京常見学園(こよみがくえん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 09:33 UTC 版)
「Butlers〜千年百年物語〜」の記事における「京常見学園(こよみがくえん)」の解説
緋櫻春人(ひざくら はると) 声 - 豊永利行 副生徒会長を務めるジェイの同級生。人当りがよく、場の雰囲気を盛り上げる役回りをすることが多い。IT企業の御曹司であり何不自由ない生活をしているが、それ故に親の財力を期待して近づいてくる者も多く、心を許せる友はいない。ジェイには他とは違う何かを感じており、積極的に仲良くなろうと努力している。ジェイが天奈のブレスレットを巡り羽早川と争った直後に偶然にもその現場を訪れてしまい、ジェイの怪我の様子を見て心配になり治療するよう説得したが、激高したジェイに「お前には関係のないことだ」と切り捨てられ、一時期は距離を取る場面もあった。しかしジェイと羽早川が執事としてのスキルを競う文化祭の出し物で対決したときには御曹司としてのスキルをいかんなく発揮しジェイの勝利に貢献した。理事長の意向で屋敷が取り壊されるという話を聞いたときには、ジェイが屋敷を大切にしていることから少しでも取り壊しを留まってもらおうとジェイに内緒で屋敷の清掃を自主的に企画した。しかし清掃の最中、ジェイと影山の戦闘で屋敷が崩壊し、崩落に巻き込まれ重傷を負う。以前から左腕に奇妙な痣が現れることがあったため包帯で痣を隠していたが、入院中に見舞いに訪れたジェイから彼の本当の目的を明かされ、その時彼のブレスレットに触れたことをきっかけに血族の末裔としての能力が開花した。 血族の末裔としての固有の力は、電流を用いた攻撃。 白鳥蓮(しらとり れん) 声 - 斎賀みつき 生徒会会計監査を任されている高等部3年生。長い髪が特徴で、美容には気を使っている。汗や泥くさいものが苦手で、文化祭の出し物のために剣道部やラグビー部の部員に詰め寄られたときは耐え切れず逃げ出してしまった。蛍を弟のように可愛がっている。 いつも冷静に物事を見極める性格もあり、血族の末裔の証たる痣が発現したときも血族の話を信じていなかった。しかし彼の能力が誤って発動したことにより自身の胸部を変形させてしまい、恥ずかしさから学園内を逃げ回り、校舎の屋上で一息つこうとしたところ手すりを変形させてしまいあわや落下というところで、未来を視た悠希の話を聞いて追いかけてきたジェイたちに助けられる。この経験を経てようやく血族の話を信じるに至った。 血族の末裔としての固有の力は、自身が触れたものを変形させる能力。 青葉蛍(あおば ほたる) 声 - 永塚拓馬 生徒会書記である高等部1年生。見た目が幼いこともあり、多くの生徒から好かれている。自分が可愛いと知っていて、無邪気に人を利用することも。甘いものが大好きで、キャンディーをいつも持ち歩いている。 音楽教師である三上早月ととても仲が良く、彼女のことを「さつきちゃん」と呼び、敬語を使わないことも多い。一時期蛍と早月が親しげに話しているのを勘ぐった大地と京一により、道ならぬ恋に身を焦がすふたりとして格好のスクープ対象になりかけたが、早月は蛍の姉である。両親が離婚し、別々に引き取られた結果それぞれの苗字を名乗ることとなった。 勉強があまり好きではなく、図書館でテスト勉強をしていたときに通りかかったジェイに「テストのことなんて忘れて遊んでいたい」と自分の気持ちを吐露したが、それがきっかけとなり血族の末裔としての固有の力が誤って発動し持っていたいちごキャンディーに直前の記憶を消す力が宿り、テスト前に彼からキャンディーをもらったクラスメイトがテストの事を揃って忘れてしまうという事件が起きた。 血族の末裔としての固有の力は、物を介して他人に影響を及ぼす能力。作中では相手の記憶を消す力としての効果が見られた。 藤代悠希(ふじしろ ゆうき) 声 - KENN いつも昼寝をしており、昼間はめったに顔を見せないことから「ドラキュラ」と呼ばれる。物語開始時点ではカフェ・ド・ヴェインを寝床として活用していたが、ジェイたちが屋敷を生徒会室として使うようになってからは生徒会室のソファを占拠している。裕福な家庭で育ったため、とてもわがまま。親が学園に多額の寄付をしていることもあり、何かあると父親を持ちだすことも。 蛍の能力が誤って発動したことによる事件の調査で蛍が大地に問い詰められたとき、その場にいた人物に次々に血族の痣が浮かび上がり、悠希も共鳴して覚醒した。発現した能力により蓮に危機が迫っていることを知り、ジェイたちと共に蓮を助けた。その後帰ろうとするジェイと接触し、彼が空に吸い込まれる未来を視て、彼の身を密かに案じている。 血族の末裔としての固有の力は、触れた相手の未来を視る能力。 黒澤大地(くろさわ だいち) 声 - 山下誠一郎 高等部2年生。新聞部部長でミステリーが好き。学生でありながら探偵を自称し、自分のことを「ホームズ」と呼んでいる。学園内で起きる様々な事件を追っている。 学園内の様々な事件が「空のプラズマ事件」と呼んでいる現象に関連があることを突き止め、御国に直接話を聞く為温室の影山を訪ね居場所を聞こうとする最中彼に触れたことをきっかけに血族の末裔としての固有の力が目覚め、「屋敷でジェイと争っていた人物は影山である」ことを知った。その直後影山の攻撃を受け、地面に叩きつけられた衝撃で一時的に記憶を失うも、京一の力により記憶を取り戻した。 血族の末裔としての固有の力は、触れた相手の記憶を視る能力。 茶野京一(さの きょういち) 声 - 小林千晃 高等部2年生。新聞部部員で「ホームズ」たる大地の親友。通称「ワトソン」。写真を撮るのが好き。 事件を解明すること以外に興味が無く、傍若無人な態度を取りがちな大地を陰で支えている常識人。大地と共に「空のプラズマ事件」関連の事象を追って影山に接触した際彼に襲撃され、大地を守ろうとしたときに春人たちに助けられる。目を覚ました大地が記憶を失っていることに動揺し彼に触れたところ能力が覚醒して彼の記憶を取り戻させた。 血族の末裔としての固有の力は、触れた相手が忘れている記憶を呼び起こす能力。 影山輝(かげやま ひかり) 声 - 河本啓佑 高等部3年生。ミステリアスな雰囲気がある。肩まで届く程度の長髪で、人と関わることが得意ではなく、いつもフードを被り人目を避けている。花と触れ合うことが好きで、学園の温室で花達と会話しながら手入れする様子が見られる。 亡くなった両親に会うため、御国に協力している。羽早川が隠していた天奈のペンダントを盗んだジェイを襲撃してペンダントを奪おうとしたが、返り討ちに遭う。御国の素性を探ろうとした大地と京一を亡き者にしようとした。 血族の末裔としての固有の力は、茨を使った攻撃。自らを茨で包み別の場所に転移することもできる。 御国鷹司(みくに たかし) 声 - 杉山紀彰、和久井優(幼少期) 京常見学園の学園長を務めている。よく学園長室で考え事をしながら飼っている黒猫を撫でている様子が見られる。 何らかの目的のために時空のゆがみを利用しようとしている。
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ジェイたちが通う高校。各学年の校章を全て合わせると、100年前の京常見町の古地図の形になる。
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