主要なパーソナリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:28 UTC 版)
「ダブルクロス」の記事における「主要なパーソナリティ」の解説
全てNPCである。 “リヴァイアサン”霧谷雄吾 シンドローム:ノイマン UGN日本支部長(第3代)。穏やかで冷静な物腰と、人並み外れた意志力や判断力を兼ね備える。 UGN日本支部の前身「護人会」創設者にして初代日本支部長であった空手家・轟木源十郎の秘書から、査察部長(『DX1』時代)を経て現職に就く。 かつてプロジェクト・アダムカドモンにUGN側の責任者として携わっていた。霧谷は計画失敗に備え、全責任を自分に集中させ、UGNに影響を及ぼさないようにしていたが、研究破綻の結果、自身が左遷されたばかりか轟木を支部長辞任に追い込んでしまった。この苦い経験が彼の糧となっている。 『ダブルクロス・リプレイ・オリジン』のNPC・柏木伊織は実妹。 “聖なる瞑想者”藤崎弦一 シンドローム:オルクス/ソラリス UGN本部エージェント。霧谷とは共に秘書として轟木に師事して以来の友人。厳格な性格で徹底した現実主義者。常にミラーシェードで素顔を隠している。 プロジェクト・アダムカドモン破綻で引責辞任した轟木の後任を務めていた岩倉成美(『ユニバーサル・ガーディアン』参照。護人会時代からの轟木の同志だった女性武道家)の急逝後、霧谷と共に次期支部長候補となり、霧谷の理想主義を懸念する一部幹部から推されていたが、「理想なきUGNは滅ぶ」として霧谷の就任を後押しすべく自ら本部異動を願い出た過去がある。 “反逆の聖人(イスカリオテ)”アルフレッド・J・コードウェル シンドローム:不明 UGN創設者。護人会にUGN合流を呼びかけた人物でもあるが、UGN創設の5年後に発生したニュージーランドでの研究施設爆発事故で死亡したと思われていた。しかし面影島事件と前後して突如全世界の電波メディアをジャックし、FH幹部エージェントとしてUGNの破壊を宣言した。UGNを裏切った真意は不明だが、事故直前まで行なっていた実験には不審な点が多い。 何人もの強力なオーヴァードを腹心として抱えており、自身もまた強力なオーヴァードである。彼とその部下たちはすでに幾つものUGN支部を壊滅させており、その脅威は現在進行形でUGNを揺るがしている。 ヨシュア・ランカスター シンドローム:バロール/ノイマン UGN中枢評議会議長。多国籍企業集団「ランカスター・グループ」を率いる国際的事業家でもある。コードウェル博士に協力してUGN設立に加わり、コードウェル博士の失踪後中枢評議会が設立されるとその長となった。 元々は温和な性格で、企業間、時には国家間の紛争の仲裁でも活躍していた。しかしコードウェル博士が姿を消した事故で長男を失って以降、次第に力をよしとする方向に傾斜していった。ただし、穏健派と強硬派の対立には中立の立場を取っている。 テレーズ・ブルム シンドローム:なし(非オーヴァード) UGN中枢評議会評議員。非オーヴァードでありながらわずか15歳ながらUGN中枢評議会メンバーに名を連ねている。「サジェス」というオスのコノハズクを常に肩に止まらせている。 強硬派と穏健派に分かれている中枢評議会では穏健派の旗頭的存在であり、年令からは想像できない卓越した政治力でUGN上層部のパワーバランスを維持している。 元々は『ダブルクロス・リプレイ・アライブ』シリーズでPCの一人シナリオロイスとして初登場し、以降、数多くのリプレイに登場した。『ダブルクロス・リプレイ・ナイツ』では対「遺産」特殊部隊「ナイトフォール」の司令官を務める。 “ディアボロス”春日恭二 シンドローム:キュマイラ/エグザイル(〜『DX2』)→キュマイラ/エグザイル/ブラム=ストーカー(『DX3』) FHエージェントとして名を馳せる春日一族の一人であり、FHの幹部候補とまで言われたエリート。敗北を重ね続けた結果左遷されるも、UGN壊滅を目論む。「ブリード」の項にて触れた「後天的にトライブリードに変化した」オーヴァードの一人でもある。 テレーズ同様多数のリプレイやステージにNPCとして登場し、何度敗れても再登場するその姿から、多くのファンに愛されている。ステージ「アキハバラ」では、FH支部が偽装した家電量販店の店員として登場。ステージ「エンドライン」及び『ダブルクロス・リプレイ・ストライク』では意外な姿を見せた。 リプレイ『春日恭二の事件簿』では菊池たけしをプレイヤーに迎え、PC1として彼の日常や秘密が語られた。 “プランナー”都築京香 シンドローム:ノイマン 世界最古のレネゲイドビーイング。レネゲイドビーイング集団「ゼノス」(来訪者の意味、なお、レネゲイドビーイング以外も所属している)の指導者。元リエゾンロードの一人で、FH日本支部長でもあった。面影島事件以前は妙齢の女性だったが、事件後、しばらくの失踪ののち幼い少女の姿で表舞台に再登場し、FHからの離脱とゼノスの立ち上げを宣言した。 ゼノスメンバーを駆使して様々な「プラン」を実行しているが、UGNやFH、その他の組織に対して敵対することもあれば協力することもある。一説ではレネゲイドの進化の行く先を暴き出すために様々なことをしていると言われている。ウロボロスシンドロームを「レネゲイドそのものへの脅威」とみなしており、発症者を排除している。 様々なステージ(後述)に彼女を思わせる人物(コードネームや名前が似ている、名前やオーヴァード関連の情報以外のプロフィールが一致する)が公式NPCとして設定されているが、そのうち「陽炎の戦場」のフランソワーズ・ルベーグは『DX3』で明確に「都築京香の同位体である」と設定されている。
※この「主要なパーソナリティ」の解説は、「ダブルクロス」の解説の一部です。
「主要なパーソナリティ」を含む「ダブルクロス」の記事については、「ダブルクロス」の概要を参照ください。
- 主要なパーソナリティのページへのリンク