コーチ。
注釈
- ^ アンダースロー転向は監督の指示で、本人は「同学年に140キロを投げる投手がいた。うちの高校は毎年、（2番手として）打者の目先を変える技巧派を用意していたので」と考えたが、野球部部長の藪崎雄大は「球の速い子はほかにいたが、野球センスは牧田のほうがあった。下半身もできてきて、下手にしたら伸びしろがある。ブルペンで試しに投げさせると、ソフトボールの投球のようにホップする球筋。高めの直球だけで勝負できるな」と理由を述べている[3]。
- ^ その後遺症で現在でも正座をする際に足が折り曲げられないという[4]。
- ^ 27救援・35.0回。Brooksbaseball.netに基づく（小数点以下四捨五入）[60]
- ^ ストレートに関して言えば、ソフトボールの｢ライズボール（ホップアップ）｣に似る、ストライクから外す高めのボール球に打者は目の錯覚から振ってしまい、結果的に空振りを奪われることが多い[62][63]。
出典
- ^ “ゆうゆうインタビュー 牧田和久”. (2018年4月28日) 2022年5月3日閲覧。
- ^ “西武牧田の愛称は「牧やん」／プロフィル”. 日刊スポーツ. (2011年5月7日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “フォーム、高校で改造・成長 埼玉・牧田和久”. 日本経済新聞. (2012年2月4日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ 雑誌「野球小僧 アンダースロー論」の記事より
- ^ “日本通運・牧田 進化のサブマリン完封発進！”. スポーツニッポン. (2010年8月31日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “中日野本が元同僚牧田をKO”. 日刊スポーツ. (2011年5月21日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ 『2010年 ドラフト会議開催！』（プレスリリース）埼玉西武ライオンズ、2010年10月28日。2021年9月22日閲覧。
- ^ 柴田猛夫 (2010年11月23日). “西武ドラ2牧田が仮契約「開幕1軍目標」”. 日刊スポーツ 2021年9月22日閲覧。
- ^ “惜しいっ！牧田7回1／3を1失点も初勝利逃す”. スポーツニッポン. (2011年4月16日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ 亀山泰宏 (2011年5月7日). “牧田4度目登板で初勝利新人完封一番乗り”. 日刊スポーツ 2021年9月22日閲覧。
- ^ “【西武】牧田初S「足ブルブルした…」”. 日刊スポーツ. (2011年6月26日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “2011年 苦しんだ前半戦、その中でつかんだ若手の成長｜埼玉西武ライオンズ”. 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “日本代表候補選手”. 2013 WORLD BASEBALL CLASSIC. 日本野球機構 (2013年1月30日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “日本代表メンバー”. 2013 WORLD BASEBALL CLASSIC. 日本野球機構 (2013年2月20日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田 逆転呼ぶダイビングキャッチ！選手生命脅かすプレーも必死”. スポーツニッポン. (2013年3月9日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ 高橋かずみ (2013年4月24日). “35年ぶり！西武・牧田、奪三振なしで完封”. サンケイスポーツ. オリジナルの2013年7月10日時点におけるアーカイブ。 2013年4月24日閲覧。
- ^ “西武牧田、人間性で新選手会長に内定”. 日刊スポーツ. (2013年11月14日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田 4日先発へ汗流す、5月は勝ち星なし「必死にやるしかない」”. スポーツニッポン. (2014年6月2日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “2014 SUZUKI 日米野球 選手一覧”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. トップチーム (2014年10月9日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “「吐きそうだった」4投手のお立ち台が実現！終盤登板の牧田＆西野は冷や汗”. サンケイスポーツ. (2014年11月15日). オリジナルの2018年10月4日時点におけるアーカイブ。 2015年2月17日閲覧。
- ^ “出場予定選手”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表試合・大会詳細 (2015年2月16日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 試合結果（第1戦）”. 日本野球機構. 2021年9月22日閲覧。
- ^ “2015年3月27日（金）埼玉西武 vs オリックス 成績詳細（出場選手成績）”. 埼玉西武ライオンズ. 2021年9月22日閲覧。
- ^ 広重竜太郎 (2015年8月1日). “西武8年ぶり10連敗、投手陣テコ入れ高橋光成投入へ”. 日刊スポーツ 2021年9月22日閲覧。
- ^ “2015年8月6日（木）埼玉西武 vs 楽天イーグルス 成績詳細（出場選手成績）”. 埼玉西武ライオンズ. 2021年9月22日閲覧。
- ^ “西武・牧田 4年ぶりセーブ チームは13連敗から2連勝”. スポーツニッポン. (2015年8月7日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田、先発復帰へ…郭俊麟KO 田辺監督「配置転換考えないと」”. スポーツニッポン. (2015年8月21日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。 2021年9月22日閲覧。
- ^ “2015年8月27日（木）埼玉西武 vs 北海道日本ハム 成績詳細（出場選手成績）”. 埼玉西武ライオンズ. 2021年9月22日閲覧。
- ^ 『「WBSC プレミア12」侍ジャパントップチーム最終ロースター28名発表！！』（プレスリリース）侍ジャパン、2015年10月9日。2021年9月22日閲覧。
- ^ 『2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™出場一部メンバー18名を発表』（プレスリリース）侍ジャパン、2016年12月20日。2021年9月22日閲覧。
- ^ 花里雄太 (2017年11月24日). “西武・牧田、メジャー挑戦をファンに報告「内容によっては残留も」”. サンケイスポーツ 2021年9月22日閲覧。
- ^ 『牧田和久投手のポスティングについて』（プレスリリース）埼玉西武ライオンズ、2017年12月11日。2021年9月22日閲覧。
- ^ “西武牧田を30球団に通知 交渉期間1月11日まで”. 日刊スポーツ. (2017年12月12日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “パドレスが牧田獲得を発表 2年契約4・6億円”. 日刊スポーツ. (2018年1月7日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “パ軍入り牧田 背番号は西武時代の“逆” 35→53に”. スポーツニッポン. (2018年1月8日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ a b “牧田「感謝」パドレスへ 西武が譲渡金半額に値下げ”. 日刊スポーツ. (2018年1月8日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “パドレス牧田 吉本とマネジメント契約 斎藤隆氏も所属”. スポーツニッポン. (2018年1月8日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “野手より遅いスローボールで米席巻 牧田が米メディア選出人気ランクで6位”. Full-Count. (2018年4月12日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “「マキタに出くわしてしまった」牧田和久、完璧火消しでメジャー初ホールド”. Full-Count: p. 1. (2018年4月11日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ AJ Cassavell (2018年5月13日). “Hoffman preaches patience for Padres fans” (英語). MLB.com. 2018年5月14日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年9月11日閲覧。
- ^ “牧田和久、1年目「レベルの高さを思い知らされた」”. 日刊スポーツ. (2018年10月1日). オリジナルの2018年10月2日時点におけるアーカイブ。 2018年10月2日閲覧。
- ^ “パドレス牧田が戦力外、今季27試合登板０勝１敗”. 日刊スポーツ. (2018年11月3日). オリジナルの2018年11月3日時点におけるアーカイブ。 2021年9月22日閲覧。
- ^ “パドレスの牧田和久、2019年は2Aで開幕 球団公式サイトがロースター発表”. Full-Count. (2019年4月2日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田がパドレスから戦力外…ネットでは日本復帰を望む声多数「戻っきてくれ」”. 産経デジタル. (2019年6月19日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “好調の牧田和久、不振の加藤豪将、北方悠誠は4登板…日本人マイナー選手のここまでは？”. ベースボールチャンネル: p. 1. (2019年7月22日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田2Aに降格、5番手登板で1回4安打2失点”. 日刊スポーツ. (2019年7月25日). オリジナルの2019年8月2日時点におけるアーカイブ。 2021年9月22日閲覧。
- ^ 『牧田 和久選手 入団基本合意に関して』（プレスリリース）東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年11月26日。2021年9月22日閲覧。
- ^ a b 『牧田和久選手の入団記者会見を行いました』（プレスリリース）東北楽天ゴールデンイーグルス、2019年12月11日。2021年9月22日閲覧。
- ^ “楽天・牧田が結婚発表、お相手はタレント立木シュウ”. スポーツニッポン. (2020年3月1日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “【楽天】牧田和久が加入２年目で初の登録抹消…石井監督「低くキレのある、精度の良い球を今のうちに調整してほしい」”. スポーツ報知. (2021年4月18日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ ““FA送り人”西武・栗山巧が楽天・牧田から2000安打達成 移籍に寄り添った炭谷、岸らの前で金字塔”. 東京スポーツ. (2021年9月5日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “楽天牧田和久「連絡を受けてそうだよなと」下水流昂らと来季契約結ばず”. 日刊スポーツ (2021年10月26日). 2021年10月27日閲覧。
- ^ “元楽天・牧田 台湾・中信兄弟へ移籍間近 監督は林威助氏 １軍コーチに平野恵一氏”. デイリースポーツ (2022年4月19日). 2022年5月3日閲覧。
- ^ “牧田和久、台湾プロ野球の中信兄弟入り発表 日米通算372登板のサブマリンが新天地に”. Full-Count (2022年5月2日). 2022年5月3日閲覧。
- ^ “牧田和久が台湾プロ野球デビュー！ 中信兄弟で初マウンド、1回2安打1失点”. Full-Count. (2022年7月13日) 2022年8月9日閲覧。
- ^ “牧田和久が台湾プロ・中信兄弟を事実上の戦力外 途中加入も外国人枠争いに敗れる”. Full-Count. (2022年9月12日) 2022年9月13日閲覧。
- ^ “サブマリン牧田和久が引退決断 西武・渡辺GM、そして「携わってくださった方々全てに感謝」”. Sponichi Annex. (2022年10月25日) 2022年10月25日閲覧。
- ^ “新入団コーチのお知らせ”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “BrooksBaseball.net Player Card: Kazuhisa Makita”. www.brooksbaseball.net. 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b c 変化球ラーニング シンカー編 牧田和久『週刊ベースボール』2011年26号、ベースボール・マガジン社、雑誌20441-6/20、30-31頁。
- ^ 『野球小僧』2010年10月号、白夜書房、雑誌18801-10、172-98-99頁。
- ^ 『週刊ベースボール』2011年6月20日号、雑誌20443-6/20、30-31p頁。
- ^ 中島, 大輔 (2013年3月5日). “守護神・牧田は、球速130kmでなぜ勝てる 強靱なメンタルと巧妙なテクニック”. 東洋経済オンライン: p. 2 2021年9月22日閲覧。
- ^ 中島, 大輔 (2013年3月5日). “守護神・牧田は、球速130kmでなぜ勝てる 強靱なメンタルと巧妙なテクニック”. 東洋経済オンライン: p. 3 2021年9月22日閲覧。
- ^ 遊び心で打者をもてあそんだ3つの変化球『週刊ベースボール』2012年7月23日号、ベースボール・マガジン社、雑誌20441-7/23、10-11頁。
- ^ ドラフト指名選手の野球人生ドキュメント『野球小僧』2010ドラフト総決算号、白夜書房、雑誌67614-98、176-177頁。
- ^ “現役最高のワザ師は誰だ!?”. 週刊ベースボールONLINE (2013年7月15日). 2021年12月24日閲覧。
- ^ “HOT!!プロ野球：牧田、淡々と調整弁 西武・中継ぎ、どの回からも「仕事」”. 毎日新聞. (2016年4月12日). オリジナルの2019年10月31日時点におけるアーカイブ。 2019年10月31日閲覧。
- ^ “侍・小久保監督「困った時の牧田」大谷不在で切り札的存在に”. スポーツニッポン. (2017年2月4日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “セットアッパー不在に悩む西武 パドレス・牧田の“買い戻し”を切望”. 東京スポーツ. (2018年7月31日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “4勝目の西武・牧田、投球も打撃も変幻自在!?”. サンケイスポーツ. (2013年5月16日). オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブ。 2021年9月22日閲覧。
- ^ “左利きの苦労”. livedoor ニュース. (2013年5月16日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田 あくなき探求心 打撃で“二刀流”「結構ざわついてましたね」”. スポーツニッポン. (2013年5月16日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ “牧田和久が台湾プロ野球デビュー！ 中信兄弟で初マウンド、1回2安打1失点”. full-count. (2022年7月13日) 2022年7月13日閲覧。
[続きの解説]
固有名詞の分類
- 牧田和久のページへのリンク
