他球団のライバルたち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 13:59 UTC 版)
「侍ジャイアンツ」の記事における「他球団のライバルたち」の解説
全て架空の人物である。一部キャラクターは原作またはアニメ版のみの登場。打順やポジションは若干の変動がある。また、連載期間中の史実で他の選手・コーチの番号として使われている背番号を着用している選手が多い。 眉月光(まゆづき ひかる) ヤクルトアトムズ~ヤクルトスワローズ 5番ショート 背番号70 右投げ右打ち 最初に登場するライバル。蛮と同郷の竜王高校野球部で4番キャプテンだった。超高校級の打撃力を持ち、容姿も端麗な「希望のプリンス」。理香と交際しているようなそぶりも見せ、蛮をますます苛立たせる。大企業「眉月電器」の御曹子で、マンション「原山ハイツ」に独居している。個人技だけでなく、洞察力にも富み、チームメイトと協力する作戦でも蛮に挑む。ハイジャンプ魔球を倒したのも彼である。アニメ版では、命がけの特訓を通じて血みどろになりながら、大回転魔球を葬った。幾多の戦いを経て蛮と友情が芽生え、終盤では蛮を励ましに現れる。漫画版最終回の葬儀では泣いていた。 ウルフ・チーフ オークランド・アスレチックス→阪神タイガース 1番セカンド 背番号13 右投げ左打ち アメリカ遠征編から登場。ネイティブアメリカンのアパッチ族の末裔で、アメリカ版サムライとして蛮と比類される。超人的なジャンプ力と凶暴性で、野手をスパイクシューズのスタッドで傷つける「殺人スライディング」の使い手として恐れられる。 親善試合で蛮に倒された後、蛮を追って日本球界入り。阪神に入団し、殺人スライディングで長島殺しを予告するなどして、2シーズンにわたって蛮と戦う。アニメでは、蛮との死闘において、エビ投げハイジャンプ魔球や分身魔球を過酷な自然環境の中で培ったアパッチ族ならではの野生的な勘と運動神経を活かし、これらを破っている。 大砲万作(たいほう まんさく) 中日ドラゴンズ 代打専門 背番号88 左打ち 蛮からクジラと形容される最大のライバル。恰幅のいい巨漢。奥飛騨出身。木こりで鍛えた強靭な肉体で場外ホームランを連発する桁外れの強打者。外角低め以外打てないという弱点を蛮に見破られて二軍落ち。弱点克服後は、たびたび蛮を追い詰める。漫画版最終回における、蛮の最後の対戦相手でもある。 明智学(あけち まなぶ) 広島東洋カープ 2番セカンド 背番号44 安打製造機の異名を持つ 右投げ右打ち 原作のみ登場。ティアドロップ型のメガネをつけた小柄な男。T大学卒。理論と計算ずくのバッティングを行う。張本、衣笠等に魔球攻略法を伝授し、蛮を打ち崩させようとする。自らは、「テコの原理打法」で大回転魔球を初めて外野に運んだ。眉月同様、最終回の葬儀では泣いていた。 不二立彦(ふじ たつひこ) 大洋ホエールズ 5番 守備位置不明 背番号55 左打ち 原作のみ登場。超長身と怪力で、「ジャンボ」の通り名を持つ強打者。いつもニコニコ顔で、さわやかな性格。ジャイアント馬場からプロレス界に誘われ、ジャンボ鶴田やアントン・ヘーシンクとのタッグを組む計画があったが、蛮の剛速球に完敗し野球を続ける決心をする。 極めて重いバットを用いて、大回転魔球を完全に攻略した。 ポポ・エンリコ 阪神タイガース 打順不明 センター 背番号13 左投げ右打ち 原作のみ登場。帰国したウルフの代わりにドジャースが阪神に送り込んだ。不二、明智とともに後半の新ライバル3人の一角だが、ポポだけ特に大きな対決場面はなかった。巨人がV9を達成した年に登場したキャラだが、巨人がV9を達成した試合では登場せず、退団した描写もなくそれ以降も出てこず最終回の葬儀にも登場しなかった。 太刀風兵庫(たちかぜ ひょうご) 阪神タイガース 代打専門 背番号96 左打ち 原作のみ登場。17歳の天才的剣道家で、血風流26代目にあたる。捕手の脚に打球をぶつける打法「介錯人殺し」で、ハラキリ・シュートを封じ込めようとする。 ロジー・ジャックス 【アニメ】 アスレテックス 背番号9 左打ち アニメ版の最後の対戦相手。アスレテックス(大リーグに実在のアスレチックスがモデル)所属の世界最強の打者。アスレチックスの当時の主砲レジー・ジャクソンと外見がよく似ている。蛮が投げた、全ての魔球を合成した魔球を見て、「ミラクルボール!」と叫びながら討ち取られる。
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